さいむ…

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(バレンタインデー)当日に
「お返し」したのに
ホワイトデー?


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3月16日、債務の日、財務の日、サイロの日。


先日の続き。
友チョコ」の風潮の蔓延により偶発した、一般家庭の経済学上の、理不尽。
……の前に、補足的な前説。
イベント事の出費に、細かいイチャモンを付ける、ボクの論旨の方が間違ってます。(笑)
それを踏まえて、ヒマつぶしのつもりで、ヘリクツの羅列を読み飛ばして頂ければ。
土台、バレンタインデーに関する諸事について、何かしら、ケチを付けると。
「イベントに参加できない、ハミ出し者のヒガミ」としか認識されないので。(笑)
ボクも、そのつもりで、ヤケに近い論旨で書いてる感も、ありまス。


ともあれ。


友チョコ
要するに、女子と、女子が、チョコレートを交換する。
平成から始まった、バレンタインデーの新しいトレンド、もしくは、トラディッショナル。


原則。
『交換』なので、その場で「等価交換」が成立している兼ね合いも、あり。
ホワイトデーとか、三倍返しとか、そんな二度手間は、不必要だったハズなのですが。


最近。
友チョコの返礼と云うコトで、ホワイトデーにも友達と交換する、……と云う。
お菓子業者の陰謀と扇動に、まんまとダマされた、新しいブームの兆しが、見え隠れ。


「バレンタインで盛り上がったら、次は、ホワイトデーでしょー♪」的な。
「ノリで『三倍返し』とか笑い合って、友達の絆の再認識をですね……」的な。


もう一度、書き改めます。
バレンタインデーの「友チョコ」の場合。
いわゆる義理チョコ「A子→B助、の、一方通行」とは、違います。
(ステディやファミリーなど、金銭感覚を度外視して関係密度の濃い場合は、例外とする。)
原則、「A子→B美 / B美→A子、の、交換」です。
バレンタインデーの次点で、双方、互いの義理は果たしているんです。


……にも、関わらず。
……ホワイトデーに、バレンタインデーの御返しを、授受する。
……つまり。
A子、B美、両者とも、二倍の上納金を、お菓子業界に貢いでいるワケですよ。


A子、B助、……の、場合。
2月14日は、A子だけが出費です。
3月14日は、B助だけが出費です。


A子、B美、……の、場合。
2月14日は、A子とB美、双方が出費です。
3月14日は、A子とB美、双方が出費です。


A子にしてみれば。
「B美にあげる」場合。
二回、バレンタイン(ホワイトデー)特需に踊らされて、二重の支出を強いられるワケです。
そして。
巻き込まれたB美も、A子と同じく、二重の支出を強いられるワケです。
……お菓子業界にしてみれば、それだけ、たくさんの上納金を巻き上げられるワケで。


ね?
理不尽だとは、思いませんか?


友チョコ」にしても、「異性にあげる、義理チョコ」みたく。
返礼は、ホワイトデーに、改めて、……と云う話なら、ともかく。
友チョコ」の返礼は、その場で(交換で)済ませますよね。
ホワイトデーの必要は、無いハズなんですよね。


まぁ、改めて。
自分の毒舌に、自分で「自制の楔」を打ち込みますが。
イベント事……、ってのは、そんな瑣末なコトを気にしちゃダメってのも、ありますケド。


なんつーか。
詐欺まがいの「イベント商法」に、まんまと乗せられて。
本来ならば意味の無い、不用意な出費を無駄に重ねる……、ってのは。
「経済効果が……」とか「不景気なんだから、カネの回りを良くしようぜ」とか。
そんな感じの話に乗せられて、前向きに受け止めて、カネを出してナンボなのかなー、と。


一部のヒト(会社、産業)のカネ儲けに振り回されてるだけ、って感じにも見えますケド。