ぽりのしす…

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下手すれば
歯医者も掛かる
ポリノシス(花粉症)


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いやー、ウワサには耳にしていましたケド。
今年の花粉(黄砂、PM2.5なども含む)は、やはり、例年とは違うっぽいです。
今までに味わったコトの無い、痛みだか、恐怖だか。
それが、よもや、我が身にも降り掛かろうとは。


えーと。


前説。
去年の十月から、重度の虫歯で、歯科医に通院しておりまして。
長々と治療の甲斐もあり、ようやっと、経過観察の段まで辿り着きました。
(ドリルで削られたり、セメントを埋めたり、と云った処置から開放された。)
……経過観察。
……月に一度のペースで、歯医者に出向きつつ。
……歯科掘削用ドリル、では無く、歯石を取る研磨用ドリルで表面を削りながら。
……新しい虫歯とか、見逃しの小さい虫歯とか、そう云うのを探索する作業。
……事実上、ほぼ、完治です。


……、で。


歯石を取る研磨用ドリル、なので。
歯神経をゴリゴリ削られるコトは無く、表層エナメル質の最上面を撫でるので。
知覚過敏でも無い限り、基本的に『痛み』は無いのですが。
たまーに、歯周ポケットとかに「グサッ」とか刺されたりするので。
不意打ちだと「うごッ!?」ってなったりしまス。


先日、冬の終わりの、小春の温かな昼下がり。
ぽかぽかと、温かい日差しに包まれながら。
歯石を取ってもらっていたワケなのですが。


キュイィイィイィィ……ン。
「……くしゅんっ!」


キュィイィイイイ……ン。
「……くしゅんッ!!」


キュイイィィィイイイ……ン。
「……へーちょ」(ぇ?)


ィャ、「へーちょ」は冗談ですが。(笑)


看護士さんが、どうやら、花粉症だったらしく。
歯科用研磨ドリルを操作しながら、途中で、クシャミ連発。


……ええ、もう。
……歯医者で、あんなに肝を冷やしたのは、初めてかも知れない。


コレが、治療用掘削ドリルなら。
手を止めて、クシャミが収まるまで、一時停止していたのだろうと思いますけれど。
研磨用ドリル、なので。
うっかり歯茎に刺さっても、傷は浅い……、とか思われていたのだろうかしら。


花粉症、って、目や鼻だけじゃ無いのね。
場合によっては、歯にも、ダメージを与えかねないのね。(笑)
……ィャ、今回の事例は、極めてレアなイレギュラーだとは思うですが。


何にせよ。
今年の花粉症、マジで、只者じゃない。
患者が自分だろうが、他人だろうが、どっちであれ油断なりません。