はりーぽったー…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


これからは
魔法を使う
男の子


(安直に「男の娘」では無い点が、重要!)

 
  ※   ※   ※   ※   ※   ※   


何は無くとも、文化の日
ウチは、一応、エロスOK(18禁はダメ)のスタンスなので。
「いいお産の日」から、何かアダルティな話をしようかと思ったのですが、自粛。


否。
11月03日で「いいおっさんの日」、とか言われても。
その流れで、江戸主水本田の誕生日、とか言われても。
……その、困る。(笑)


天領イッキ(メダロット)、神楽(銀魂)、の誕生日などなど。
話が地味に広がりそうなキャラクターも多かったりしつつ。
「いい蜜柑の日」とかで、結城美柑(To Loveる)の誕生日でもあり。
……つーか。
……「いい蜜柑」とか、ゴロ合わせのムリヤリ感にも限度ってモンがだな……。(笑)

話を戻します、文化の日
夜伽の森の眠り姫、『東鳩2』の草壁優希の誕生日。
ひだまり荘のお父さん、『ひだまりスケッチ』の沙英さんの誕生日。
そんな感じの話題。
ライトノベルが文化産業を支える時代に於ける、テレビ(アニメ)の変遷と今後を問う。


奇しくも、文化の日の前夜に放送された。
そんな感じの、あるドキュメンタリー番組の話。


MAGネット 2012年11月号>


……ィャ。
……まぁ。


アニメなどのコンテンツを何も理解してないスタッフが、職務意識だけで結集して。
ネットから拾い集めた話題を、知ったか丸出しに繋ぎ合わせた「間に合わせ」番組で。
ぶっちゃけ、サブカル考察に於いて、まったく何の参考にもならないケドな。(笑)


有識者や声優や原作者のインタビューとか編集したけれど。
ツィッターなどで、視聴者の声とかも集めてはみたけれど。
何を言いたいのか、取材スタッフや編集スタッフは、まったく理解していない、みたいな。
そんな感じの、アニメに興味の無いヒトが世に送る、アニメとは何なのかを問うドキュメンタリー。
(便宜上『アニメ』と一括表記しましたが、ラノベ、模型、コスプレ、など万域に及ぶ。)


……だ、と、ボクは『MAGネット』を、そんな番組だと認識しているのですが。
……世のオタクの見識は、平均的に、どうなんですかね。


ともあれ、2012年11月号。
テーマは「今だからこそ考える、魔法少女の未来像考察。(仮)」。
……の、ついでに、マクロス特集。(笑)


どう云う了見か、NHKは、やたらと『マクロス』を偏重している傾向があり。
ラジオ『アニソン三昧』では、ものすごく重要なウェイトを占めるコンテンツなのですが。
極論、「ヤックデカルチャー!」とか云ってれば、内容の要約は侭なるので。(笑)
……なので、今回のマクロス特集については、無視。


本旨、魔法少女の未来像考察。(仮)


……っても。
魔法使いサリー』から『魔法少女まどかマギカ』に至るまで。
有名な魔法少女アニメの名前を並べて、どうのこうのとゴタクを述べるだけ、で。
似た様な議論は、ネットのそこかしこで『無料で』見られるので。
逆に云えば。
「今月の受信料1500円強は、返却して下さい」ってのが、ボクの感想なのですが。(笑)
ネットにて無料で展開されているコンテンツに、公共性と称して金銭を強要される筋合いは、無い。


まぁ。
セーラームーンプリキュアを「魔法少女」と特する是非、とか。
「昔の魔法少女」と、「今の魔法少女」の、意味合いの誤差のうんたらかんたら、とか。
NHKが世に贈る(かも知れない)新企画『魔法少女プレジデント(仮)』の最新情報、とか。(笑)
ツッコミ所は多いモノの、感想としては、いつも通りの自論の押し付けになりそうなので。


魔法少女の未来像。」については「ふーん。」の一言でNHKの主論を承握する、として。
MAGネット』と云う番組の特性を軸に、ボクが感じた、一つの反論。


スタッフの性能の高下は、どうであれ。
全体的な番組の論旨、としては。
今、俗に「オタク文化」と呼ばれるサブカルチャーの実情に迫る、ってのが。
回を問わず、月を問わず、平均的なメインスタンスだったりするワケでして。
基本的には、何の反論も無く、言われるが侭を受け流すスタンスで見ているのですが。


今回は、どうしても。
MAGネット』が特集を組んだ、だからこそ。
魔法少女の未来像。」と称して現代サブカルチャーの新鋭を斬る、とするスタンスに抱いた、疑問。


敢えて、今、『魔法少女』で無いと、ダメか?


現代のサブカルの、表層の流れを見ていると。
魔法少女』に関しては、まどかマギカが時代の流れに終止符を打ち。
「はいはい、魔法少女魔法少女。」って雰囲気で、オタクのノリが打ち止まる一方で。
……水面下では、密かに。
……『マギ』を筆頭に『ネギま』に類する、新たなサブカルのムーブメントがあるんだぞ?


青の祓魔師』。
鋼の錬金術師』。
『ファイブレイン』。
『これはゾンビ×ですか?』。


……ィャ、『これゾン』は、どーかと思うですが。(笑)


「男の娘」ブームの余波で、ショタ熱の知られざる過熱を軸とした、新時代のムーブメント。


『魔法少年』……と云う、新ジャンル。


「魔法」と云う単語に騙されず、頭脳を駆使して知性で戦う。
そんな、頭脳戦タイプの男の子ヒーローの在り方。


遊戯王』とか『ヴァンガード』とか。
式神使い、カードマスター、などの護符系魔法。)


名探偵コナン』とか『金田一少年の事件簿』とか。
(探偵学。もはや、「魔法」とも呼べる領域の超知識。)


祓魔師、錬金術師、召喚師、風水や八卦陰陽師、などなど。
黒魔法、白魔法、時魔法、などとは異なる、幅の広い「魔法学」に準じて、さ。
・黒魔法。……攻撃型の魔法アニメ。『リリカルなのは』など大半。
・白魔法。……癒し系の非バトル魔法アニメ。『コメットさん』『姫ちゃんのリボン』など少数。
・時魔法。……大人に変身したり、時空を行き来したり。『ミンキーモモ』など昭和系。


サブカルチャーのムーブメントの突端の新鋭を斬る、それが『MAGネット』の本旨なら。
今さら、わざわざ『魔法少女』なんて終わコンを蒸し返して、場つなぎに興じるより。
人知れぬ、まだ小さい火種だからこそ、注目すべき『魔法少年』の今後の未来像を。
『マギ』を介して、『ネギま』を踏まえて、解説して欲しいよね、……と。


魔法少女』と一線を隔して『魔法少年』が、侭、世に現れるのは、なぜか。
魔法少女』と『魔法少年』では、(オタク文化として)何が違うのか。
魔法少女』と異なり、『魔法少年』の存在は、文化や産業に、どの様な刺激を与えるのか。


……とか、さ。
その辺の、誰も注目していないからこそ、未来像を考察する余地があるサブカルを、掘れよ。
MAGネット』って番組の特異性を売りにして、オタクから受信料を強要するのなら、さ。
ネットにて無料で展開されている独自考察よりも、質の高いドキュメンタリーを作って下さい。
それこそ「カネを払ってでもみたい」と思わせるぐらいの、高品質のドキュメンタリーを、さ。
……天下の国営放送局にして『カードキャプターさくら』を作り上げた、あのNHKなんだから。


あ、あと。
やたらと、まどかマギカとか、プリキュアとか、他局の顔色に気を使ってましたケド。
魔法少女」を論旨に、世相を斬るドキュメンタリーの番組として。
カードキャプターさくら』を中心に据える、ぐらいの自局贔屓は許されると思うゾ。(笑)