もやしかれー…

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嘘、っぽい
もやしとカレーの
組み合わせ


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四月一日、エイプリルフール。
四月一日と書いて「ワタヌキ」と読む、君尋クンの誕生日。


御坊茶魔パタリロ・ド・マリネール8世、18代おしりかじり虫。
意外と由緒正しい血統を秘める、行動は下劣なれど立場的にはハイソな人々の誕生日。


キン肉スグル兄弟、桜木花道ボボボーボ・ボーボボ
破天荒ながらも一本筋の通った、ダメを承知で躍起に活躍するヒーロー気質の誕生日。
(主役以外だと、岩鬼正美、ウソップ、なんてのも含めて。)


ああ、それと、木之本桜
国民的魔法少女の金字塔にして、先駆者。
実態は「式神使い」や「サマナー」の類。
(名目上はカードマスター……ぃゃ、キャプターだけど、つまり「スタンド依存型の護符使い」。)
……って、上記の連中と並べて書くと、ものすごい違和感ですね。(笑)


四月一日、エイプリルフール。
……、っても。
ボクは、ウソを吐くのは苦手なので、そうそう大それたウソは吐きません。


はい。ボクの四月一日は、コレで終了。(ぉぃ。 / 笑)


……と、早々に話を終わらせるのも、アレなので。
……本当なのか冗談なのかウソなのか、真偽が微妙に分からない話を一つ。


無論、嘘と判断して無視して頂いても、一向に、無問題です。
もちろん、真実と判断されても、詐称や欺瞞には問われないレベルの与太話。


真実です、とも。
冗談です、とも。
虚偽です、とも。
何とも言いません。
……、が。
四月を問わずバカである、と云う点に関しては、弁明の余地は無い話。(笑)


本題。
『ダンシャリ』、……って、ご存知ですか?
赤毛のアンの主人公ですね。……それは、アン・シャーリーですね。
岸和田名物の、引き神輿ですね。……それは、ダンジリですね。


「断舎利」。
生活から舎利(白米)を断絶する、新手のダイエットの方法。
……かと思ってたら、まったく違うかった、でした。(ぇ?)


「断捨離」。
断つ、捨てる、離れる。
積極的に不要品を処理する、生活の知恵の一貫。


……なのですが、今回は「断捨離」では無く「断舎利」の話。
キッカケは、慢性の便秘が続いて、米を食べたくない、ある日の午後でした。
何か、米に変わる食材で「米を食った気になりたい」、……と。
大抵、そう云う場合には、絹ごしの安い豆腐を代用するのですが。
(いわゆる「三角食べ」で、いつもは米を食べるタイミングで、豆腐の無味の冷奴を食う。)


<もやしカレー>


材料。
・もやし。(1袋。スーパーに売ってる、普通のもやし。)
レトルトカレー。(1袋。選択が面倒なので、今回はボンカレー中辛を使用。)
※ : たぶん、どれを使っても同じだと思うので、アナタの好みで選んで下さい。


レシピ。


1 :
小鍋、a ……「もやし」を茹でる。
小鍋、b ……湯を張り、沸かし、レトルトカレーを温める。


2 :
小鍋、a ……茹でた「もやし」を水切りして、ざっくり四等分する。
小鍋、b ……指定時間を超過しても、熱湯の中で放置。
(湯から引き揚げて、開封せずに放置しても良い。微妙に冷めたのが好きな猫舌のヒトの場合。)


3 :
ザク切りにした「もやし」を丼に盛り、カレーを掛ける。


「はい、できましたー♪」


<メリット>
・とにかく早い、何より安い。
・食感が斬新で、楽しい。
※ : ザク切りした「もやし」をゴマ油で炒めると、香ばしさと歯応えが立って、更に楽しい。
・炭水化物を絶つ、……と云う方面で、ヘルシー。


<デメリット>
決して、美味しくは無い。
※ : 茹で「もやし」の場合、余剰水分とレトルトカレーが喧嘩して、味が薄くなる。
※ : 炒め「もやし」の場合、ゴマ油レトルトカレーが意気投合して、妙な重みが舌に残る。
・栄養医学的に、本質的に、疑問。
(所詮、レトルトカレーを使ってる時点で、総合医学的には不健康。)
(「もやし」単独の栄養価では、全体的に考えれば、歪な栄養の偏りは必至。)
(……ただし、白米などの栄養過多を予防できるので、そっちの意味では健康的。)
・食べ終わった後「何をやってんだ、俺……」と、妙な空しさが残る。


ともあれ。
レトルト牛丼の具、とかでも、面白い味になるのかな、とか。
チーズや玉子を追加すると、栄養学的なアンバランスが解消されるかな、とか。
桜海老、ちりめんじゃこ、などでカルシウムを補強するのもアリかしら。)


頻繁に、何度も食べたいと思うモノでも無いにせよ。
色々と試してみる一興に長けた、面白い、貧乏飯だなぁ、……と。
何より、米を断つ効果に加えて、便秘解消に意外と効果を発揮してくれたので。
今後も、何かしら、続けてみたいなーと一考の余地もアリ。
時間とカネの工面が付けば、まともなカレーでも試してみたいなァ、なんて。


今回のメニューは「時間とカネの節約」を、ヨコ軸に据えたですけれど。
(上記に繰り返している通り、タテ軸は「炭水化物(白米)の過多状態の回避」。)
料理ってのは、つくづく、奥が深い文化だなぁ、と。