ゆめゆめ。
タイムスタンプは「3月8日」ですが。
記載日は、3月9日。
サクの日。
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!!」
……サク?(笑)
ミクの日。
以下「初音ミク」として記載されている部分、は。
いわゆる「ボーカロイド、ボイスロイド」を全般的に内包します。
そこまで、大きい話をするつもりも無いですケド。
『初音ミク、ただ一人。』だけの話では無いよ、……と。
※ ※ 【 「好きな音楽は何ですか?」 】 ※ ※
好きな音楽は、何ですか?
好きな食べ物は、何ですか?
君の好きな人は、誰ですか?
べつに、それがボクじゃなくていいけど…
<『インタビュア』 / クワガタP>
……「サク」っちゃー、マグロですね。
……いや、マグロだけじゃ無いんですケド。
……つーか、冒頭の『サク』はガンダムのMSの一つなんですケド。(笑)
えーと。
遠回しに聞いても仕方が無いので、ド直球に聞きます。
「初音ミク」の好きな楽曲、一つだけ、絞るとしたら。
あなたは、どの曲を「一つだけ。」選びますか?
※ ※ 【「アイとは何かと問われれば…」】 ※ ※
アイとは何かと問われれば
それはワタシ( I )と答えようぞ
ひび割れしにくいだけなので
ダイヤなど要らないのです
<『1925』 / とみー(ショコラビット)>
ミクの日、になると、毎年。
たくさんの『ミクのイラスト。』が、世に溢れ。
ミクさん、愛されてるなぁ、……とは思いつつ。
でも、
いつも思うのは。
「……なんで、この人『ミク曲』について何一つ語らないのかしら?
……そんな絵描き、意外と多いな、ってコト。
だから、聞きたい。
その人にとっての、それぞれの、一人一人の。
「私が選ぶ、たった一曲の『ミク曲』(ボカロ曲)は、コレ。」っての。
※ ※ 【 「祟らぬ神でも…」 】 ※ ※
祟らぬ神でも
触れない方が無難だ
オネガイするんだ
全身全霊、祈るんだ
<『妄想スケッチ』 / 40m(メートル)P>
ええ。
上記の論旨で、世に問おうものなら。
「何?私に『ミクさんの事、それほど愛してないよね。』って言いたいの?」
……みたいな誤解をされるだろうと思います。
申し訳ない。
聞きたいのは、言いたいのは、そんな観念論じゃない。
ただ一曲、あなたにとっての『私の、ミク歌。』を聞きたいだけなんです。
曲名一つ、挙げて下さるだけで良い。
……それが、上手く伝わらない、つーか。
……それが、上手く伝わって来ない、つーか。
「歌姫、としての、初音ミク。」は、今、どこに居るんだろう。
……そんな疑問を感じるのです。時々。
……もちろん、今も、たくさんのボカロ曲が世に世に新誕しています。
……けれど。
……誰の耳に届いてるのかな、って。
……誰かの耳に、届いているのかな、……って。
それが分からなくなります。
イラストばかりが大量に溢れ、歌声が聞こえて来ない状況の中に居ると。
耳を澄ませば。
探せば。
まだまだ、たくさん、あるんですケドね。
耳を澄まして「今の、初音ミクの、歌声。」を聴いてる人、って、どれくらい居るのだろう。
なぜ。
初音ミクの歌声について語る人が、どんどん少なくなっててるのだろう。
※ ※ 【 「もしも完璧になったら…」 】 ※ ※
もしも完璧になったら
レッスンはそこで終わりだよね?
上手になりたいけど、このままが良い
何だか変な気持ち…
<『私だけの時間』 / くちばしP>
あるいは。
文化として、もはや、初音ミクのコンテンツは「完璧」なのかも知れないですね。
否。
そもそも、文化には永遠に「完璧」なんてモノは無い。
つまり。
初音ミクは、永遠に成長を続ける、未完璧な存在なので。
終わることは無い、ずっと「このまま」が続くのですけれど。(どーん!!)
観念論は、それとして、実際論。
今のミクさんが何をやっても、もう、世間は注目しなくなったよね。
……みたいな感覚は、感じます。個人的に。
そりゃ、盛り上がることは盛り上がりますよ。
イベントやっちゃー大盛況ですよ!
紅白歌合戦にだって出場しましたよ!
もはや、日本で伝説の歌姫の金字塔の一人ですよ。
宇多田ヒカル女史に匹敵する、あるいは、超える、ぐらい豪語しても良い。
けどね、逆です。
どんなに伝説の歌姫であれ、その歌声が響かなくなる日が来るワケで。
名前のバリューを神愛する人々の心には、もちろん、届きますよ。
でもね。
何も知らない人が聴いて「…おっ?」って思う、それこそが『初音ミク』だった。
……そんな気がするんですよ。ボクは。
なんて言うのかな。
ニーズ(需要)の飽和状態?
初音ミクを必要とする人々すべてに、初音ミクは行き届いたのかな、……って。
ちなみに。
ボクが、ただ一曲、初音ミク(ボカロ曲)を挙げるとしたら。
『炉心融解』 / 作詞 : kuma(alfred) 作曲・編曲 : iroha
……もし、あなたが、他の誰かと、こんな感じの話をした時に。
……目の前の相手が「初音ミク」の曲を、何一つ、知らないとして。
……それでも「曲は知らないけど、ミクさん好きなんです!」と熱弁されたとしたら。
あなたは、その人に、どの一曲をオススメしますか?
最終的に、その人に届くか届かないか、じゃなくて。
「これ!これ聴けば、ミクさんの虜になるから!」的に、オススメしたい曲。
とか。
もちろん「興味が無い人を、強引に引き込む文化じゃないからねー。」ですけどね。
ええ、そう云うモノです。
好きな人が、好きな時に、好きな曲を、じっくり、がっつり、聞き込んで。
それも、また、初音ミクへの愛のカタチであり。
愛のカタチは、一億人いれば、一億人のカタチ、それぞれが違うワケで。
あなたの、愛のカタチ。
アイとは何ぞ?と、問われれば。
……あなたは、何と答えますか?