じぇみに…

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恋に乞い
焦がれて狂う
パラドクス


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当ブログでは。
アニメを見た直近に、直接的に、その内容に触れるってのは極めてレアなケースでして。
凡そ、一週間ぐらいのタイムラグを経て、時間差で言及するのが常なのですが。
よもや。
放送当日の放送直後に言及、……なんてのは、前代未聞に近い超レアな事態でして。


それぐらい、ツッコミ所が、満載。
それぐらいの、衝撃。
なんつーか。
この、無性に、血が沸き、肉が踊る、この感覚をこそ。
世に云う『小宇宙(コスモ)』とか呼ばれてる、感情の一時的な暴発現象ってヤツか。(笑)


聖闘士星矢オメガ>


土台。
プリキュアっぽいの(ユナ)の存在からして、既に、論外なのですが。
……その辺は、まぁ、もう放送開始から半年以上も経過したので。
……「これが、オメガ」っつーか「イヤなら見るな」の一語で納得する、として。


「新・黄金十二宮」編。(仮)
どうしても、「旧・黄金十二宮」編を知っている世代だと。
前身と後身を比較して、先達(旧)のメンバーをヒイキしてしまうのですけれど。


第一関門、おひつじ座「白羊宮」。
ムー(旧)も、貴鬼(新)も、至極どーでも良い。(笑)
まぁ、導入と云うか「掴み」と云うか、案内係みたいなモンだし。
此処で、何がしか、ツッコミのために小宇宙を浪費していたら。
それこそ、あと11人と戦う余力が無くなる。(笑)


第二関門、おうし座「金牛宮」。
ぱにぽに』のメディアさんを彷彿とさせる、骨折フェチ。
(ただし、ハービンジャー(新)は、打撃系。メディアさんは間接技系。)
……うん、まぁ。
実質、一人目の噛ませ犬だし、今は平成の世の中だし。
聖闘士を名乗るクセに、拳よりもゴタクで自分を語るってのも、時代なんだろうなァ、と。
後日、「新・黄金聖闘士」全12人(?)が出揃ってから、再考察するとして。
……取り急ぎ、一言だけ。
ハービンジャー「おぅおぅ。誰でも良いから、オレをヘシ折って見せろやゴルァ!」
アルテバラン(旧)さん、この生意気な後輩の背骨をヘシ折ってやって下さいよ。(笑)


第三関門、ふたご座「双子宮」。
ヤンデレ、の、メンヘラ。……以上。(ぉぃ。)
ええ、もう、またしても、いきなりの女性聖闘士。
しかも、ユナに続いて素顔全開なので、ファンの間でも次回予告直後から、話題騒然。
そんな、放送前の期待と不安に、がっつりと応えるに至る逸材のパラドクス(新)。


いきなり、龍峰を性的に篭絡しようと試みつつ、紅茶とスウィーツで甘い誘い。
肉体的抱擁、キス、四肢への愛撫、など、日曜日の朝っぱらからガチで性的交渉。
さすが黄金聖闘士、何をヤるにしても容赦が無い。(笑)
……でも。
……パラドクス女史には、乙女座の「処女宮」を任せた方が良いんじゃないかなぁ、とも。


結局。
朴念仁の紫龍の血を引く、ヘタレの龍峰を性的に篭絡する作戦は、アッサリ失敗して。
殴られてブチ切れて、黄金聖闘士よろしく、肉弾戦で叩きのめす作に転じたワケですが。
……つーか。
……サガ(旧)と比較しても、パラドクス(新)が、異様に強いんじゃなくて。
……逆に、龍峰が、異様に弱いからこその、この展開なのかしら。(笑)


まぁ、ハービンジャー以上にツッコミ所が満載の、パラドクス。
個人的には。
パラドクスと性的に対峙するなら、龍峰じゃなくてユナが良かったなー、とか。
パラドクスは、オカマとか、お姉マンとか、男の娘とか、男性の方が良いのでは、とか。
どうしても「男×女の正攻法の色恋バトル」ってのは、モノ足りない感が深いのですが。
逆に、正攻法こそ『聖闘士星矢』の真髄、とか説明されたら、納得の点でもあるので。
パラドクスが女性であるコトについては、今は、不問としよう。


ただ、一点。
これについては、見事の一語に尽きる、製作者の機転の妙だと感服したコト。
殊、ハービンジャー、の、矢尾一樹さんも。
かなり味のある布陣だと、中の人としては大満足なのですが。


パラドクス。 : ゆかな嬢。


ええ、もう。
中の人が「ヤンデレ系・メンヘラ系のスペシャリスト」の声優さんだもの。
……そりゃーもう、圧倒的な、あの理不尽な強さにも納得するしか無ェ。(笑)


ともあれ。
金牛宮、双子宮、と、中途半端にバトルを途中停止させておいて。
次回は、いよいよ第四関門、かに座「巨蟹宮」。
かつての「旧・黄金聖闘士」編、色々な意味で最底辺だったデスマスク(旧)の牙城。
カニ座のボクは、デスマスクのせいで、謂れの無い憂き目に遭ったもんさ……。(笑)
……そんなデスマスクの牙城「巨蟹宮」を引き継ぐ、オメガの新人は、どんな奴なのか。
……ハービンジャーよりも、パラドクスよりも、更に気になりまス。


よりによって、その「巨蟹宮」に一人で吶喊するのが、ユナだからなぁ……。(笑)
どんな風に叩きのめされて、リョナ嗜好の変質者を悦ばせてくれるのやら……。
つーか。
ユナは、瞬と同じく、男の娘で良かったと思う、やっぱり。今さらながら。


男女同権だか、何だか、作り手の都合は分かりませんが。
オトコが肉体的に苦悶してでも得る成長カタルシスを、オンナも同質同等に求めるのは違う気がする。
聖闘士星矢』の世界観にリスペクトした上での新作なのであれば、尚更。
聖闘士星矢』だからこその「男」と「女」のジェンダーを、もっと尊重して表現して欲しい。
オンナがドタバタと戦って、それを魅せる一点の娯楽性しか考えていないのであれば。
それこそ『プリキュア』の系譜で、存分にヤってて下さい。