しょこたん…

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『アニソン』(兄尊)は…
「兄貴を尊敬する」と書く!


中川翔子さん、談。)


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前提として。
ボクは、中川翔子さんは、キライです。
その一点、兎にも角にも、冒頭から申し開いておくとして。


<アニソンアカデミー。@NHK-FM


例えば。
番組開始、第一曲。
中川翔子さんの看板曲『空色デイズ』を耳にして。
なんだテメェ、いきなり自分の印税の増収目的の売名行為かよ、……と。(笑)


カッコワライ。


何に付けても反感が前に出るってコトは、事前情報から察していたので。
反感は反感として、素直に表出しつつ、良い所も探しつつ。
「せっかくのアニソン番組なんだから、やっぱり楽しもうぜ。俺。」、……と。


イヤな部分はイヤ、と、ハッキリ明確にしておかないと。
良い部分を見た時に「あぁ、コレは良い」って、逆反応ができないし。


……、で。
……悪い所については最低限のアンチに留め置くとして、良い部分を重点的に。


中川翔子さんが、自分の宣伝を押し進めるべく電波ジャックが主目的、かと、思ったら。
やはり、彼女一人では、ラジオパーソナリティ・スキルの未熟に不安が残る、……と、考えたか。
(妄想だか電波だか『アニメ好き』が高じて「自分語り」が始まると、止め所を見失う悪癖。)


アシスタント、に、あべあきらさんが常駐して、手綱を引くみたいです。
加えて、第一回は。
更なる番組安泰の保険として、藤崎弘士アナウンサーが臨時参加。(笑)


藤崎弘士さん。
過去のアニソン三昧を全面的に支え続けた、水木一郎アニキをも越える、修羅場の経験者。(笑)
NHKにて、アニソン・コンテンツをヤる場合の丁々発止と右往左往を、すべて知る、漢。
……そりゃ、もう。
……のっけから『きてよパーマン』のつもりが『パーマン音頭』が掛かる、とか。
……シャレにならない放送事故も、サラリと訂正かつ謝罪して、一瞬で混乱を沈静化。


正直。
中川翔子さんは、隔週か、月一の、準レギュラー扱いのゲストで良いからさ。
藤崎アナを、常駐の、メインパーソナリティに据えようぜ。
…………とか、思いました。(笑)


だって、さ。
ジャマなんだもの、中川翔子さんの「宣伝活動」が、いちいち。
「今週のしょこたんの予定」とかって、自分の宣伝を持ち込んだりするし、さ。
そんなモン紹介してる間に、さ。
一通でも、リスナーからのメッセージ読めば良いのに。
一曲でも、アニメソング流したら良いのに。
……そこが、ボクが、中川翔子さんを「キライ」と言い切る理由の大意。
……アニソンよりも、アニソンファンよりも、自分が大事なんですよ。
……だから、アニソンより、アニソンファンより、自分のコトを前面に出すんですよ。


ィャ。ダメだ、ダメだ。
だから、悪口や、アンチ思考は、自重しろっつってんじゃん。俺。
ウソでも、世辞でも、「お太鼓」でも、無理を承知で、褒め称えろ。(笑)


もとい。
「キライ」とは、再三、連呼しておりますが。
中川翔子さんは(アニメコンテンツに関して)無能だ、……とは、まったく思っていません。
むしろ、アニメコンテンツを背負う芸人としては、スペシャリストだ、と。
この番組を介して、改めて、実感しました。


繰り返しの宣伝や売名は、キライ。
只者では無い、筋金の通った天性のオタク気質は、好き。
(アニメファンに媚びたくてアニメに入り浸ってるワケじゃなく、ガチのアニメ狂。)
……みたいな、何とも複雑な、「キライ」と「好き」の二律背反。


冷静に、考えてみれば。
中川翔子さんが、インターネット社会にして、一大地位を確立した素要、って。
「グラビアアイドルよりもカワイイ、見目」、では無く。
「中途半端な声優よりも芯の安定した、声」、では無く。
「オタクとして卓越して吹ッ飛んだ、発想力、と、表現力」、ですからね。


見目とか、声とか、表層的なメッキじゃなくて。
根っこの部分の人間性の「こいつ只者じゃ無ェ……」って、地金の部分ですからね。
メッキが剥げた真鋳のトランペットやトロンボーンが発する、素体の持ち味ですからね。


宣伝、売名が「キライ」。
初手から、割り切って、反感を直視したからこそ、改めて、見えた。
突飛な発想力と、卓越した表現力が「好き」。


藤崎アナ、は、イレギュラーの飛び込みゲストだそうですが。
藤崎アナが不在でも、アニソン番組として、素直に楽しめそうな気がしました。
中川翔子さんの、突飛なオタク思考は、一聴の価値があると感じました。
……宣伝や売名は、自粛して欲しいケドな。(笑)


追記。
水木一郎のアニキについては、今さら何を語らずもがな、ノーコメント。
後日、この番組に関連して、アニメとは無関係な追加の与太話を書くかも知れないのですが。
その折に、触れるか、触れないか、そんな感じ。
……だって、さ。
……アニキのアニソンは、語るモンじゃなくて、感じるモンだろ?(熱)