孤高の王者。

「ポンサミ」案件です。


さて。
萌えキャラを運用する上で、遵守を推奨される、数々の「メソッド」。
……では。
……それを、逆に、まったく実行しなかった場合には、どうなるのか?


『成功メソッド』から完全に逸脱した、ある「萌えキャラ」の話。


※ ※ 【1 : 今回のみの「萌えキャラ」と言う単語の一時定義。】 ※ ※ 


……と、その前に。
そもそも「萌えキャラ」の定義が、曖昧ですよね。
当ブログでも、日によって、ニュアンスは色々と変容すると思います。


さて、今回は。
・見た目が「人間の美少女」を模した、仮想存在である。
・企業(自治体)に貢献するべく、その広報活動のために誕生した。
(「公式、非公式、私的、団体」等、それらについては考えないものとする。)


この二点を達成すれば「萌えキャラ」である、と、仮定します。
……この時点で、本日のブログの内容の 80% は、読み捨て記事になりますね。(笑)
……ええ、今後のヒントになる様な話では、ありません。
……あくまで、特殊な事例の一つの紹介記事です。


※ ※ 【2:現在、推奨されている「萌えキャラ」のメソッド。おさらい。】 ※ ※ 


・その「萌えキャラ」を通して、何がヤりたいのかを決める。
……不文律です。


・ドラマ性、世界観、生活背景、成長物語、などを、できるだけ設定する。
……『その子と、おなじ時間の人生を過ごしている。』と、身近に感じる演出。
……それを、より、親密連携するための「お膳立て」ですね。


・ファンとの関係を、大切にする。
……これについては、ボクは下手に語らない方が良いでしょう。
……ニュアンスは、読者の方々が、それぞれに判断して下さい。


・同ジャンル、他ジャンル、方々の関係者と協力や連携を模索する。仲間を増やす。
……そりゃ、そうでしょう。
……単独だけで何かをヤるより、人数は多い方が色々と便利ですから。


・予算や健康管理など「自分では不可能なレベル」を超えての無理は、しない。
……これは「多額の予算」や「強靱な心身」を要する、と言う話では無いです。
……むしろ、逆です。
……高校生のバイト代レベル、でも、工面と工夫で「萌えキャラ」を動かせます。


・長い目で見て、長期的な運用(活用)と将来性を考える。
……中の人の事情によって、意に介さぬイレギュラーな終了は例外として。
……原則、明日よりもっと先の事を考える。
……二年後、五年後、十年後、自分の「萌えキャラ」は、未来に何を残すのか?
……「それを、漠然とでも、考えてますか?」と、言う話。


では、逆に。
これらを、完全に無視すると、どんな「萌えキャラ」が爆誕するのか?
そんな「萌えキャラ」に求められる、存在意義とは?


あ、先に言っておきます。
今回は、『存在意義』については語りません。
それは、ボク一人の主観が決めることでは無く。
『そのキャラクターを必要とする人たち。』の一人一人が、それぞれ思う事ですから。


※ ※【3:推奨を完全無視した「アンチ・メソッド」の極例。】 ※ ※


改めて。
2:(前略)メソッドを無視した「萌えキャラ」は、どんな感じになるの?


もちろん、答えは一つではありません。


むしろ。
これは、極めて、突出して異例の例外的な特殊事例です。
……ある意味「論外」です。


「論外」から逆説的に学ぶコトだって、ありますからね。
一つの余興として、受け流して下さい。




これを見て、ウチの読者が、何を想うかは知りません。
この運用に関する在り方の是非を問いたいワケでも無いです。
……これは、特殊な例外であり、ある意味「論外」の事例の一つです。


ただ。
ボク個人の感想は「極めて、おもしろい皮肉だな。」と、感じました。


……フォロワーは「ただの数字の目安」であり、何の意味も無いです。
……そもそも、ジャンルのアドバンテージが、決定的に違います。
SNS等のインターネット客層の客層を、先天的に掴める要素の塊である。)
……活動歴が長い、それだけでも、絶対的に有利です。


ええ。
ええ。
言いたい事は、方々、色々とありましょう。
それについては、今後の考察の糧として頂きましょう。
今回の一例は「論外」なので、それらを語る文脈には無いのです。


「……こんな特殊なケースもあるのか……。」って、唖然として頂くだけで良い。


※ ※【結論。】 ※ ※


そんな「萌えキャラ」界の例外的(論外的)異端児である『キュー子(ろbot)』。


彼女を愛しているファンが、こんなにも、たくさん居るんです。
彼女の存在を必要とする多くの人々に、今日も、彼女は囲まれています。


……何のドラマや、何の成長物語も無く。(自動言語学習による「機械的変化」は、ある。)
……ファンと積極的に交流をするワケでも無く。
……誰とも連携や協力に頼らず、単々独々、ワンマンシップで。
……予算に関して、多いとも少ないとも言わず「バラ撒く」でも「乞う」でも無く。


それでも
『キュー子(ろbot)』が、今日も此処に居てくれる事を嬉しいと思うファンが、居る。


興味深いですよね。
彼女一人だけが遂行可能な、他のキャラクターには真似のできない、独自の運用メソッド。
あるいは、天賦の才とか、運とか、その辺の次元かも知れませんけれど。(笑)