だんくーが…

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ダンクーガ
ゴッドマーズが
暑い夏

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『ブレイクブレイド』だか『ブラック・ブラッド』だか『ブレイドアンドソウル』だか。
『ダイショーグン』だか『ダイミダラー』だか。
タイトルが似てるので、どれがどれなのか、いまいち混乱しそうなのですが。
まぁ、相応、今期も平均的にロボットアニメ（メカモノ？）が並んでます。

……シドニアの騎士？……何それ？？？

もとい。
正直、絵と音楽が美麗でも、クオリティが高くても。
数か月も経てば忘却される、作り捨てが多いので、見てて空しくなります。
……ダイミダラー辺り、パンチが利いててプッ飛んでるので、記憶に残りそうですが。（笑）
……ゴーダンナーとインパクトは互角【ネタ勝負のヤッたモン勝ち。】かなぁ……、とか。
……ゴーダンナーだって、忘れられて久しいですし。

…………なのですが。

今期。
まったく想定外の角度から、すっげーロボットアニメが始まりました。二作も。

『超獣機神ダンクーガ（再）』（KBS京都、毎週火曜 19:00 〜 19:57 / 二本立て）

『六神合体ゴッドマーズ（再）』（KBS京都、平日毎日 7:30 〜 8:00）

……。
……。
……何があった、KBS京都！？（熱）

ィャ、もう。
前時代的な、いわゆる、昭和の「スーパーロボットアニメ」なので。
郷愁と童心で、何となく見ちゃうってだけの話なのですが。
それでも。
合体シーンとか、必殺技のシーンとか、毎回毎回バンクが似てるなのに「おおッ！？」ってなります。

今のロボットアニメに無いのは、コレかなぁ、……と。
「クるぞ、クるぞ、クるぞ、クるぞ。……キター！！」的な、お約束ワンパターン展開。
理屈とか、クオリティとか、そう云う難しい次元じゃなくて。
子供たちが、見様見真似で「だんくうけん！」【断空剣 = ダンクーガ必殺技】みたいな。

ダンクーガ、ゴッドマーズ、以外の例で云えば。
『魔神英雄伝ワタル』の「竜神丸ゥ〜！！」『おぉ〜うッ！！』……的な？（笑）

そう云うの、平成のロボットアニメには、無いですよね。
そりゃ、放送話数の制約で、短期でドラマツルギー構成しなきゃならない、大人の事情も大きいですが。

なんつーか、さ。

今のロボットアニメには、人を熱くさせる『何か』があるのかなー、……とか。
ちょっとした、淋しさを感じました。

十余年も未来に、何の前触れも無く、不意に再放送されて、さ。
三十路を超えた「良いオトナ」が、郷愁と童心を思い出しながら「あー。」って無心で眺める。
……そう云う感慨を焚き付けるだけの気概が、情熱が、心意気が、あるのかなぁ、……と。