あてうま…

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ジー
「私のよ!」(5文字)
六花
「私のだから!!」(7文字)
マナ
「……何のこと?」(5文字)


ありす
「皆さん、お茶が入りましたよ♪」(7文字+7文字)


※ : まこぴーは、喧嘩中につき、不在。


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♪ ピュアな宇宙の生命
♪ 素直過ぎて、ヘソ曲がり〜 Yeah!
♪ 敵は、金髪で、ストレート


<ドキドキプリキュア!>


話のマクラの説明は、最後に回すとして。
諸姉諸兄、覚えていらっしゃるだろうか。
いつぞ、四葉ありす嬢の宿敵、五星レイナ様の話に触れた際。
一瞬だけ紹介した「敵は、金髪で、ストレート」の高飛車。





いよいよ本格的に動き出した、キングジコチュー御大の御息女レジーナ。
……と、云うか。
……終盤、プリキュア化して父を説得する展開が、早くも、見え見えなのですが。(笑)
……ィャ、どーなるか、まだまだ先は読めないですが。


涼宮ハルヒに匹敵する、傍若無人の唯我独尊。
そして。
涼宮ハルヒに匹敵する、破壊の権化。


つーか、むしろ、涼宮ハルヒの方が。
プリキュアで云えば、闇サイドのラスボス級の能力を秘める、と、見るべきか。(笑)
……まぁ、それぐらい、七面倒で厄介なオンナなんです。レジーナ。


そんな、レジーナ、なのですが。
根は、純粋で、無邪気で、率直。
「無邪気」か否か、は、賛否が分かれる所なのですが。
自分がしたいコトを明確に自解し、それをダイレクトに行動に移す、……と、云う意味では。
『邪気(自分のしたいコトをヒタ隠しにして策謀を張る)』とは異質、……と、思うのですけれど。


……要するに、素直なんですよ、ピュアなんですよ。
……そんなワケで、類は友を呼ぶ。
……純粋で、無邪気で、率直なマナも、運命的なシンパシーを感じたらしく。


「……どうして、敵とは友達になっちゃ、いけないのかな……」、と。


俄然、いきなり飛び込んで来た「当て馬」に、我慢がならないのは。
幼少の砌より、マナの正室として御側に就いていた、キュア世話女房。
そして。
側室として見初められ、晴れて、御側仕えの座を勝ち取った、キュアまこぴー。
孤高の武に生きる朴念仁のキュアセレブは、一人、蚊帳の外。(笑)


つーか。
「ヒトの心のヨコシマな負の感情を、ジコチュー化する」のが戦略ならば。
そして。
ジーナぐらい、強烈無比なジャネジー(ジコチューの元)抽出スキルがあるのなら。
さっさと、六花か真琴から、ジャネジーを吸い取れば良いと思うのですが。(笑)
……敢えて、決定的なトドメの一手を打たず、攻め手に躊躇の色を滲ませるのは。
(ジャネジーのポテンシャルが低いヒトから、強引に、ジコチューを抽出する。)
(素体の負のポテンシャルが低い分、具現化しても、程度が知れる。)
……マナが可能性を見出した、一縷の良心のカクシャクの由縁なのか。


思い込んだら、猪突猛進。
自分が「こう!」と信じたら、考えるより行動に立つ、キュア生天目


自分の意の侭、唯我独尊。
他人の都合を理解できない、素直の度が過ぎてヘソ曲がり、レジーナ。


この二人、果たして、どう向き合うのか。
そして。
古女房、キュア六花の、積年の愛はキュア生天目に届くのか。(笑)
……菱川六花の中のヒトは、それこそ、伊藤静さんで良かったんじゃないか?
……プリキュアのメインヒロインに生天目仁美さんを据える豪気があるんだったら、さ。


……、で。
……そうそう、冒頭の一説ですが。


アニメ『ケロロ軍曹』の、かなり以前の、エンディング。
時として、言葉ってのは。
まったく異なる二つの事象を、一つの文節が的確に表現する、そんな偶然の数奇を生み出すのですが。


♪ ピュアな宇宙の生命
♪ 素直過ぎて、ヘソ曲がり〜 Yeah!
♪ 敵は、金髪で、ストレート


……。
……、ね?
……どう考えても、レジーナの事を歌ってますよね。この曲。(笑)


ジーナの配役、を、渡辺久美子さん(ケロロ軍曹の中のヒト)に一任した采配、は。
なかなかにして見事な妙手、だと、個人的にはツボにハマってしまいました。
……特に。
……我欲に徹する余り、逆に、詰めが甘くなっちゃう、決め手の「引き」のサジ加減が絶妙です。
……そして。
……我欲よりも尊いモノに対峙した時、それを理解できない煩悶の当惑も、また、神業。