ちーずかれー…
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(レトルト)カレールゥ
(スライス)チーズを乗せて
(お手軽)チーズカレー♪
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粉末の『わかめスープ』……、って、ありますよね。
即席の味噌汁とか、インスタントのコーンポタージュ、みたいな。
料理上級者なら、松茸風お吸い物、と、説明しても納得して頂けるカテゴリ。(笑)
あの手の「お湯を入れるだけの、簡易汁物」、ってのは。
それだけで食べると、どうにも味気が無い、……と、云うか。
貧乏舌で粗食に慣れているヒト以外には、ちょっと食に耐えられない、粗野煩雑な大味です。
……、が。
……意外と、使い勝手が良いと云うか、便利と云うか。
……アレンジ次第で、結構、通を唸らせるアイデア料理に「新化(進化)」しまス。
「へぇ。こんな美味しい料理があったのか」では無く。
「へぇ。あの貧乏食材で、一端の家庭料理の味を普通に出せるのか」、と。
<なんちゃってレシピ、溶き玉子の中華風スープ>
1.スープ椀とは別の器を用意して、卵を溶いておく。
2.スープ椀に「粉末わかめスープ」を入れて、湯を注ぐ。
※ : 必ず、沸騰直後の、95度の熱湯を使用するコト。
3.溶いた卵を糸状に流し入れて、やんわり掻き混ぜる。
※ : 目安は1分間。箸の速度が早過ぎると固まるので、やんわりと。
4 : 小さじ一杯のゴマ油、と、白ゴマ(一つまみ)、を、入れる。
※ : このプロセスによって「即席スープの安物感」が「手作り感」に変化する。
「はい、できましたー♪」
<なんちゃってレシピ、(風邪や二日酔いの胃袋に優しい)薄味クッパ。>
1 : 上記、溶き玉子の中華風スープに、茶碗一杯ぐらいの白飯を投入。
※ : 味が薄いなら、塩、胡椒、で、調整。
※ : 胃袋とサイフに元気があるなら、キムチを乗せても良い。
「はい、できましたー♪……って、あれ???」
……と、云うか、極論。
『わかめスープ』と白飯だけで、それなりの即席クッパは、出来ます。
風邪で元気が無い時、給料日前でサイフに元気が無い時。
一日ぐらいなら耐えられる、非常食です。
貧乏舌なら、三日、同じメニューでも凌げます。
(四日以上も続けると、健康状態に悪い意味で関わる。)
そんな、こんな。
1月21日、料理番組の日。
1月22日、カレーライスの日。
その辺のコトを考えつつ。
そう云えば、放送中に、一言も言及しなかったけれど。
『中二病でも以下略』が放送されていた、前クール。
『花のズボラ飯』とか『孤独のグルメ』とかの実写ドラマ、やってたなー、とか。
以前にも『深夜食堂』の実写ドラマ、あったなぁ、とか。
料理、ってのは、意外と、応用と云うか、外し技が利くんですよ?
レトルトのカレーにしたって、さ。
カマボコ、竹輪、薄ハム、ベーコン、魚肉ソーセージ、などなど。
冷蔵庫に転がっている、使い勝手の悪い、粗肉加工品を加えるだけで、さ。
歯応えと舌触りが、レトルトの一線を半歩ぐらい超えるのです。
……その半歩、意外と、大きいですよ?
『花のズボラ飯』とか、ズボラではあるけれど、決して、手抜きでは無いよね。
むしろ。
不要なプロセスを効率的に割愛する試行錯誤、普通の料理よりも頭が忙しい。(笑)
アレは、ズボラなヒトでは無く、小回りが利くマメなヒトのための料理コンテンツです。(違っ…)