あらはばき…
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『混沌』が
机の上で
蟠（わだかま）る…
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そう云えば。
『真・女神転生』の古い作品には、こっそり存在していたりするんですよね。
……え、何の話かって？
……「這い寄る混沌」、狂愛の使者、ニャル子さん。
……ついでに、大元のクトゥルー神を始め、あの世界からも何匹か参戦しているみたいです。
……レベル50前後、総じて、役不足にも力不足にもならない半端モノばっかりですが。（笑）
ラクシュミ、とか。
パールバティ、とか。
フレイヤ、とか。
ティターニア、とか。
ニュクス、とか。
ボス戦では力不足、雑魚戦では役不足、なら。
どーせなら、キレイなお姉さんを連れて歩きたいですし。（笑）
……つーか。
……『真・女神転生』のニャルラトホテプ、は。
……見た目、美少女でも何でも無い、普通の悪魔だけどな。（笑）
……「這い寄る」感も「混沌」感も、まったく無いですが。
＜ねんどろいど。＞
原作的には、否定的に考えている『ねんどろいど』なのですが。
例外的には、その存在の有意性に納得しているモノも、あります。
……と、云うか。
……『ねんどろいど』の何を否定している、って、あの不当な高額の値段であって。
（相応、それを買い手に納得させる、不等な上質感も、個人的には納得できない。）
……値段と性能を無視すれば、人形として、理解できる部分もあるんですよ。
えーと、ほら、アレですよ。
現代日本人、に、限らず。
偶像崇拝の理念に近い、宗教的な価値観、で。
「御神体」として自分の意を預ける、心の寄り代。
……縄文土器だか、弥生土器だか、その辺の時代からの遺伝子的な風習ですし。（笑）
粘土で埴輪を自作して飾っておく、それも一興、……とも、思うですが。
どーせ飾るなら「かっこいいロボ」とか「可愛い女の子」が良いってのも、道理です。
「ただ、無意味に置いてるだけ」って考え方、は、ボクも日によっては否定するんですけれど。
「無意味に置くコトこそが、最大の意味」だ、と、自分で自分の理屈を引っくり返したり。
日によって、考え方がコロコロ変わるのは、人間心理の常道ですからネェ。
……で、今日は、何の話だ？
……そうそう、『ねんどろいど』を肯定的に考える話。
……偶像崇拝の理を参照して、心の寄り代として人形に甘える、意義。
「コレだったら、置いてみたいなぁ」と、購入を考えた一例。
・湯音。（異国迷路のクロワーゼ。）
……アレです、福助とか、招き猫とか、そんな感じ。
……「商売繁盛」「先客万来」の御利益は無いにせよ。
……丁稚（モノ売り）の心得の、一番、大切なコトを訓示してくれる、御神体。
……ある意味、ガネーシャとか、その辺の感覚で、商売の神様として拝したい。
……もちろん、美少女フィギアとしてハァハァしたいってのが第一欲求だけどな。（笑）
・黒猫。（俺の妹が以下略。）
……創造神、芸術の神様。
……リャナンシー、とか、その辺の意味合いで、創作の心のモヤモヤを晴らしてくれそう。
……同人誌でカネを稼いでるヒトには相応の御利益があっても良い気がする、不思議な人形。
……おなじ理屈で、田村ひより（らきすた）もアリだと思います。
……つーか、個人的には、露理（ドージンワーク）が欲しいケド。（笑）
・ミクダヨー。（初音ミク Project mirai。）
……えーと、破壊神？（笑）
……ニャル子さんが「後ろから這い寄る」なら、コイツは「前から這い寄る」。
……「なんだコレw」って笑い飛ばして、諸々の腐々を払拭する、混沌の笑い神。
……ただ、ね。
……『初音ミクのネームバリュー』に便乗した紛い物が多い『ねんどろいど』市場にて。
……唯一、『初音ミクのネームバリュー』の使い方に、妙な賛同を覚えた逸品。
・プリンセス・オブ・ザ・クリスタル。（廻るピングドラム。）
……生存戦略、五体満足、不老長寿の神様。
……なんて、深い意味や意義は考えてません。（笑）
……ただ、彫像芸術として、鑑賞目的で愛でるに値する、妙な美しさが気になります。
……メリハリの無い部屋の外観空気感が、若干、引き締まる感覚。
……同等の理由で。
……機能美の粋として、ドロッセル御嬢様（第一期仕様）も気になる存在です。
・ニャル子さん。（這い寄れ！ニャル子さん。）
……名状し難い這い寄る混沌、狂愛の使者、小ネタの達人。
……そもそも、考え方の転換のキッカケになったのが、このヒト。
……「あぁ。見た目は『萌え』丸出しの美少女だけど、一応は神像になるんだなー」って。
（アラハバキ信仰に近い、神威の具現化の源流として『ねんどろいど』を意識した。）
……なんだったら、イカ娘を真っ黒に塗り染めるのもアリかな、とも思いつつ。（笑）
……ほら、「真っ黒なイカ娘」の方が、クトゥルー神話のニュアンスを忠実に再現してる気が、さ。
……いずれにしても。
……あのニャル子さんに、ニャルラトホテプを投影するのは、ものっそい無理がありますが。（笑）
……『神像崇拝』の有り方の機、として、改めて考えるに至るキッカケを得たのは、大きい。
ともあれ、『ねんどろいど』。
調べてみたら、200を優に超えるラインナップなんですねぇ。
なんか、初音ミクとか、初音ミクとか、初音ミクとか、不自然に多い気もしまスけど。（笑）
『こどものじかん』が、妙に、偏重傾倒されていたり。
『中二病でも以下略』とか『変態王子と猫。』とかも商品化されるのかなー、とか、思ったり。
『禁書目録』の大人気とは裏腹に、未だに御坂（素体）が存在してなかったり。
（『超電磁砲』との兼ね合いで、既売品を見落としていたりしたら、ゴメンナサイ。）
……だったら、むしろ、量産型ミサカを御願いしたい、とか。（笑）
他にも。
最大の疑問としては『バクマン！』の野郎二人が模型化されたり、などなど。
どうにも、作り手の心意気のベクトルとスタンスが、未だに良く分からない分野ですが。
改めて、考える機を得て。
思い至った、今回の結論。
『ラブプラス』の三彼女、は、やっぱり、要らないなぁ……。
そりゃ、まぁ、もちろん。
即物的な存在を物理的に実感して「はにゃーん♪」って楽しみ方は、有りだと思います。
上記の『（民俗学的）宗教観』とか、まったく別の意味での「（オタク的）宗教観」。
『萌え』を下地に、心の寄り代として、美少女産業の副産物に甘えるのは、常道ですし。
……ただ、ボク個人の価値観として。
……三彼女に対して、表層的かつ物理的な御利益だか効能だか、は、求めていないだけの話。
……で、置いたとしても、ジャマになるだけかなー、……とか。
100円200円のガチャフィギュア、だったら、素直に欲しいです。三彼女。
リンコが大本命です、でも、ネネさんも狙い目です。
友達モードから進展していなくても、マナカも含めて欲しいです。（笑）
HMX-12マルチのフィギュアのヨコに並べて、立てます。
毎日、話し掛けたり、微笑み掛けたりします。ウソです。
何かの折々にチラッと見て、フッと一息を吐くキッカケとしては、欲しいです。ホントです。
『ねんどろいどぷち』、とかで。
SDの、着ぐるみモードで、三彼女セットとかって売ってたっけ？
