あんびゅらんす…

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災害時
救急バスが
医療基地


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インパルスの堤下とか、我が屋の坪倉とか。
(文脈の兼ね合いで、敬称略。)
量産フライドチキン産業の創始者カーネル・サンダースとか。


島耕作、 物星大、白鳥隆士須尭雨情アンドロメダ瞬。
音無小鳥、春風ぽっぷ、シャイニールミナス、速水ペルシャ、湊智花。
なんつーか。
キャラの密度がすごく濃いのに、存在感が微妙に薄い、……と、云うか。
パッと名前を云われて「あーあー」って分かるヒトが限定的、と、云うか。
知ってるヒトは「おおっ!?」って感じで、ものすごい興味を示してくれるケド。
知らないヒトからして見れば「……で?」で、話が一瞬で終わる。


例えば、『FF6』。
リルム、と、ウーマロ、の、誕生日。
……と、説明して。
……大爆笑するヒト、と、何のリアクションもしないヒト。
……そうした聞き手の反応の差、みたいな、そんなニュアンス。


今日は、そんな感じの話題。
何は無くとも、救急の日


メタルマックス


前説。
基本的には、戦車を改造して自分の好き勝手な兵器を作る、メカモRPG
登場する戦車には、ゲパルトだの、レオパルト2だの、有名な車種が多いのですが。
一方で。
無名のバギー、装甲車、白バイ、「お神輿」、など。
(「お神輿」は、俗に、祭りの際に担いで運ぶ典型的な、アレ。)
(ただし、人間の変わりに人型ロボが運ぶ。)
取り敢えず。
大砲や機関砲を積めば『戦車』みたいな、リベラルな世界観です。


一作目。(含、R。)
そんな、ユーザーが自由に乗り回せる『戦車』の中に。
いわゆる、何の変哲も無い、「救急車」が存在します。
「救急車」なので、搭乗者のHPを回復させると云う特異な性能を秘めてます。
……無論。
……大砲や機関銃を積み込んで『戦車』にしてしまうコトを前提として。


救急車。
モノが、物理的に普通のライトバンなので、装甲は薄いです。
ただし、装甲が薄いってコトは、それだけ軽いです。
メタルマックス』に於いて、車体本体が軽いってのは、すごいメリットなのですが。
今日は別の話なので、この利点の具体性については、無視。(ぇ?)


二作目。(含、2改。2R。……厳密には、2Rだけの話。)
救急車が登場しません。
代わりに、「バス」が存在します。
ええ、町に出れば、大抵のヒトが一日に一度以上は目にする「バス」です。
当然、大砲や機関砲を積んで『戦車』にしてしまう前提で。


バス。
さすがに物理的に車体が大きいので、装甲は薄いのに、重いです。
車体が大きい、……けれど、空間的に、たくさん積めるワケでは無いです。
結局、重量がネックとなり、本体が重い分だけ改造にも難しい制約が架せられます。
逆に云えば。
制約の幅を厳守しながら、騙し騙し、改造する楽しさのある『戦車』です。
「主砲には225mmを積みたいけど、それだと機関砲が積めないから180mmにするか」とか。
「機関砲の代わりに火炎放射器を積むと、主砲が積めなくなるなぁ……」とか。
……まぁ、そんなもんだって感じで、この辺の話は読み飛ばして下さい。


で。
本題は、ここから。


一作目の、救急車。
二作目の、バス。


多少の特性の違いはありますが、コンセプトは似たり寄ったり。
普通の自動車を『戦車』にしてしまう喜び、なのですが。
やっぱり「救急車が『戦車』になる」……って、特別なカタルシスは。
筆舌に尽くし難い、なんとも崇高なロマンがあるらしく。
二作目にも「救急車」を登場させてくれ、……って意見が殺到しました。


そんなワケで、厳密には『2R(原典MM2のDSリメイク)』だけですが。
本体の色彩を、ユーザーが選択式で変更できる様になり。
砂漠迷彩(デザート)、森林迷彩(カーキ)、氷雪迷彩(モノトーン)、みたいな感じで。
デコトラっぽいDQNな見た目とか、トランスフォーマーコンボイとか。
バスの車体カラーも、多少は自由に変更が可能になって。
……その、バスの色彩変更の選択枝の中に。
……ナースホワイト、って、カテゴリが組み込まれました。
……つまり。
……取り敢えず、色だけは、救急車にできる様になったワケでして。


救急車っぽい見た目の「バス」。
本質的には、一作目の「救急車」のメリットを何一つ引き継ぐコトは無いなりに。
感覚的には、一作目の救急車の愛着とノリを「バス」に投影させるコトが出来ます。


何、その子供ダマシ。


…………、とか、思っていたら。


かたや、現実世界には。
『スーパーアンビュランス』とか云う、特殊大型救急車が存在する、とかで。
サクッと調べてみたら。
「救急車」の特性を持つ「バス」が、現実世界に、存在しているのです。
……そりゃ、大砲や機関砲を積んで『戦車』には出来ませんけれど。(笑)
……見た目だけでなく、中身も役割も「救急車」の「バス」。


二作目の、救急車のカラーに塗り替えた「バス」……って。
ただの子供ダマシ、……かと、思ったら。
ゲパルトやレオパルト2に匹敵する、実在車両だったッ!?


…………以上。


知ってるヒトは「おおっ!?」って感じで、ものすごい興味を示してくれるケド。
知らないヒトからして見れば「……で?」で、話が一瞬で終わる。
そんなこんなの、救急の日にまつわる、至極どーでも良い話。