うぃーあー…

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険しくも
最短距離で
夢の路!


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ONE PIECE』の主題歌で一世を風靡した、きただにひろし氏が、ゲスト。
つーか。
ONE PIECE』の主題歌以外は、鳴かず飛ばず一発屋(ぉぃ。 / 笑)


なんつーか、アレですね。
先達のビッグネームから認められたから「スゴイ」と思われてる、みたいな錯覚。
同程度の実力の持ち主で、でも、天運が無いから陽の目を見ない。
隠れた逸材が、他にも、いくらでも居そうな気がしつつ……。


……つっても、逆に云えば。
アニソンの神様は、他ならぬ彼にこそ、多大なる天運の福音を授けたワケで。
……にも、関わらず。
ONE PIECE』の『ウィーアー』だか『ウィーゴー』しか、誇れる職歴が無いってのは。
アニソン歌手として、ホントにスゴイのか、どーなのか。


とどの詰まり。
ONE PIECE』のビッグネームの底支えによる、今の知名度と人気、なんですか?
ONE PIECE』のビッグネームが無きゃ「隠れた逸材」で陽の目を見なかった可能性も。


正直。
先週の Kalafina よりも「何だ、コイツ」と思ってしまった不思議。
そもそも、Kalafina は、まず、まったく鼓膜にさえ届いていなかったケドな。(笑)
(話を聴いていても「ふーん。」とすら感じない、雑音に聴こえた。)


鼓膜を突き抜けて、脳に、ちゃんと届いた、……と、云う意味では。
彼の話を聞いていて、反論とは云え、想う所が触発された、……と、云う意味では。
きただにひろしさんの熱唱は、相応、アニソンとして心意気があるってコトかしら。


悪口じゃなくて、ウソでも世辞でも「お太鼓」でも、まず褒めろよ、……って。
……確かに、そんな意見も有りましょう。
……けど、さ。
ONE PIECE』以外の彼の心意気を聞かせてくれ、って、ボクの悪態は。
やっぱり、ボクの偏屈に端を発する、ただのワガママなのでしょうか?


<アニソンアカデミー。>


そろそろ耳にも慣れた、とは云え。
番組が始まる度に「中川翔子さんアレルギー(仮)」が、発症してしまう。(笑)
それでも、イヤだのキライだの云いながら、楽しんで聴いているのは。
それほど、好きなのでしょう。
ボクは、アニソンが。
……そして。
……アニソンラジオの引っ張り手として、中川翔子さんの実力に敬服してるってコトでしょう。
……でなければ、二回目以降は、聴かなかっただろうから。
……「毎週、録音してでも聴こう」って思う、やはり、しょこたんの手腕と、底力。


さんなワケで。
イチャモンばっかり書き殴っても、詮が無い。


えーと。
この番組のコーナーの一つに「年代別ランキング」って企画が、有りまして。
四月度のターゲットは、1995年。
時代を代表する作品としては『新世紀エヴァンゲリオン』。
……なのですが。
……Wikiで調べて頂ければ、ずらりと、この年度のタイトルの一覧が転がってますが。
……「この頃に放送されていたアニメ」に対する、反応を見れば。
……そいつが、ガチのオタクか、ミーハーか、露呈してしまう、踏み絵の時期。(笑)


りりかSOS』とか『あずきちゃん』とか『魔方陣ぐるぐる』とか。
コアなオタクを唸らせる、逸品揃いの爆発期。


…………、で。


まぁ、企画の本旨がランキングなので。
とどの詰まり、単純多数決、民主主義、数字の暴力です。(笑)
信憑性は度外視して、並んでる字面だけを眺めて「へぇ。」とだけ言っておくのが、吉。


四月度(1995年)、第三週、途中結果。
※ : ランキング最終決定は、それぞれ月々の最終土曜日。


第一位 : ガンダムW OP。(ジャスト・コミュニケーション。)
第二位 : エヴァOP。(残酷な天使のテーゼ。)
第三位 : ぐるぐるOP。(晴れてハレルヤ、……かな?)
第四位 : カントリーロード
第五位 : 忍空ED。(それでも明日はやってくる。)


えーと。
この話をする前に、ここまでに至る経緯。


四月、第一週。
このコーナーの主旨を説明して「四月度は、1995年」と案内した際。
中川翔子さんが「ガンダムWとか、スゴイんだろうなー」と、発言。


四月、第二週。
第一週の発言の影響なのか、否か。
あるいは、いわゆる「腐女子の層の、横のつながり」なのか。(笑)
(イケメンを上位に押し上げるべく一致結束して、大規模な集団投票活動に狂じる、など。)
どちらにしても。
残酷な天使のテーゼ』よりも、ガンダムWが上位に立ったワケでして。
……、で。
……中川翔子さんは「『忍空』がディスられてるのが、解せない」と発言。


四月、第三週。←今ココ。
それまで、まったく圏外だった『忍空』が、いきなり、五位にジャンプアップ。
上位では、エヴァがじりじりと追い上げて、ガンダムWと双璧。
(現時点では、まだ、ガンダムWが、辛うじて一位。エヴァが、二位。)


なんつーか。
ランキングの信憑性に、イチャモン付けるのも、野暮だけど、……さ。
リスナーの投票が、しょこたんの意見に、振り回され過ぎ。
……つーか。
……自分自身のモノサシで「このアニソンが好きです」とさえ言えない。
……パーソナリティの意見に右往左往で投票が流動浮遊する、無為な集団の多数決なんぞ。
……何の意味があるのかしら、とも、思いつつ。


まぁ、それはそれとして、それを踏まえた上で。
中川翔子さんの意見も軸に、リスナーが大挙して、時代を代表するアニソンを決めるってのは。
イチャモンも含めて、それでも聴いていて、楽しい企画でも、あります。
「おおっ!?」って、感性がポジティブな刺激を受けます。


ともあれ。
四月度、1995年の時代を代表するアニソンを決める、この企画について。
中川翔子さんは、再三再四「『スレイヤーズ!』が無い!?無い!?」と。
妙な部分で、意外なコトを気にしていたりもしているのですが。


あのですね、しょこたん
確かに、アニメ『スレイヤーズ!』(全期)は、相応の人気作ですよ。
……ただ、ね。
……アニメオタクの社会学の見地から、歴史を逆算して、分析すると。
……第一期、1995年の頃は。
……富士見ファンタジアの愛読者と、アニメ雑誌の関係者しか、騒いでなかったのよ。


スレイヤーズ!』が魔法少女……、ィャ、バトルアニメとしての真価と頭角を見せ。(笑)
後々にも語り継がれる「魔法バトルアニメの金字塔の一閣」として、大評されたのは。
1996年の『スレイヤーズNEXT』、です。
スレイヤーズ!』を軸にして社会動向も鑑みた広域見地から、アニソンとして語るなら。
真に注目すべきは『Get along!』よりも『Give a reason』(1996年)だってばよ。