しののめ…

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その場所は
なのも、はかせも
居ない場所


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いつまでも、トップページが「チンチンポテト」「チンポテト」じゃ、アレなので。(笑)


ツイッターをやってて感じた、小さな疑問。


……ィャ、大きな疑問もあるのですが。
……まずは、大きい方から片付けますか。

ボクが中学生の頃、だから、二十年ぐらい昔の話。
軍事評論をメインジョブ、スペースオペラをサブアビリティにしてた、すごい文豪(軍事評論家)が居まして。
そのヒトが軍隊、特に、海軍について語ると、割りと、ガチです。
アメリカ海軍は、日本人に沈められた戦艦アリゾナを、第二次世界大戦のモニュメントとして保存している。
日本海軍は、本土を死守すべく死戦を繰り広げた戦艦大和を、夢とロマンを乗せて宇宙に飛ばした。
こんな二国が手と手を取り合って、軍事協力できると思っているのか。
……みたいな。
(ただ、健在も『ヤマト2199』を堪能しているらしく、旧作も含めて好意的に評価していらっしゃる。)
(批判調ではあるが、それは、文脈を考えて日米二国の温度差を揶揄したブラックジョーク。)


そんな、軍事のスペシャリスト、が。
『艦これ』に、夢中。
……ええ、まぁ。
……サブアビリティにスペースオペラを書くヒトなので、「萌え」にも理解があるヒトで。
……まだ、ライトノベルが商売として成り立たなかった時代から。
……「アイドル×ロボ(×軍事)」とか、実験的な一石を投じて北曾笑んでいた物好きの文壇の異端児ですが。(笑)


なんつーか、なんだろう。
ツイートの「軍事評論家」と「艦これミーハー」の行き来が、超シュール。
『ミーハー』ではな無く、ガチなのかも知れませんけれど。
どう考えても、ボクの中で、あの軍事のスペシャリストが『艦これ』を認める道理が解せない。(笑)


で。
小さな疑問。


『東雲研究所』。


なの、と、はかせ、と、阪本、の、根城。
転じて。
テレビアニメ『日常』の魅力と醍醐味をネット上にて宣伝する、公式ツイッター


なのですが。
なんつーか、なんだろう。
良く云えば「淡々粛々」、悪く云えば「無味無臭」。


面白くない、つまらない、何が目的なのかが分からない。
……ィャ、目的は、分かりますが。
……あらゐけいいち氏の作品『日常』に関するアレコレの魅力を、ツイッターを介して、アピール。


なのですが。
どう説明すれば良いのかなぁ。
あのツイッターを運営しているヒト、『日常』のコトが好きなのかなぁ、……と。
作品には、まったく興味の無い社員が、棒読みで、宣伝事項を告知しているだけにしか見えない。


例えば、さ。
『東雲研究所』と称して、『日常』の魅力を宣伝するのであれば、さ。


はかせ「なのー、ごはんまだー?」とか。


阪本(……ったく、チビすけの奴、何が面白くてロケットの打ち上げなんか見てやがる……)
阪本(……くそぅ13:45分に飛ぶって行ってやがったのに、まだ飛ばねぇのかイプシロン!)とか。


なのの右手から豆鉄砲なう、とか。


…………みたいな感じ、で。
…………ツイッターだからこそ、の、遊び心を活かした宣伝活性化をする気が沸かないもんかなぁ、と。


そうした悪戯心をくすぐる作品だと思うのですが、『日常』。
その作品の魅力と醍醐味を宣伝する、公式ツイッター、が。
なんだって、ああも。
遊び心も何も無い、極めて機械的で無味乾燥でフラットな、味気の無いモノになっちまうのか、と。


逆説的に。
「ナンセンス」「ギャグ」「コメディ」を封殺するコトにより醸し出される、シュール・レアリズム?
裏の裏を読んで、不条理の破天荒の荒唐無稽な作品だからこそ、逆に、実直一本槍の「外し手」?
……だとしたら、ものすごく、分かる。
……「えっ、あれ、えっ???」みたいに、読者の興味を、あの手この手でくすぐるアプローチの妙手として。
……敢えて、楽しみ所が何も無い平素寂々たる「日常」を演出するコトによって。
……『日常』の世界観が、いかに常軌を逸した「非日常」であるかを強調する、逆説的セールス。


どっちなんですかね。
『東雲研究所』ツイッターを運営している人々の、宣伝方針は。
『日常』に無関心だから、必要事項だけしか書き並べないのか。
云いたい事を何も云わぬ事によって、顧客の自発的興味を誘発する、哲学的宣伝の妙手なのか。


小さな疑問です。


『東雲研究所』を運営している人々が、どんな想いで、この作品を宣伝しているのか。
そして。
宣伝媒体として、ファンは、このツイッターの何に注目してフォローしているのか。