たなばた…

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七夕の
昨日の夜も
明日の夜も


変わらぬ位置に
光る星々


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柊姉妹(かがみ、つかさ)の誕生日。
戦場ヶ原ひたぎの誕生日、は、割りと有名なのですが。
向坂環の誕生日、は、意外と知られていなかったりして。
……つーか。
……ものすごく多いんだけどな、7月7日の誕生日キャラって。(笑)


どこぞの国には「サバ・サバ」とか云うイベントがある、とかで。
いつか『バカップル@ゴーゴー』でネタにしてやろう、と、思い続けて幾星霜。
……この小さな野望は、来年の七夕まで、持ち越しです。


そうですよ、七夕ですよ。


七夕、と、云えば。
アルタイル(彦星)、ベガ(織姫)、デネブ(誰?)の「夏の大三角関係」。
「彦星」と「織姫」ってのは、「未婚の恋人」では無く「既婚の夫婦」でして。
要するに。
遠隔地へ単身赴任に追い遣られた旦那(彦星)を待つ、人妻(織姫)なんですよ。
……そこで、デネブ(誰?)の存在ですよ。
……人妻の火照りを慰めんと、眈々と、寝取りをけしかけんと企てる第三者ですよ。
……ほら、ね?
……気になってきたでしょう、「夏の大三角関係」の真相。(笑)


ええ、もう。
このネタは、一生、使い続けます。(笑)
何にせよ、教科書どおりの「夏の大三角」が、キレイに見えた、晴れの夜。


でも、フッと、思ったのですけれど。
デネブは真人間で、三角関係では無く、あくまで「円満な遠距離夫婦」であるとして。(笑)


「彦星」と「織姫」の一夜の逢瀬、ってのは。
天の川の縁にてキャッキャウフフ、な、ワンナイトラブなんですよ。
……ィャ、事実上の夫婦なんだから「ワンナイトラブ」じゃないだろう。
……一年ぶりだから、川辺で(18禁)とか、その倒錯の可能性を否定しませんが。(笑)


ともあれ。
二人の、一夜の、束の間の逢瀬の舞台は。
天の川、なんですよ。
成層圏だか、大気圏だか、そんな人智の領域よりも、ずっと天上の世界なんですよ。


ほら。
「曇りの日には、彦星と織姫は『逢えない』」って、七夕伝説。
地球の大気表面が雲に覆われようが、二人の逢瀬には、何の影響も無いワケで。
暗黒星雲とか、宇宙星間規模の『雲』が邪魔するなら、知りませんけれど。)


天上、宇宙、天の川でキャッキャウフフ、な、彦星と織姫の逢瀬。
「曇りの日には、彦星と織姫の逢瀬は『(地球では)見られない』」、と。
……『見られない』けど『逢えている』、と。
……そろそろ、考え方を改めて然るべきだと思うのですが、どーなんでしょう。


なんつーか、アレですよ。
ずーっと昔、他所の国で、似た様なコトがあったじゃないですか。
動いているのは、天であって、地じゃない。
自分の突っ立ってる場所が不動なのだから、地は不動だ。……って。


ガリレオの「天動説」だか「地動説」だか、その辺の時代の天文哲学。


「自分の見えている空間での事象、が、絶対事実である」みたいな。
自分の視界が、雲で覆われていて、アルタイル、ベガ、デネブが見えないから。
アルタイル(彦星)と、ベガ(織姫)は、『逢えない』んだ。……って。
……ィャ、ちょっと待って。
……雲のカーテンの向こうでキャッキャウフフしている可能性について、どうして考えないんです???


知識だけは拡充している、人間ですが。
本質的な部分は、ガリレオが愚民の思い込みを嘆いていた頃と、変わらないのかなぁ、と。
……だから、人間は。
……何年も、何年も、何年も、何年も。
……歴史レベルで、同じ過ちを、カタチを変えて繰り返すのかなぁ、と。


「彦星」と「織姫」にして見れば、どうなんですかね。


天上の、ずーっと向こうで、せっかくの一年一度の「お夜伽」を。
(冗談であるコトを誇張するため、「川辺で青姦」的なシモネタのニュアンスで。 / 笑)
……地球(あるいは、地球以外の有生命体惑星)の生物の連中から。
……ジロジロと見られ続けての、一夜の逢瀬ってのは。


「せっかくのエッチを見られるのイヤだから、雲が暗幕になってくれると助かる。」なのか。
「色々なヒトから見られながら(18禁)する刺激がクセになる。是非、見て欲しい。」なのか。
「老々夫婦だから、もう(18禁)する気力も体力も無いさねぇ。ほっほっほ」なのか。(笑)


七夕伝説の、解釈は。
もっと、こう、幅を広げて、色々な妄想で溢れても良いと思うのですけれど。
どうして、日本に於ける『七夕』の解釈って。
知識の増大とは裏腹に、意固地な一辺倒のワンパターンに固執するのかしら。


……そりゃ、まぁ。
……子供たちが主役のイベントの一つ、なので。
……天の川の川辺で公開青姦、とか、言っちゃダメなんですけれど。(笑)