めたはい…

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純白に
氷結化した
メタンガス


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最近、ニュースにて。
メタンハイドレート」に関する話題を、チョイチョイ、耳にします。
それで、フッと思い出した、旧知の知人にまつわる話。
かつて『めたはい』の名で個人サイトを運営していた、旧知の知人にまつわる話。
(「めたはい」とは、略称と云うか、愛称。)
(サイトの正式名称は、メタンハイドレートの化学式を示す英数記号の幾何的な羅列。)


件の、旧知の知人に、直接、関する話……、では無く。
件の、旧知の知人が溺愛していたキャラクターの、口癖。<<メタンハイドレート始めました。ただし太平洋側で、みたいな!!>>


補足説明。
ニュースでは、青山繁晴さん、と、青山千春さん、だけが吠えている話、なのですが。
メタンハイドレートの実用開発をするなら。
日本海側の方が、絶対的に、実用性と効率が安泰なのだそうで。


……海底までの底が浅い。
(海の底まで引くパイプの長さが短くて済む。コストダウンに繋がる。)


……半泥混の固形、では無く、気化昇華の状態で埋蔵されている。
(メタンガスを抽出して、即、実用可能な状態にしやすい。実現性が加速する。)


……既に「独立総合研究所」が、事前調査を徹底しているので、探堀の手間が省ける。
(「どこにあるかを探す」と云う手順が省略される。コストダウン & 即実用のダブル効果。)


じゃあ、なんで、国家を挙げて。
時間も、カネも、無駄に掛かりまくる、太平洋側から始めたの?
……ってのが、上記のネタの笑い所。
……いかにも葵井巫女子が着眼しそうな、世の中の理不尽と、チグハグと、皮肉。


ともあれ、その辺の政治的都合に関しては。
青山繁晴さんの発言や著書を、各自、追々、自分で御覧いただくとして。(笑)


以下。
メタンハイドレートの実用を巡る光と闇……、とは、ほぼ、まったく関係が無い話。


メタンハイドレート、ってのは。
要するに「真っ白な、メタンガスの氷塊」なのですが。


今日は、ホワイトデーですね♪


……。
……ィャ、だから云ってるじゃん。
……メタンハイドレートとは、ほぼ、まったく関係が無い話だ、って。(笑)


関係するのは、葵井巫女子の方。<<ホワイトデーの返礼は「三倍返し」。ただしイケメンに限る、みたいな!!>>


それだけ。
本当に、それが云いたいだけ。


パッと読むと、何が云いたいのか、伝わりにくいですが。
言語感性が敏感なヒトなら。
ただしイケメンに限る」の使い所が、微妙に間違ってるポイントに気付いてくれるかしら。(笑)
……ィャ、決して、日本語的にも、ネタ的にも、間違いでは無いのですけれど。
……なんか、こう、歯のスキマに、ゴマやホウレン草が引っ掛かる感じの、違和感。


なんつーか、さ。
バレンタインデーだの、ホワイトデーだのって、さ。
ネタにせよ、ガチにせよ、迂闊に何を書いても、さ。
イベントに参加できなかったヤツのヒガミ、って、フィルター掛けられるじゃん。
……だから。
……フィルター掛けて読まれても何の影響も無い、与太話。
……本意も、深意も、他意も、何も無い、その場の書き捨ての、小ネタ一発勝負。


イケメンだろうが、ブサメンだろうが、普通のオトコだろうが。
ゼロ、と云うヒトも、結構な割合で、日常的に存在するワケでして。
「ゼロ」を三倍しても、「ゼロ」ですから。
もはや『三倍返し』と云う概念そのものが、昭和の死後と成りつつある、平成の自今。


女子同士の友チョコの蔓延、も、相まって。
ファミリー尊重、キズナ偏重、人間関係の真理を探し求めて止まない、自今。
バレンタインデー = ホワイトデー。
「原則、等価交換」と云うのが、最近のトラディショナルなのだとか。


家族(…または、家族に類する親密な恋愛関係)の、場合。
ステディ、や、ファミリー、に、見得を張って『三倍返し』に徹する意味は無いワケで。
値段的には、事実上、三倍であったとしても。
そこに篭められた『想い』は、男女両者、等価交換だったりします。
(「一緒に、イベントを楽しもうね♪」って、心と心のポジティブな繋がり。)


同性(いわゆる「友チョコ」)の、場合。
500円のチョコをあげて、1500円のマシュマロとかキャンディーとか返されたら。
逆に、イヤミか、イヤガラセか、ネガティブな勘繰りを触発する危険があるので。(笑)
500円を貰ったら、500円を返す。
1000円を貰ったら、1000円を返す。
手作りを貰ったら、手作りを返す。
それが、むしろ「親しき仲にも礼儀あり」の、わびさび、です。
友達と友達が、自分たちの距離感の普遍性と安定性を数字的に実感する、丁度良い、尺度。
「アンタと私の価値観は、おなじ感覚だよ」って、相互の互恵関係の実感。
……他人と尺度が異なるコトを暗に避ける、小市民的な発想とも云えますが。


そんなこんなの、ホワイトデー。


……なのですが。
……自今、いわゆる「友チョコ」を巡って。
……人知れず新たな問題が発生、と云うか、理不尽とか、不条理とか。
……それはそれで、また、腑に落ちない不測の事態が発生している、とかで。


この話の後編は、後日。
友チョコ」の蔓延がもたらした、まったく想定されていなかった、理不尽の真実について。