かぞえひつじ…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


眠りの途(と)…
かぞえヒツジの
子守歌


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


キュア世話女房(ダイヤモンド)「英知の光、キュアダイヤモンド!」


そんなワケで、前回の続き。


<ドキドキプリキュア


その前に、今作の三悪
……つーか、作品によっては四人だったり五人だったりする「闇の住人」ですが。
……いつの間にか、三人ってのが定着した感があるのは何故だろう。
……『スイプリ』『スマプリ』と三人が続いたからか?


悪ガキ。(CV : 田中真弓さん。)
大年増。(CV : 田中敦子さん。)
893。(CV : 山路和弘さん)


ルフィの声で、小悪党を演じる田中真弓さんについては「芸達者」の一語で納得するとして。
田中敦子さんが、ラスボスの貫禄と鬼迫で、雑魚を演じているのもビックリですが。(笑)
個人的には、井上喜久子さん(悪女モード)で見てみたかった気もしつつ。
……否、それよりも、何よりも。
……名前を見ただけだと「誰?」って印象しか無かった、山路和弘さん。
……すっげぇー、美声ッ!?


調べてみたら、なんつーか、別の意味でヤバイ過去を秘めているらしく。
※ : いわゆる、汁男優の職歴を秘めているとか、いないとか。
ぽよよんろっくの二つ名で仕事をしてた某氏が、女児アニメのメインのキャラデザ、みたいな。)
……ィャ、まぁ、そもそも論として。
……まず、今期の主役が、生天目仁美さんだしなァ。(笑)


もう、なんつーか、話が進む毎に、ドキドキ所が増え続ける今作ですが。


そんな感じで、三悪からして只者では無い『ドキプリ』。
ザケンナー」の類も、なかなかにして、上司の有能を反映した強敵でして。
物理中心の「攻撃」一徹の、歴々の「ザケンナー」とは、毛色が異なるらしく。


強烈な閃光で、目をくらませたり。
時魔法「ストップ」を使ったり。
集団で連携して、波状攻撃を仕掛けたり。
あの手この手、『攻め』の手法が、間接・補助魔法メインのトリッキー。


……、で。
謎の赤ちゃん、アイちゃんを散歩中に襲って来たジコチュー(ザケンナー)、は。
女神転生デビチル』で云う、かぞえひつじ。
ちゃんと、数匹が群れを成して「群体で一匹」です。
ドルミナー(ラリホー)とか使います、しかも、喰らったら確実に寝ます。(笑)


そりゃ、まぁ。
ドルミナーとか、スリプルとか、ラリホーとか、呪文は使わないのですが。


「ひつじが一匹……ひつじが二匹……ひつじが三匹……」、と。


コレで眠らせようとする辺り、さすが「ザケンナー」の類ですが。
コレを100%に近い確立で喰らい、寝る、ドキプリチームも、どうかと。(笑)


ともあれ。
一撃でも喰らえば睡眠確実、難攻不落の間接攻撃に対して。
敢然と立ち向かい、死中に活を見出したのは。
「英知の光」を自称する頭脳戦のスペシャリスト、キュア世話女房。


つーか。
個人的に活躍を期待している「ひだまりぽかぽか♪」さん(キュアセレブ = ロゼッタ)。
実戦では、防御以外の局面では、ほぼ、役立たず。(笑)


ともあれ。
キュア世話女房、ひょっとしたら、この作品にて初の、見せ場。


ひつじジコチュー
「ひつじが一匹……ひつじが二匹……ひつじが三匹……ひつじが……」
キュアダイヤモンド
「3,256,725匹ッ!!」
ひつじジコチュー
「ひつじがさんびゃくにじゅうごまん……えっ?……あれっ???」


……。
……なるほど。
……恐るべし「英知の光」、頭脳戦のスペシャリスト。(笑)


そんなこんな、で。
ヤバイぞ、今作の『ドキプリ』。
「面白い」かどうか、と、問われると、ニュアンスが微妙に伝えづらいのですが。
「楽しい」です、見ていて。
かなり、アグレッシブに、引き込まれます。