あだると…

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「オトナ」って
単語に惹かれる?
『大人』が、ねぇ……?


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悪魔絵師金子一馬さんの誕生日。
今日は、そんな感じの、セクシー、っつーか、スケベな話。(笑)
そう云えば、女神転生の派生、デビルサマナーの一翼。
ソウルハッカーズ』が3DSでリメイクされた、とか。


久寿川ささらの誕生日。
今日は、そんな感じの、大人の階段を恐々と昇る、複雑な乙女心の話。
……とは云っても、ボクはオトコなので。
女性の考え方を、遺伝子的に理解できないコトは、暗黙の前提として。


オトコが書いた、スケベな戯言。
その前説を、諸姉、重々に御理解をいただきたい所存です。


ちなみに。
ソウルハッカーズ』には、大天使のブラ、……ってな装備アイテムが存在しまして。
平べったく説明すると。
FF7で云うと「へんか」、FF6で云うと召喚獣アルテマ」みたいな感じで。
モンスターをアイテムに変化させる、そんな感じ。


「大天使のブラ」(ブラジャー)。
一昔前の現実世界にも「天使のブラ」なんてモノが存在した様な気が。
(「天使のブラ」って商品名の女性下着、今でも普通に販売されてたりしますか?)
最近では「天使の羽根」なんて名前のランドセルも存在していたりして。
ヒトによっては、ブラよりも、ランドセルにこそ性的興奮を…(略)…。


おまわりさん、こっちです!


もとい。
ところで。


オトナ女子のみなさーん。
可愛いブラ、付けてますかー?


おまわりさん、こっち…(二度目)…。


えーと。
秋分も近い秋彼岸の朝っぱらから、何をエロス爆発させてるですかね。俺。
ちょっと落ち着け。


ともあれ、冗談は、さて置いて。
「オトナ女子のみなさん。可愛いブラ、付けてますか?」の文言は。
知ってるヒトは御存知の、テレビのCMのキャッチコピーです。
フリルとか、レースとか、勝負下着ほどでは無いにせよ。
下着もカワイイ物を身に付けて、気分アゲアゲで行きましょう、みたいな。


確かに、ヒトに見せないまでも。
下着が心に及ぼす影響……って、地味に大きいですからね。
オトコのボクでもそうなのだから、女性はもっと鋭敏なのだろうと思います。
ネガティブの際には。
どうしようも無いぐらい疲労している時は、もう何でも良いからテキトーに装備、とか。
ポジティブの際には。
別に性的イベントがあるワケでも無いのに、むしろ、見せびらかしたい逸品を装備、とか。


見せる、見せない、では無く。
心の背筋を整えて、身体の背筋を引き伸ばす。
そんな、メンタルとフィジカルの両方を補整してくれるのも、また。
ブラジャーやショーツのみならず、男女を問わず、下着の被服機能です。


まぁ、下着のウンチクは、さて置いて。
ボクが、上記のCMで、気になったのは。


オトナ女子。


なんつーか。
性徴(成長)途中の女児の場合、その変化に対応して、下着も考えなければならず。
「フリフリのレースが着たい!」って我侭は、なかなか、罷りならないモノなのですが。
(スポーツブラとか、ファーストブラとか、乳房の育成を保護する必要がある。)
(そうした機能性下着は、往々にして、白無地が多い。)
(デザイン性を意識したモノも有るには有るけど、自分の感性と合わなかったりする。)
……この辺、男子の場合は、割りと単純で。
……「トランクスだとチンポジが定まらないから、ブリーフ派」とか。
……「ブリーフだとチンポジが圧迫されて苦しいから、トランクス派」とか。
……その程度のコトだけ考えて、下着を自由に選択できます。(笑)


※ : チンポジ
※ : 要するに「男根が下着の中でブラブラして、邪魔になる」って、大衆シモネタ。


げふんげふん。
凡そ、女性も、高校生ぐらいになれば。
身体性徴(成長)は、ほぼ、完成するので。
多少、自分の身体とは合わなくても、デザイン嗜好で下着を選ぶ事も可能となります。
(無論。成長の個人差によって、機能性を第一に考えなければならない場合も、有り。)
……その頃から、見せる、見せないに関わらず。
……身体の都合とは別枠で、下着とメンタルの兼ね合いを考える様になるのですが。


オトナ女子。


そんな宣伝文句を付与されて、テレビでCMしている、あの会社の女性下着が。
果たして、可愛いのか、ダサいのか、それは、個々の好みによりけりなのでしょう。
女性であっても、自分が付ける下着を考える上で。
何の装飾も柄も無い、黒か白の無地が好き、……ってヒトも、居ますから。


安いから、と。
ベージュの中年下着、や、100均の白木綿、を、使ってるヒトも居ます。
安い下着は「着潰し」の融通も利くので、維持管理も楽なのだ、とか。
洗濯で手を抜いて、形や装飾が崩れても、気にならない。
(そもそも、煩雑に洗濯しても、形や装飾が崩れない。)
(上質なオシャレ下着は、脱いだ後の洗濯と管理を丁寧にしないと、すぐにダメになる。)


洗濯や管理などの面倒も含めて、上質なオシャレ下着を楽しむ。
洗濯や管理などの面倒がイヤだから、安価でも強靭な下着を活用する。


大人の女性下着選び、……って。
こんな感じ、……なのかなぁ、とか、男ながらに考えるのですけれど。


「オトナ女子」。


最近、何かに付けて。
「オトナ」ってキーワードで、壮年や中年を釣ろうとする宣伝文句が目に障る自今。


カクテルやビールなんかにしても、さ。
「オトナのためのノン・アルコール」って。
アルコールが苦手なコンプレックスを虚栄で隠すために、似非モノで誤魔化すの?
大人が???
……って、思います。


大人なら「アルコールは駄目なんです」って、明確に意思表示をして。
バヤリースなり、コーラなり、麦茶なり烏龍茶なりを、素直に飲めば良い。
その方が、よっぽど『大人』です。


そんな感じで。
「オトナ女子」と宣伝を銘打って、煌びやかをアピールする、あの下着。
「オトナ女子」って宣伝文句に釣られて買うヒトは、居ないにしても。
あの宣伝文句を考えたのも、社会人であり『大人』でして。


なんつーか。
「オトナ女子」って宣伝文句を使えば、人目を引ける、とか。
そんな安直な子供の発想しかできない、アナタは。
『大人』なんですか?
……、と。
……あの一文の宣伝句を考えてセールスプロモートしているヒトに、問うてみたい。


子供の発想しかできない集団が販売する『大人』の女性のための下着、ねぇ。


ィャ、下着だけじゃないですが。
何であれ。
「オトナ」って単語に惹かれる『大人』は、やはり、どうかと想います。


厨二病どうこうで「心は、まだ子供」とか言い訳するにしても。
「何を選んだって良いだろ。大人なんだから」とか居直るにしても。


コレは、買い手では無く、売り手に対する毒ですが。
『大人』なら。
「オトナ」って単語を宣伝に乱用しなくても、本質が評価されて、客が動く。
そう云うモノを作る、企業努力って奴に尽力して欲しい、と、思います。
『大人』なんだから。


『大人』を知らない子供なら「オトナ」って言葉を軽々しく使わないで欲しい。
『大人』なら「オトナ」って言葉だけに甘えて安直に手を抜く怠慢を自重して欲しい。