しらたまあんみつ…

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カキ氷
急いで食べると
キーン……となる


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「少し…頭、冷やそうか。」


<ドキドキプリキュア!>


何は無くとも、四葉ありす嬢を「心の師」と仰ぐ、ボクとしては。
先週のキュアセバスチャンについて一家言を申し述べるべし、とも、思ったのですが。(笑)
……予告では、セバス御当番回だったのに。
……実際は、マーモ様の御当番回
……まぁ、コレについては、後日、改めてツッコミを入れるとして。


キュア世話女房(六花)、一夏のガール・ミーツ・ボーイ。


記憶を喪失したイーラを介抱しているウチに、なんだかんだと「ドキドキ♪」な展開。
否。
キュア世話女房の源氏名の由来は「キュア生天目の世話女房」だからこそ、であり。


六花×イーラ、の、一夏の青春恋愛読み切りマンガ的な、ロミオとジュリエットの展開に関して。
賛否、共々、ものすごい事になってるみたいです。


プリキュアカップリングで、こんなに世間が盛り上がったの、久々に見た気がする。


ちなみに、個人的には。
雪城ほのか嬢×キリヤ。
いつぞの二番煎じな流れだったので「ふーん。」って感じで眺めてました。


……と、云うか。


いつもながら、いきなり出て来てイチャモン付ける、キュア厚化粧の説法も然る事ながら。
「アナタ自身が迷っているのですね。……でも、その迷いはアナタ自身で解決すべき問題です。」
その説法を真に受けて、懇々と自分の身の振りを反芻する、六花。


ひょっとして、菱川六花も、羽川翼みたく。
トラの怪異(苛虎)でも、見えてるんじゃないか?(笑)
……キュア厚化粧、のみならず。
……あの状況だと、臥煙さんも、六花に対して似た様な指摘をする気がしつつ。


ともあれ。


イーラは、何だかんだ言っても敵だから倒す、……と、キュア厚化粧。
敵だろうと、怪我してるヒトは助けてあげたい、……と、キュア世話女房。


チームドキプリ、作品を通して、何度目かの仲間割れ。
……つーか、地味に仲が悪いな、チームドキプリ。(笑)


そこに急襲する、巨漢グーラ。
作り出すジコチューは最弱なのに、自分で戦うとメチャクチャ強い。
キントレスキー、ジュネ、と、同格のガチのマッスルファイター。


そんなこんなの戦いの最中、イーラが記憶を取り戻してしまい。
グーラと連携しつつ、グーラの邪魔しつつ、無意識時に受けた無償の恩に、仁義を感じている様で。
この辺の、揺れ動く善悪観の忸怩を、見事に演じる田中真弓さんの神技に、感服。


……、で。
キュア世話女房も、愛に目覚めて、覚醒。


プリキュア、五つの誓いっ!
迷ったら、頭を冷やせ!!(違っ……。)


もともと、冷気攻撃が専門の、キュアダイヤモンド
しかし、どちらかと云うと、舌先三寸の頭脳戦の方が得意らしく。
否、だからこそ。
一切の頭脳戦闘が通用しない、脳筋のグーラとは、相性が悪い。(笑)


キュアダイアモンド「プリキュア・ダイヤモンドシャワー!」
グーラ「へっへっへ、カキ氷か。ならば、全部喰ってやるぜ!!」
キュアダイヤモンド「……なっ!?」


……とは、云うモノの。
……魔法攻撃吸収スキルを持つ、巨漢グーラとは云え。
……カキ氷を食べるとなると、当然、お約束の展開が待っているワケで。


キュアダイヤモンド「少し…頭、冷やそうか。」(違っ…。)
(実際は「ところで、そろそろ頭は冷えたかしら?」だった気がする。)
グーラ「な、何ィ……?」
キュアダイヤモンド「カキ氷は、ね。あんまり急いで食べると……」
グーラ「(コメカミが、キーンと……)痛ててててててててッ!?!?」
キュアダイヤモンド「……ほら、ね♪」


兎にも、角にも。


結局、イーラの改心も侭ならず、六花の迷いも解決したのか、しなかったのか。
一応、自己納得はしているみたいな結論でしたけど。
プリキュアを卒業した後も、人生の節目節目で、イチイチ迷うんだろうなぁ、……と。(笑)


こんな迷いの深い人間が、医者としてメスを振るって大丈夫なのかしら。
いっそ、素直に誰か(男の人)と結婚して、名実共に「世話女房」に永久就職するのが賢明だ、と。
……個人的には、そう思ってしまった次第。