あきす…

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アキアカネ
空き巣狙いの
増える時季


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ショートショート、小ネタ一発勝負。


※  ※  <振り込め詐欺。>  ※  ※  
東家
「あー、今オレ一つも字牌も無いわー、白とか捨てられてもどーしようもないわー。」



※  ※  <黒猫。>  ※  ※  <<今夜の晩酌は『シュバルツェ・カッツ』、ただし白ワイン。>>、みたいな!


※  ※  <秋。>  ※  ※  
先輩「なぁ。一年間で、もっとも空き巣の被害が多い季節、いつか知っとぉ?」
後輩「知ってますよー、今朝のテレビで見ました。……秋っス!」


……。
……。
一発勝負と銘打って、三連発ほど繰り出す勇気っ!!(四発目。 / 笑)


えーと。
せっかくなので、生活豆知識。
枝豆は大豆やねn...(お約束。)


もとい、真面目な話。


空き巣被害が「秋」に多い話は、地味に、事実だそうです。
……九月、十月、その辺。


・季候が爽快で普段から窓を開放する家が増え、油断して、施錠を忘れる家が多い。
・行楽シーズンで、留守宅が増える。
・日の暮れるのが早く、夕刻から、盗人が闇に隠れて動きやすい。


「五月や六月も、そうじゃん。」……と、思われるでしょう?


五月の場合。
初旬は、花粉への警戒心から、戸締まりが厳しい家々が多いのだそうです。
中旬は、ゴールデン・ウィークで散財して、金が無いから家に居る人が多いそうです。
下旬は、日の暮れるのが遅くなり、夕刻にも人々の動きが活発なのだそうです。


六月になると、梅雨。


そりゃ、まぁ、もちろん。
一年間、通念を通して、各家が警戒するべきなのですが。
それはそれ、これはこれ。
防犯雑学の範疇として言われてみれば「へぇ。」って納得の一説ですよね。