DOORs.

ポンサミ案件です。



今日の「萌えキャラ」の定義は、一般的な広義です。
読者の方が想像した『萌えキャラ』のそれに、近くなると思います。
そして、一人一人で、認識が大きくズレるかも知れませんが。
「だいたい、わかる。」程度の認識で良いです。(笑)


さて。
萌えに限らず、キャラクターコンテンツに限らず。
あらゆる分野に於いて『止まり。』が発生する時期が、あります。


・ユーザー、ファン、その辺の数字が伸びない。
・どんなに「金」を回しても「物」を流しても、プラスにもマイナスにも転じない。
(厳密には、じわじわと、維持費コストで、マイナスになっていく。)
・話題が無い。

まぁ、日常的な会話は続いているので動いている気になっているけれど。
進展、成長、そう云った実感が無くて、焦る。
運営者も。ファンも。
……そう云う谷間があるんです、あらゆるジャンルで。



※ ※【道を阻む「壁」】※ ※



……道を閉ざすものは、何か。


・三年目の鬼門。
・同期のシンパシー。
・一部の常連ファンによる「自治・統率・固執」。
・心の栄養失調。(心の「ミネラル・カルシウム」の不足)


……っても。
ガチで、ビジネス的に失敗していて金銭的に火の車、って所もあるんですケド。(笑)
……ビジネスで頓挫している運営者は、ビジネス・フィナンシャルの専門家と相談して下さい。
……素人が、ブログで野良考察できる話では無い。


※ ※ < 三年目の鬼門 > ※ ※ 


言葉を変えると「三年目の浮気」です。(笑)


単純。
人の興味や関心は、1,000日を目安に自然消滅します。


傾斜的に、右肩下がり。
「へ」の字型の、折れ線グラフ。
右の方が、若干、長い。 = 下り坂の方が長い。


もちろん、1,000日を超えて続く人も、居ますよ。たくさん。
新しくファン層に加わる人だって、入れ替わり、立ち代わり、来ますよ。
ただ、ね。
それが回ってる所は『止まり。』を感じないし、止まってないんです。


Q : どうすれば、この壁を、突破できる?
A : 『次に何をしたいか?』を、具体的に片付けてる間に突破できます。
(「三年目の鬼門」を超えると「五周年ブースト」で復活できます。)


※ ※ < 同期のシンパシー > ※ ※ 


あ。
『同年代・同世代』のシンパシー、では無いですよ?
今は「萌えキャラ」の話ですから。
「生身の人間の、実年齢によるウマが合う。合わない。」なんて話なんぞ、知らん。(笑)


同期。
「萌えキャラ」を運用スタートさせた、初年ですね。
その間に、一緒に新期で立ち上げた同士が、より、密接に「癒着」する現象です。
学生時代の「一年・二年・三年の壁」ですね。
部活動などで繋がりでも無い限り、他学年の同校生なんて、完全に赤の他人でしょう。
(同学年でさえ、大半は赤の他人ですけど、折々、ちょっとした会話を交わす機会はある。)


待って。


……「癒着」?
……癒着。
……転じて。
開始時期や開始年が異なるキャラクターとは、親密になる事ができない傾向がある。
それが「壁」です。


ええ、単純ですよ。
「仲間を増やす。」のメソッドを活かせないんだから。


Q : どうすれば、この「壁」を突破できる?
A : 開始年の異なるキャラクターと接しましょう。できれば、後身の後輩キャラ。
(後身を育てる事で自分自身のヒントを一緒に掴む、ぐらいの胆力を要する。)
(先輩に助力を求めるのは、ただの「媚び売り」にしかならない事も多いので、注意。)


※ ※ < 一部の常連ファンによる「自治・統率・固執」 > ※ ※ 


多数決で『ファンとしての在り方』を一本化しちゃう流れ、ですね。
これ、あんまり問題視されていないんですけど。
運営側からは何もできないから、大きな『壁』なんです。成長阻害。


何が『壁』かって?
そりゃそうでしょう。
新しい人が入って来ても、古いファンが追い出すんだから、増えなくなるんです。


「追い出す。」っても、蹴り出すとかじゃないですよ。
無視する、なんてのも、新しいファンの心離れの原因になります。
……「このクラスタに自分の居場所は無いな……。」って。
……せっかくキャラと出会えたのに、すぐにキャラから離れちゃうんです。
……だって、居場所が無いんだもの。


自分の居場所は、自分で見付けろ?
あんた、ホントに、何かのジャンルの「オタク」なのか?
自分が、その『居場所の無いヤツ』の居場所になってやるのが「オタク」だろ。


オレの居場所は、オレだけのモンだ、なんて。
ただの「新しい関係を面倒がる、ぼっち(数人の身内の輪)のカルチャー愛好家」です。
消費者です。
応援活動と言いながら、提供されたコンテンツを食い潰してるだけです。


Q : どうすれば、この「壁」を突破できる?
A : 新しく来たファンを逃がすな。放すな。捕まえろ。
(『混乱を避けるため、物知らずの新参を追い出す古参マン!』になっちゃダメ。)
(「沼」に引きずり込め。)


※ ※ < 心の栄養失調。 > ※ ※ 


運営者には、どうしようも無い壁。もう一つ。


いわゆる「過剰な『褒め言葉』の弊害」ですね。
……励まして、慰めて、大きく成長されようとして。
……逆に、甘やかして、ダメにする。


チョコレート、キャンディー、クッキー、ケーキ。
それらを『褒め言葉』だと思って下さい。

……ね?
栄養バランスが崩れて、不健康になるでしょう?


ピーマン、イワシ、こんにゃく、ヒジキ、しめじ、生姜。
豚肉、鶏肉、牛肉、魚肉、果肉。
米、麦、蕎麦、とうもろこし。


色々と、摂取しなきゃ。


「萌えキャラ」にとっての、それらは、何?
それが想像できない人たちによって、心の栄養失調が発生するんです。
チョコレート、キャンディー、クッキー、ケーキ。
それらに満たされて、どんどん、痩せて、枯れるんです。
『褒め言葉』ってのは、そう云うモンです。
難しいのは「適量、それらのおやつも与えなければならない。」と云うコト。


だから。
ファンに必要なのは「数」では無く「幅」なのです。


ピーマンの人。
イワシの人。
米の人。
牛肉の人。
ケーキの人。


Q : どうすれば、この「壁」を突破できる?
A : 飴と鞭。
(「鞭を使うのは虐待だ!」じゃなくて「『鞭』って。食材だと、どれ?」って考える柔軟性。)



※ ※ 【 結論 〜『扉』〜 】 ※ ※



「壁は突破できないけど、萌えキャラの前にあるのは『扉』だよ!」


……奇麗事で締めくくると、そう云うコトです。
……身も蓋も無く言い換えれば。


「開かない『扉』こそが、つまり、壁である。」


『扉』と云うからには、基本、開けられます。
……、が。
そうそう簡単に開けられないからこそ『扉』の意味があるんです。