はちぎせき…
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今までと
何かが、違う
八議席
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参議院選挙が終了して、大勢の土台が固まった直後なので。
珍しく、政治に対して、云いたいコトを素直に言います。
原則。
自分の発言が、他者の投票活動に影響を及ぼすコトは、あまり、したくないので。
今日の発言が、次回の選挙に影響を及ぼさないであろう目算的観測を睨んでの、一家言。
(……地域レベルの地方選挙が間近にある区域の人々は、ごめんなさい。)
えーと。
……つっても、まぁ。
ボクの日記は、誰一人として投票活動を左右する程のモノでも無いので。(笑)
ここら辺の無為な気遣いは、云わば、ネットマナーに対する言質と云うか。
「ボクの話を、真に受けないで下さい」的な、保険と云うか。
察して下さい、微妙なニュアンスを。(笑)
ともあれ。
正直、『議会制民主主義』そのものに対して、絶望しているボクですが。
多数決で「意見が多い方を優遇する」とか、根本的に間違ってますけれど。
公共の福祉、……とか云う、七面倒な大義名分の兼ね合い、で。
折衷案の妥協策を拾い集める上で、一番、都合が良い政治システムでも、あるワケで。
……だから、まぁ。
……法律を遵守し、義務と責任を死守し、平和を謳歌しつつ安穏と生活しているワケですが。
今回の、参議院選挙。
ちょっとだけ、日本の未来に「おっ?」って感じの、小さな希望を見ました。
……無論、それは、絶望を覆す程の「救世の光明」では無いですが。
……停電時には意外と重宝する、小さな懐中電灯くらいの明るさ。
……指先すら見えぬ暗闇だと思っていた日本に、指先が見えた程度の、心の灯火。
どう説明すれば良いかなぁ。
在りのままを、ザックリ、概訳すると。
……ええ。
……多数決主義に於いては「事実上、0」です。
……日本維新の会、みんなの党、と、同義同類の「事実上、0」です。
……みどりの風、せいかつの党、の、『実数、0』とは決定的に違うケドな。(笑)
8つの共産党の議席が、何がしか、日本を変える、……などと期待しているワケが無いです。
……、が。
……重要なのは、「共産党が、8つの議席を確保した」コト、では無く。
多数派を否定して異端な考え方をできるヒトが、それだけ、増えた、……と、云うコト。
日本維新の会、みんなの党、が、得た8議席。
「どうせダメなんだから、引っ込んでよ」では、無く。
共産党、が、得た8議席。
「何ができるか知らんけど、ちょっと、何かヤってみ?」の、信託。
民主は、ダメ。
自民は、ダメ。
日本維新の会も、みんなの党も、ダメ。
……ならば。
……今までと違うヤツに、政治を任せてみたらどうだう、と。
……そう考えて『議会制民主主義』の真価を考えるヒトが、少しずつ、増えている。
「白票を投じる」なんて概念もあります。
「国民は、政治そのものを否定してるぜ」って、メッセージ。
しかし。
霞ヶ関は、永田町は。
「白票を投じる」は「信任投票」と見做し、自分たちが肯定されていると解釈します。
……だから、戦後50年もマチガイに気付いているのに、政治は腐敗の一途。
……『オマエらは、ダメだ』と、ちゃんと、霞ヶ関と永田町に伝えるために。
……「白票を投じる」以外の方法を起こさないと、ダメなんです。
ボクは、以前、悪辣で赦されざる暴言として。
『武力による、政治的革命』(江戸時代の一揆、みたいな)を、提案しました。
……無論、行動を計画して実行する意図で、では無く。
……それぐらい、閉塞感に鬱憤を抱いています、と云うメッセージの意図で。
でも、結局、それじゃダメなんです。
暴言を吐くのは自由ですが、それでは政治は変わらない。
(いざ行動を起こす、なんぞ、自由どこか犯罪ですし。)
じゃあ、どうすんのかと。
じゃあ、ボクは、何をヤってんのかと。
選挙の度に、異端的な一意を主張しています。
当然、一枚の紙切れとして、ゴミ同様に無視されてます。(笑)
(厳密には、ゴミでは無く「意味の無い一票。」として、無視されずに厳格にカウントされています。)
「ゴミ同様の、意味の無い一票。」
それが、一つ、二つ、十つ、百つ、千つ、……と。
多数決社会に於いて、予期せぬ多数を集めた時。
非武力、非暴力、非戦力による、「国民による政治革命」が発生するんです。
歴史的与党が、多数決によって合法的に政治から追い出されたりするコトも、あるんです。
……飽くまで、机上の空論の、奇跡に近い可能性の話ですケドね。
……ただ。
……奇跡に近い可能性の話、を、でも現実可能なモノだと考えて。
……それに賭けてみようって考えてるヒトが、少しずつ、増えてるのが。
なんか。
すげー、って、思いました。
オレだけじゃないんだ、って。
「正しい荒唐無稽」で「革命の可能性」を一縷ながらも信じているヒト、って。
耳にタコができるほど、聞かされましたよね。
何でも良いから、とにかく、一票を入れて下さい、……って、啓蒙文句。
その意味を、しっかりと考えて行動に移すヒト、が。
じわじわと、増えてるんだ、……と。
ひょっとして、ひょっとしたら。
ボクが生きている内に、日本の政治の大勢が、革命的に変容するコトもあるかも知れない。
……、っても、まぁ。
……その結果が、確として幸福に繋がるとは、毛ほどにも期待しないケドな。(笑)
ただ。
(平和的な、非暴力多数決による)政治革命の可能性が、見えて来た。
それについて、ちょっとした期待を抱く程度ならバチは当たらないだろう、とも思うワケで。