にわとり…

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ニワトリは
実は、意外と
アグレッシブ。


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……ィャ、見た目、ニワトリに見えるけど。
……ニワトリなのか、どーなのか、真相は謎っぽいです。現時点では。



たまこまーけっと


けいおん!』のスタッフが終結した『たまこまーけっと』に間して。
つまり『けいおん!』で釣れた客を、もう一度、呼び集めたいだけの商売的事情なんですね、とか。
初見から、どうにもネガティブな視点でしか見られない自分に、ちょっと、辟易。


ィャ、まぁ。
「この手の、『バカに見えて悲劇を背負ってる』系が、ウケる」ってな打算によって。
知識と経験則だけでわざとらしく考案され、最終的には作者からも見限られた、使い捨てキャラ。
前作『中二病でも以下省略』の、小鳥遊六花と比較したら。
たまこまーけっと』の、北白川たまこ、は。
「ただのバカ」を、極めてシンプルに描いた、とても好感の持てるキャラですが。(笑)
……っても、まぁ。
……『けいおん!』の平沢唯とか、『氷菓』の千反田えるとか。
……京アニが世に送り出す「ただのバカ」は、だいたい、毛色がパターン化してるケドな。(笑)


そこに、無為な打算と、余計な下心が無いだけ。
(「ただのバカ+a」を加味するコトで、今までと異なる客を釣ろう、みたいな。)
平均的に、好きになれそうな気がしないでも無いコトも無い、っぽい。


まぁ。
ゴタクも、屁理屈も、置いといて。
初見、事前情報が何も無い状態で、真っ白な状況から見て。
第一印象で「このキャラ、好き」って素直に反応したのは、久々な気がしつつ。
……以後、ストーリーの流れによっては。
……「好き」の反作用で、ボロクソに叩く可能性も、否定はできませんが。
……ともすれば、3月期『好きテン』どころか、オブじイヤー2013まで掻っ攫いそうな。


どうなんですかね、最終的には。
あの、どう見ても「真っ白な『GuGuガンモ』のパクリ」にしか見えない、鶏もどき、が。
いかにも「京都アニメーションの持ち味たる、美麗の業の真髄を、如何無く発揮」とか、言わんばかりに。
禍々しい怪鳥から、神々しい神鳥へと、転身するのか。どーなのか。
……その辺の今後の展開が、北白川たまこの動向よりも、さらに気になる次第ですけれど。


あっ、あと。
北白川あんこ、は、小学五年生が良かったです。
然して、意味深な他意なんぞ、何も無いですが。
小学五年生だと、今後、何かとネタの引き合いに出し易いってだけの話。(笑)
……小学四年生、って、ネタにするには中途半端な年齢なのよね。
……『カードキャプターさくら』の初期年齢が、確か、小学四年生だった気が。
……前世紀には『ママは小学四年生』なんてのも、ありましたっけ。(何それ? / 笑)


取り敢えず。
思ったよりも、プラス評価の印象が強いのが、ちょっと意外な『たまこまーけっと』。
……先入観とか、事前情報とか、そう云うモノを何も無い状態で、見ていたら。
……『けいおん!』も、おなじぐらい素直に楽しめたのかなー、とか。
……今さらながら、否、今だからこそ、改めて。
……ボクの心内に於ける『けいおん!』に対するゴタクを捨てた評価の真位が気になる次第。