ゆきむら…
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男湯に
裸の幼女は
ヤバいだろ…
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風呂の日。
なんつーか、最近の深夜アニメは、初出原典が、ラノベだろうが、エロゲーだろうが。
「此処までなら大丈夫だよね？」って、BPOやPTAの顔色を伺いつつのチキンレース、で。
（苦情が来ても「個人的な価値観で、アンタの意にそぐわないだけ」って一蹴できる範囲の。）
（『表現の自由』の錦の御旗を掲げ、「自由の度が過ぎる」とケチを付けられない程度に。）
……水着回だろうが、風呂回だろうが、着替えシーンのサービスカットだろうが。
……それは、それで。
……エロスでは無く、ギャグ（コメディー）として。
……まったく、本質とは別の角度からの楽しさがある、お色気シーンなのですが。（笑）
性欲は、喚起されない。
けれど。
愉悦や娯楽として、嗜好できる。
＜僕は友達が少ない NEXT＞
いちいち、一つ一つにツッコミを入れるのも、七面倒、……と、云うか。
「どうぞツッコミ入れて下さい」って、あざといのが、ウザイ……と、云うか。
何も考えず、一場面、一エピソードを、笑い飛ばして。
放送が終了したら、さっさと忘れてしまうのが、正しい楽しみ方なのですが。
……無論、それは。
……『僕友』に限らず、『俺妹』も『俺修羅』も、あらゆる作品に於いて。
……地上派アニメ、が、原作の宣伝を第一目的として量産される時代になってからの一般的風潮。
（原作のジャンルが、マンガだろうが、アニメだろうが、ゲームだろうが。）
ともあれ、概要。
楠 幸村。
隣人部のメイド服担当、『涼宮ハルヒ』で云えば、朝比奈みくる。
……なのですが。
……いわゆる「男の娘」。
……だと（作品初期では）思われてたのが、実は、普通に、女の子。
……とりあえず当人は、身体が男であれ女であれ、心は「日本男児を目指している」、と。
難しい観点から、ガチで考えると。
性同一性障害、を、短慮に、キャラクター性として特化して。
「現代病理として真面目に考えちゃダメ」みたいな、人権軽視の感もあるのですが。
（以後のドラマツルギーとして、物語のスパイスとして、隠し味に秘めておく、みたいな。）
まぁ、要するに、作り手の意向としては。
「男の娘かと思ったら、ガチ美少女かよ！」で、話は、ひとまず、終。
それを出汁にした、アレやコレやを、見たままに楽しんで下さい、……ってな感じ。
本当は、最近、流行の『男の娘』として、ずっと通したかったけど。
『男の娘』ブームが終わっちゃったので、慌てて「実は、美少女」に路線修正。
……なんて、そんな憶測も、飛び交っていたりしまスけど。（笑）
……てなワケで。
……幸村が女の子だと判明するに至る、一大事の、お風呂回。
作品初期では「男の娘」だと思われていたので、リアル女性だと判明するまでは。
当然、小鷹と一緒に、男湯の方へと入って行ったワケでして。
……ィャ、まぁ。
幼女だから、と、何の疑問も無く、マリア（女）も男湯に入って行った件について。
まったく問題視もせず、ひたすら、幸村の「男→女」の話に一徹したのも、どうかと。（笑）
……つーか、コレで。
「マリアは、男の娘（幼児）」のダブルトラップ、だったら。
ウダツの上がらない原作者も、神として、オタクから一目を置かれる作家になっただろうに。（笑）
ともあれ。
オトコだと思っていたら、オンナだった幸村の、アレコレ。
まぁ、何があったとも、無かったとも、どーでも良い話の流れ。
うっかり、マリアが小鷹の男根に興味を示して、マジマジと観察する、とか。
その手のギリギリアウトの性的演出は、気が付かないフリをして、華麗にスルー。（笑）
幸村
「申し訳ない、兄貴。……私は、もはや、日本男児には、なれませぬ。」
小鷹
「日本男児、なぁ……。」
（『それ以前の問題だろ』とか、表情だけで無言のツッコミ）
幸村
「こんな私でも、今後とも、兄貴の舎弟として御側に従事しても宜しいか！？」
小鷹
「それより。そもそも、どうして、女なのに男だとウソを吐いて通すんだ？」
幸村
「家庭の事情ゆえ。」
上記の通り、性同一性障害をコメディとして茶化す、人権軽視の発想については
「ライトノベルなんて、そんなモンです。」の一言で、敢えて、不問に臥すとして。
あのですね、幸村さん。
確かに、リアル女性が、ガチの「日本男児」を目指すのは、不可能です。
性同一性障害によるジャンダーとセクシャルのギャップ、については、黙殺しますケド。
ただですね、幸村さん。
「日本男児」が無理なら、「大和撫子」を目指すコトだって、できるんですよ？（笑）
ナデシコジャパン、は、サムライブルー、と、対を成す、武漢の心意気ですから。
そんなワケで、以後、「男の娘」あらため「リアル女子」の幸村は。
『まよチキ』のブームの尻馬に乗るべく、男装女子の道へと歩むワケですが。
……それは、また、いつぞの機会に、改めて。
