マスコット概論・序(全3回、その1)
ところで。
「ゆるキャラ」と「萌えキャラ」と云うジャンルを語るに際して。
『キャラクター』と云う単語は、ものすごーく、尊重されている一方で。
……ほぼ。ほぼほぼ。
……一言も、言及されない概念の『ある単語』が存在します。
今日は、その話。
※ ※ 【 1 : 「ゆるキャラ」と「萌えキャラ」の違い。】 ※ ※
2016年11月、学研主催(月刊『アニメージュ』特別企画)として開催された、アレ。
『萌えキャラグランプリ 2016 』
……まぁ、仔細に関しては「各自でググって。」と云う大騒動だったのですが。
あの騒動に参加した方、もし読者の方にいらっしゃれば、改めて、思い出して欲しい。
・ふぁっ熊。
・マウスマン。
・シャケ武士。
……などなど。
いや。賛否を問いたいワケじゃない。
最近「萌えキャラ」って概念が、バーリトゥード(ノールール)だよね、って話。
ボクは、良いと思いますけれど。
だって、さ。
『鉄道萌え』だの『工場萌え』だの、何に対しても「萌え」「萌え」言われてるじょん。(笑)
……と、云うワケで。
……前説。
自今「萌え = 美少女(なるだけ二次元)」なんて不文律は、すっかり瓦解した。
それを踏まえて。
「ゆるキャラ」と「萌えキャラ」の違い。
文脈によって、いちいち定義が変わるので、考えてられません。(丸投げ。)
なので。
その文脈、その文脈、それぞれの文脈ごとに於いて、個々別々に。
ソースの筆者が考える『萌え、の、個人的定義。』を、いちいち読み解く必要があります。
改めて、もう一度。
「萌え = 美少女(なるだけ二次元)」なんて不文律は、すっかり瓦解した。
※ ※ 【 2 : 「ゆる+萌え」の、ハイブリッド。】 ※ ※
【 1 : 】の話は、忘れて下さい。
いきなり「北乃カムイ」の話。
……どこに向かうんだ、今回のブログ。(笑)
むずかしい話は、しません。
北海道の地域振興が…(うんぬん)…とか語りません。今回は。
……今回の主役は、むしろ「もにょもにょカムイ」の方。
……誰やねん。
……ググれ。(笑)
まぁ、つまり、そう云うコトです。
単純。
「ゆるキャラ+美少女キャラ = 1 人」って事例もあるよ、ってだけの話。
……ゆるキャラ、と、美少女キャラ、の、前と後ろに意味なんぞ無いです。
……アスラン×キラなのか、キラ×アスランなのか、みたいな話では無いですから。
……「ゆるキャラ = 美少女キャラ = 1 人」って言い換えても良いです。
※ ※ 【 3 : 「ゆるキャラ」を兼任する「美少女キャラ」の役割。】 ※ ※
いつぞ、当ブログでも話題にした、天照大御神。
時代を超えて、今も、色々なメディアにオマージュ、インスパイア、パロディ化され。
様々なアマテラスが存在するワケですが。
……その中の一人。
……美少女ゲーム『めがみめぐり』のアマテラスの話。
ええ、モノがモノなので、原作からの引用は無理なので。
『めがみめぐり』で、ググれ。(丸投げ。)
補足しておくと、本体は「人間のカタチをした、二次元美少女キャラ」です。
「萌えキャラ」です、が。
「ゆるキャラ」と化して、ゲームのナビゲート役も兼任しています。
何故?
美少女ゲーム、なのに?
「美少女キャラ」では無く「ゆるキャラ」として、デザインの主軸を据えるの?
そう。
コレこそが、今日の本旨。
キャラクター考察に於いて、なぜか一言も言及されない概念の『ある単語』。
マスコット。
※ ※ 【 4 : 『マスコット』とは…?】 ※ ※
……はい、そこ。
……改めて、挑発的文脈で、論旨を煽動されたからと言って。
……反論のために「マスコット概念の反例。」を探さない。(笑)
肝心なのは、コレを読む前段階での、読者の方の思考です。
『マスコット概論・序』と云う今日の見出しを読む前の、昨日までの、あなたの思考です。
……昨日も、一昨日も、一週間ほど前も『キャラクター』のコト考えてましたか?
……その、折々。
……『マスコット』と云う論旨や文脈を、意識しましたか?
……マスコット、って単語を『キャラクター』を語る文壇上で使いましたか?
と、言うワケで。
今回のお話し、は、此処まで。
まとめ。
マスコット、って単語を思い出そう。
<次回『マスコット概論・破』に続きます。>