きごうろん…

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第二期も
相(愛)、変わらずの
無貌の神


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「やはり俺の青春はまちがっている。」、とか。
「俺の幼馴染が修羅場すぎる」、とか。
「迷い猫オーバーヒート」、とか。
「迷えるチキンな俺」、とか。


厳密には、二期、ほぼ全話のサブタイが。
ライトノベルオタクであれば「ちょwおまwww」とか。
作り手の用意したバナナの皮を、敢えて、踏み抜いてしまいたくなる遊び心。(笑)


まぁ、でも。


「ホモゲ部」(『GJ部』)、とか、
「奇行少女は傷つかない」(『機巧少女は傷つかない』)、とか。
……元ネタが無名に近いので、どーしようも無いネタ。


「残念王と笑えない話」(『変態王子と笑えない猫。』)、とか
……策士、策に溺れて、ワラをも掴み損ねて沈んじゃったネタ。
(ウケを狙うに高じるあまり、物語の主旨とサブタイが微妙に不一致。)


土台。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』、とか。
変態王子と笑わない猫。』、とか。
タイトルに付けられた句読点の有無が、作品アイデンティティを大きく左右するのに。
否、パクる側は「人目を引くコト」だけを軽々に考え、まったく意識していない、など。
……心意気の奥底、製作者の深意の部分で、この作品(アニメ)の作り手が。
……全体的に、如何に、ライトノベルの文化体系をナメているか如実に反映してるよね。


せめて、元ネタで、わざとらしく句読点を付けている作品については。
わざとらしく、句読点までパクッてこそ、画竜点睛に値する逸品に仕上がると思うのですけれど。
……まぁ、たかが、ライトノベルのアニメ化なので、そこまで玄人仕事を要するのも、酷ですが。
……でも、金銭営利を目的とした、プロ仕事ですよね。これ。
(DVDの販売利益、など。)
……趣味と実益がイーブン、の、同人稼業なら、いざ知らず。


げふんげふん。


上へ上へ、と、向上心の強要ばかりにトチ狂っても、詮が無いので。
下へ下へ、と、どーしようもないネタにこそ隠された真髄ってモノを模索してみる。


這いよれ!ニャル子さん NEXT (違っ…)>


這いよれ!ニャル子さんw


インターネットのスラング(隠語)の中には「芝(w)」ってのが有りまして。
(笑)←コレと、ほぼ、同義同格として扱われているワケですが。


「アホ」と「バカ」のニュアンスの違い、……みたいな感じで。
書き手の真意が読み手に届かない、ってのは、表現活動の宿命ゆえに無視するとして。
個々の読み手によっても、受け捉え方が、それぞれ、万意、幅が大きいので。
(愉快や悦楽に類する、ポジティブな意味と見るヒトも、居る。)
(中傷や侮蔑に類する、ネガティブな意味と見るヒトも、居る。)
……とどの詰まり。
……その辺の多分なニュアンスをくすぐる、とか、そんな目論見で「w」なのかな、と。


まぁ、説明するまでも無く、二期タイトルの語尾の「w」は。
芝、では無く、ダブリュー(ダブル)、なんでしょうケド。
上記の句読点にしても、そうなのですが。
タイトル・レトリックは、記号一つに、ものすごい遊び心が篭められているので。
歪曲して考える余地がある場合は、どこまでも、屈折して解釈するのが礼儀かなぁ、と。(笑)


ゴタクが長くなった。
今日の本題。


破壊神っぽいイロモノが群れ集って、ドタバタと混沌を撒き散らす問題作。
『よんでますよ、ニャル子さん Z 』(違っ…)、第一話の、サブタイ。


「進撃の邪神」、とか。


うん、まぁ、なんつーか。
ニャル子さんのヤる事だから、気にしたら負けなのね、……と。(笑)


所々、視覚的に『らきすた』のパクリ(オマージュ)が見られたのですが。
それについては今後の流れを注視しつつ、機会があれば、追々、触れまス。
……現時点では「はいはい、らきすたらきすた」としか言い様が無い。(笑)


以下、余談。


ニャルラトホテプ、と、アザゼル、……って。
神話的にガチで考えると、天罰だか神罰だかが当たりそうなので、軽く講じるとして。(笑)
女神転生』の尺度に換算すると、どっちの方が強いんですかね?