らいばーど…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


このアニメ
ゼツボー的に
カッコイイ、……か???


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


初音ミクに類する、機械仕掛けの歌姫の一人。
ボーカロイドMEIKOの誕生日。
……っても、ボクは名前しか知らないのですが。(笑)


機動戦士ガンダム』のザクとは違うゲリラの長、ランバ・ラルの誕生日。
……と、云うか。
……その『機動戦士ガンダム』の作り手、富野由悠季さんの誕生日。


そんな感じの話。
いわゆる「メカモノ」の最新事情。
ボーカロイドは「メカモノ」とは言わん、とか、冷たいコト云わないで。(笑)


超速変形ジャイロゼッター


絶望したっ!
ゼツボー的に面白いワケでも無い、むしろ、由緒正しき「普通のメカモノ」に絶望したっ!!


もとい。


火曜日、夕方六時、テレビ大阪
なんつーか、もともと、この辺の時間帯が「メカモノ」の王道時間帯のハズだったのに。
(17:00〜20:00、小学生のゴールデンタイム。)
(「エルドラン」シリーズとか「勇者」シリーズとか。)
……逆に、奇をてらった奇襲作戦って雰囲気を感じる、まったく死角からのダークホース。
……考えてみれば、『魔法騎士レイアース』も19:30だったよなぁ。


ともあれ、ジャイロゼッター。
内容としては。
小学生が自動車を爆走運転して、早くもBPOから難癖を付けられた交通安全アニメ。(笑)
……もとい。
……自動車がロボットに変形して戦う、典型的な「メカモノ」の王道的発想。


殊、エンディングでは。
五体の巨大ロボが、プリキュア然としたダンスを颯爽と披露する、など。(え?)
なんつーか。
メカモノ」よりも別問題の角度からのツッコミ所が、地味に多い一作なのですが。
逆に。
メカモノ」としては『勇者エクスカイザー』を見てた頃の素直な気持ちで楽しめます。
……ツッコミ所は『勇者特急マイトガイン』ぐらい濃いケドな。(笑)
……内容的には『勇者王ガオガイガー』ほど濃くは無いです。
……名前が「ライバード」って『太陽の勇者ファイバード』の丸パクリだけどな。(え???)


なんだろう。
「エルドラン」シリーズに夢中だったヒトなら素直に楽しめる感じ。
そう説明するのが、しっくり来るかしら。
それぐらい、幼稚。
それぐらい、単純。
それぐらい、健気。
オトナの穿った目線を差し挟まなくても普通に楽しめるので、地味に楽しいです。


『ROBOTICS;NOTES』、とか。
ダンボール戦記』、とか。
一言で「メカモノ」と云っても。
その発想の出発点と終着点は、多岐に渡るんだなァ、とか、改めて実感の機を得た次第。


近年、「メカモノ」と呼んで然るべきジャンルの方向性、……って。
今時分なら『トータル・イクリプス』っぽい、お堅い雰囲気のガチバトル一択、と、云うか。
嗜好が一方向に媚び固まって、そのせいで身苦しい状況が慢性的に続いてるっぽい気がしたですが。
(「見苦しい」では無く「身苦しい」。……なんだか、無駄に肩肘が固まって凝る感覚。)


何かしら、無意識に作用する、圧倒的な『お手本』が言下に君臨していて。
それに即して、それに倣って、後続も似たり寄ったりの作品ばっかり量産して。
結局、見た目が違うだけで、中身が同じ様な「ガンダム」の悪習の蔓延、みたいな。
そうした風潮の雁字搦め、が、「メカモノ」って分野に全体的に広がってた錯覚を抱いていたですが。


そうでも無いみたいなので、安心しました。
アンテナを広げれば、割りと、色々な「メカモノ」があるんだなー、と。
そして、見る側のボクが、発想力をちょっとだけ軟化させれば。
武装神姫』も「メカモノ」の視点で、別の楽しみ方ができるんだなー、……と。
単に、模型オタクのヘタレの日常を脇から垣間見るだけの変態アニメでは無かったのね。(笑)


……ィャ、もっと深く、厳密に考えると。


武装神姫』は『ダンボール戦記』と同格に括るべきカテゴリ、で。
(操縦者がメカに搭乗しない。『エンジェリックレイヤー』みたいな。)


勇者エクスカイザー』だの『超速変形ジャイロゼッター』だのとは、本質が違うのですが。
(操縦者がメカに登場する。『レイアース』みたいな。)


いずれにしても。
結局、玩具化してしまえば、美少女メカも、巨大ロボも、一緒なので。(笑)
そうした分野の産業触発のソースを『メカモノ』として、考えるのであれば。
つまり。
ロボットアニメを介して関連商品を叩き売るのが、そもそもの製作本旨ならば。
なんつーか。
メカモノ』産業は、まだまだ捨てたもんじゃないかなー、……と。
この分野の在り方、ゴタクを超えた根本的な基本理念を、再認識しました。
テレビアニメってのは、結局、商品を売るための宣伝目的が主核である。、と。


DVDやBlu-ray、マンガや小説やCD、イベントチケットにしても。
超合金、プラモデル、フィギュア、などの玩具にしても。