♪好きテンおぶジいやー 2012♪

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本日の575は、特別企画により休載とします。


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毎年、毎年、飽きもせず、性懲りも無く。
今年もヤります、大晦日の恒例行事。
四季折々の慣例行事『好きテン』の、年末スペシャル版。


・個人的好き好きポイント。
・言及頻度部門。
・来訪者リンク部門。


通常は「個人的好き好きポイント」だけを勘案して、ランキングするのですが。
『おぶジイヤー』は、色々と、予備的な加点や減点が絡むので。
いつもの『好きテン』の道理が、通用しなかったりしまス。
……、っても。
……イキオイ、と、ノリ、で、ゴリ押しのスタンスは、いつもの『好きテン』に順じてます。(笑)


何だかんだで、結局は、放送期が新しいアニメが傾重されていたり。
社会学的な信憑性は、一切、期待しないで下さい。(笑)


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♪ ♪ 第一位 : 高木ハツ江。『今日の料理ビギナーズ』 ♪ ♪


言及頻度、個人的好き好きポイント、地味に来訪者リンク部門も含めて。
(「今日の料理ビギナーズ」などで検索に引っ掛かって辿り着くヒトが居る。)
問答無用、文句ナシの圧勝。
元来、萌えキャラとは斯くあるべき、日本のイラスト文化の粋の極み。
……ィャ、単純に、個人的に。
……この手の「線が太い、SDっぽい、ほわほわ絵」が好きなだけです。(笑)
ともあれ、往年の『コンピューターおばあちゃん』には、後一歩、及ばないまでも。
NHKが輩出した、萌えキャラの一翼だと、ボクは思いまス。



♪ ♪ 第ニ位 : 小早川凛子。『ラブプラス』 ♪ ♪


長いですねぇ。(……しみじみ。)
一つのゲームに、本腰を入れて、三年間もテンションが続くってのは、スゴイです。
……ィャ、この三年の間に『L++』とか『NEW』とか出たケドな。(笑)
……システムは変わっても、本質が変わっていないので、同一視しても良いかなー、と。
「オレは黒髪ツインテールが好きだから、髪を伸ばせ」って駄々を捏ねたら。
見事に、ボクの好みにドストライクの、貧乳の黒髪ツインテール少女に化けたので。
『カレシの好みに殉じて、カノジョが変わります』って宣伝文句は、伊達では無かったのな、と。
「……ドサクサに紛れて、貧乳とか言うなっつーの!!」(蹴ッ!!)


♪ ♪ 第三位 : 長倉侑子。『NEWラブプラス』 ♪ ♪


マリア様がみてる』で言うと、桂さん。
あずまんが大王』で言うと、千尋
そんな微妙なポジションだからこそ、ボクの漫画で、あんな暗躍が侭なるワケで。
ラブプラス』本編では、『ドラえもん』の出来杉クンぐらい、何もしません。(笑)
……たまーに、「おっ?」って思わせる所作を見せてくれる程度。
……ただ、それだけの、モブなのに。
……ただ、それだけの、モブだからこそ。
……妄想の余地、ハンパ無ェ。


♪ ♪ 第四位 : メロエッタ。『ポケットモンスターBW』 ♪ ♪


ええ、もう、可愛いの一語に尽きます。
エンディングでチマチマ踊る、ステップ(ダンス?)フォルムの赤メロエッタも好きですが。
やはり。
本編で、ずっと、サトシのストーカーに徹していた、緑メロエッタが好きです。
なんだろう、ポケモンの魅力の奥底の深さを、改めて実感させられた娘、でした。



♪ ♪ 第五位 : カーリー渚。『遊戯王5D's』 ♪ ♪


まぁ、取り敢えず、サクッと画像検索してみて下さい。
たぶん「誰が、どう見ても、沙織バジーナ」みたいな、ビン底メガネの黒髪パッツンが出て来ます。
見た目だけじゃなくて、行動のベクトルとか、スタンスとか。
「メガネを外すと、普通に美少女」なのに、がっかり感の方が先に立つ辺りまで、そっくりです。(笑)
……ただ。ただ、ね。
……闇堕ち(ダークシグナー化)するんです、コイツ。
……でも、抱いていた心の闇が大したコト無かったから、サクッと我に返るんです。
……その落差が、クる。
……殊、ダークシグナー状態の「お前、誰だ」ってぐらいの冷酷さは、魅力的です。


♪ ♪ 第六位 : 柊。『はなまる幼稚園』 ♪ ♪
♪ ♪ 第六位 : 柊雛子。『ちとせげっちゅ!』 ♪ ♪


前代未聞。「同率同位」では無く「二人で一枠」。
一人一人は、17位とか、23位とか、箸にも棒にもネタにも掛からない、半端な順位です。
でも、なんだろう。
両者、キャラクタースタンスとしては「『ぱにぽに』の一条さん+着ぐるみ」なのですが。
何もかも「両者が両者ともに、互いの生き写し」なのが、なんかスゲェ……、と。
……ええ、キャラクターの在り方としては、見事にドッ被りなのですが。
……それ以上に、名前までガチでドッ被りってのは、地味にスゴイです。(笑)



♪ ♪ 第七位 : ミクダヨー。『初音ミク Project mirai』 ♪ ♪


そもそも、ねんどろいども、初音ミクも、キライだったのですが。
否、常々、キライだと明言していたからこそ。
「キライなモノを、何かの拍子に好きになる」と云う、心の反動を。
久々に、実感として、ボクに突き付けたキャラクター。
……つーか、実態は『ねんどろいど初音ミク』なのですが。
……ネットにて追随的に付与された新キャラ『ミクダヨー』として、ランクイン。(笑)
……『Project mirai』のミク、は、『ねんどろいど』とは一味ほど異なり。
……似て非なる別物なのかなー、とか、個人的には認識していまス。
(表情が多彩だったり、膝や肘などの各関節がグリグリと多動したり。)


♪ ♪ 第八位 : 富樫優太。『中二病でも恋がしたい』 ♪ ♪


ずっと、小鳥遊六花、に、主軸を据えて見ていたんですが。
フッ、と、「ゆーた」に主軸を移して、見てみたら。
なるほど。
中二病』を主題としたラブコメディだってコトが、すんなりと理解できました。
見るに際して、読むに際して、難しいコトを考えちゃダメなんですね。この作品。
福山潤さんの、緩急のせめぎ合いの熱演は、何度見ても飽きません。



♪ ♪ 第九位 : 沙織バジーナ。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 ♪ ♪


トゥルーエンドだか、真ルートだか、何だか知りませんが。
今さら、二期に向けて、ストーリーをなぞり直して、何になるのかと思って見ていたですが。
黒猫は黒猫で、桐乃は桐乃で、その他はその他で。
(……ィャ、綾瀬とか、まったく興味が無いし。)
「はいはい。」って感じで、上澄みだけサラッと見流していたら。
沙織バジーナ、が、「(料理で云う)つなぎ」として、ものすごい尽力しているコトに気付きました。
居るよね、こう云う手合いのオタクって、実際に。
仲間内の水面下で関係好転に尽力して、グループの潤滑油として欠かせない存在。
……改めて、そうしたポジションとして、オタク道を愛するスペシャリストとしての影の努力に惚れました。
……メガネを外すと、カーリー渚ぐらい「がっかり系の普通の美少女」ってのも、ポイント高いです。


♪ ♪ 第十位 : 姫小路秋子。『お兄ちゃんだけど愛があれば関係ないよねっ』 ♪ ♪


結局、コレぐらい馬鹿で分かり易いのが、コメディとしては丁度良いのかなぁ、……と。(笑)
『この中に一人、妹がいる』とか。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とか。
……まどろっこしいんですよ、「妹萌え」のドラマツルギーを演出するための下準備が。
……そんなの、いらない。
……わざとらしいぐらい、短直に「お兄ちゃんが好き♪」って論旨だけで、充分だと思った。(笑)
「ああ。コイツ、馬鹿だ」と割り切ってみたら、それなりに楽しい妹キャラでした。


♪ 次点 : キュア大阪。『スマイルプリキュア!』 ♪
……個人的には、キュア電波の方が好きですが。
……世間では、キュア大阪の人気が、妙に過熱しているのが気になりまス。
……一説には、「お好み焼き」関連産業の売り上げが、例年よりも伸びているとか、いないとか。


♪ 次点 : 橘めい。『好きっていいなよ。』 ♪
……『神様はじめました』の桃園奈々生、とか、『となりの怪物くん』の水谷雫、とか。
……その辺と、ダンゴ状態のトントンの、ドングリの背比べ、なのですが。
……見た目の「地味カワ」が功を奏して、一歩、前に出た感じ。


♪ 能美クドリャフカ。『リトルバスターズ!』 ♪
……原典を知らないので、何とも言及の余地が無いのですが。
……事前情報でも、その「人となり」は、ある程度、分かるワケでして。
……で、いざ、アニメが始まってみたら。
……事前情報どおりの、期待通りの、典型的な「Keyっぽい、バカ」だったので。(笑)
……なんつーか、原典を知らなくても、スッと『リトバス』を受け入れるコトができました。


♪ 次点 : 羽瀬川小鷹。『僕は友達が少ない』 ♪
……「次期決定、おめでとう♪」の、御祝儀枠。
……ぶっちゃけ、星奈でも、月夜でも、小鳩でも、誰でも良いのですが。(笑)
……消去法、と、妥協、で、考えたら。
……結局、最後まで残っていたのが小鷹だったってだけの話。


♪   ♪   <雑感。>   ♪   ♪   


取って付けた「平成二十年、妹ブーム再来」の、見事なまでの肩透かし感。
世間が『妹萌え』に冷めた、……と、云うよりは。
妹萌え』に興味の無い作り手が、知識とデータで作品を生み出した結果なのかなー、と。


再度、釘を刺しますが。
妹萌え』は、そこに、具体的な「性(18禁)」が絡むからこそ、奥が深いワケで。
出版(放送)倫理に妨害されて、「性(18禁)」を奔放に描けない段階で、まず、論外なんです。
……その上で、それは百も承知の覚悟を以ってして。。
……「性(18禁)」を度外視して、妹コメディなり、妹ロマンスなり、を、描こうってのは。
……天性の才能が無いと、無理です。


なんでしょうね。
来年も、こんな感じで、前世代の『(なんとか)萌え』のリバイバルの波に頼るのかしらね。


ビビッドレッド・オペレーション』とか。
『たまこマーケット』とか。
前準備に、やたらと気合いが入りまくりの感も否めない、2013年の1月期アニメですが。
放送期間が終わったら、作り手すらも存在を無視する、流し捨ての粗製濫造アニメっぽい匂いも強くて。
だから、そんな安物を、放送期間中だけ必死にゴリ押しされても困る、……と。
……この先、何度も、何度も、同じコトを繰り返して書きそうな気がしつつ。


期待より、不安の方が大きい、そんな次代の転換期。