てぃーたいむ…

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コンゴウが
紅茶片手の
ティータイム


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コンゴウ「ティータイムは大事にしないとね……」
キリシマ「……いきなり何の話だ?」
ハルナ「ハルナは大丈夫。です。」
キリシマ「……ぃゃ、だから二人して何の話をしてるのかと!」


<蒼き鋼のアルペジオ


そりゃー、まぁ、コンセプトが似てるワケですから。
(日本の海洋軍艦の美少女化、擬人化。)
どっちがどっちのインスパイア、オマージュ、パクリ」ってのは、散々、云われたワケですが。
両作合致、世論を坂手にとって、足して 2 で割る合同大作戦を実施して。
小市民的なアンチの「かまってイチャモン」に対して『公然の両作同意です。』と撃って出たワケで。(笑)


殊、日本海戦史(特に、太平洋戦争)の史実を忠実に順守するスタンスの『艦これ』世界内で。
メンタルモデルが「カーニバルだよ〜!」ってのは、断固、赦されないハズなのに。
イベントであり、通常の常軌が罷り通らない特殊事例であり、ゴタク差し挟むヒマは無い、……と。
一切の反論を寄せ付けるスキを見せない、徹底したイレギュラー・ドラマツルギーを構成したワケですが。


まぁ、その辺のアレコレは、もう終わった話。
アルペジオ」は「アルペジオ」、「艦これ」は「艦これ」、それで良いじゃない、と。
件のカーニバルが名残り惜しかったのか、イオナは最後の最後に、手土産のタンスを置いて帰りましたケド。(笑)


そんなワケで、アルペジオ
サンテレビでは、妙なタイミングで、再放送が始まってます。
サンテレビだけじゃなく、色々な地方局で再放送をヤってる……、っぽい?)


近畿地方だと、MBSで放送していた頃は。
「きゅーそくせんこー!」も「カーニバルだよ〜!」も、それほど印象には残らず。
「あ、はい。」って感じで、フラットにスルーしていたワケなのですが。


サンテレビで再放送を観ていると。
『艦これ』の遊び方が、相応に板に付いて来た兼ね合いもあって。
今までスルーして来たドラマツルギーやキャラクターに「おっ?」って感じで、前とは異なる反応。


……再放送などで、時間差でハマる、お約束の流れ。(笑)


殊、そりゃーもう、しょうがないと云うか、道理と云うか。
同名艦・同型艦は、艦これ×アルペジオで対比して観てしまいます。


いちいち語ると、キリが無いですが。
二例だけ。


・日向。(ヒュウガ)


『艦これ』では、寡黙で武骨で朴念仁で、面白味の欠片も無く。
「どうなのさ、日向〜♪」って弄っても、ガン無視されそうな、面白味の無いヒトなのですが。(笑)


アルペジオ』のヒュウガは、ツッコミ所が満載の、ド変態で。
ツッコミ所が多過ぎるからこそ、逆に、無視したくなるタイプ。(笑)


・金剛。(コンゴウ)


『艦これ』では、言わずもがな、英国バカ。
個人的には、東山奈央さんが演じてる、ってのが、ちょっとしたツボなのですが。
テンションが高い割りには「アメリカ式」じゃなくて「イギリス式」の突き抜けなんだなぁ、と。


……まぁ、「戦いの間に間に、ティータイムを大事にする淑女」です。


アルペジオ』では、如何にも、私がラスボスですと云わんばかりの重鎮。
逆に、存在感が濃いから見えない、……と、云うか。
正直、ボクは、「ハルナ」(金髪ツインテール)を「コンゴウ」だと思って見てました。
コンゴウ(巻き毛のラスボス)は、タカオだか、マヤだか、……かなぁ、と。(笑)
ともあれ、そんな、ラスボスのコンゴウさんですが。
戦略会議とか策謀とか、幕間の暗躍の場面では、いっつも庭園で紅茶を飲んでます。


……まぁ、「戦いの間に間に、ティータイムを大事にする淑女」です。


……。
……。


『艦これ』の、英国バカの、金剛デース、と。
アルペジオ』の、ラスボスの、コンゴウ、と。
まったく、両者、キャラクターの性質が別物のハズなのに。


……双方、共に、『ティータイムを大事にする。』って裏設定は一緒なのな。(笑)