あんびゅらんす…
※ ※ ※ ※ ※ ※
災害時
救急バスが
医療基地
※ ※ ※ ※ ※ ※
インパルスの堤下とか、我が屋の坪倉とか。
(文脈の兼ね合いで、敬称略。)
量産フライドチキン産業の創始者、カーネル・サンダースとか。
島耕作、 物星大、白鳥隆士、須尭雨情、アンドロメダ瞬。
音無小鳥、春風ぽっぷ、シャイニールミナス、速水ペルシャ、湊智花。
なんつーか。
キャラの密度がすごく濃いのに、存在感が微妙に薄い、……と、云うか。
パッと名前を云われて「あーあー」って分かるヒトが限定的、と、云うか。
知ってるヒトは「おおっ!?」って感じで、ものすごい興味を示してくれるケド。
知らないヒトからして見れば「……で?」で、話が一瞬で終わる。
例えば、『FF6』。
リルム、と、ウーマロ、の、誕生日。
……と、説明して。
……大爆笑するヒト、と、何のリアクションもしないヒト。
……そうした聞き手の反応の差、みたいな、そんなニュアンス。
今日は、そんな感じの話題。
何は無くとも、救急の日。
<メタルマックス>
前説。
基本的には、戦車を改造して自分の好き勝手な兵器を作る、メカモノRPG。
登場する戦車には、ゲパルトだの、レオパルト2だの、有名な車種が多いのですが。
一方で。
無名のバギー、装甲車、白バイ、「お神輿」、など。
(「お神輿」は、俗に、祭りの際に担いで運ぶ典型的な、アレ。)
(ただし、人間の変わりに人型ロボが運ぶ。)
取り敢えず。
大砲や機関砲を積めば『戦車』みたいな、リベラルな世界観です。
一作目。(含、R。)
そんな、ユーザーが自由に乗り回せる『戦車』の中に。
いわゆる、何の変哲も無い、「救急車」が存在します。
「救急車」なので、搭乗者のHPを回復させると云う特異な性能を秘めてます。
……無論。
……大砲や機関銃を積み込んで『戦車』にしてしまうコトを前提として。
救急車。
モノが、物理的に普通のライトバンなので、装甲は薄いです。
ただし、装甲が薄いってコトは、それだけ軽いです。
『メタルマックス』に於いて、車体本体が軽いってのは、すごいメリットなのですが。
今日は別の話なので、この利点の具体性については、無視。(ぇ?)
二作目。(含、2改。2R。……厳密には、2Rだけの話。)
救急車が登場しません。
代わりに、「バス」が存在します。
ええ、町に出れば、大抵のヒトが一日に一度以上は目にする「バス」です。
当然、大砲や機関砲を積んで『戦車』にしてしまう前提で。
バス。
さすがに物理的に車体が大きいので、装甲は薄いのに、重いです。
車体が大きい、……けれど、空間的に、たくさん積めるワケでは無いです。
結局、重量がネックとなり、本体が重い分だけ改造にも難しい制約が架せられます。
逆に云えば。
制約の幅を厳守しながら、騙し騙し、改造する楽しさのある『戦車』です。
「主砲には225mmを積みたいけど、それだと機関砲が積めないから180mmにするか」とか。
「機関砲の代わりに火炎放射器を積むと、主砲が積めなくなるなぁ……」とか。
……まぁ、そんなもんだって感じで、この辺の話は読み飛ばして下さい。
で。
本題は、ここから。
一作目の、救急車。
二作目の、バス。
多少の特性の違いはありますが、コンセプトは似たり寄ったり。
普通の自動車を『戦車』にしてしまう喜び、なのですが。
やっぱり「救急車が『戦車』になる」……って、特別なカタルシスは。
筆舌に尽くし難い、なんとも崇高なロマンがあるらしく。
二作目にも「救急車」を登場させてくれ、……って意見が殺到しました。
そんなワケで、厳密には『2R(原典MM2のDSリメイク)』だけですが。
本体の色彩を、ユーザーが選択式で変更できる様になり。
砂漠迷彩(デザート)、森林迷彩(カーキ)、氷雪迷彩(モノトーン)、みたいな感じで。
デコトラっぽいDQNな見た目とか、トランスフォーマーのコンボイとか。
バスの車体カラーも、多少は自由に変更が可能になって。
……その、バスの色彩変更の選択枝の中に。
……ナースホワイト、って、カテゴリが組み込まれました。
……つまり。
……取り敢えず、色だけは、救急車にできる様になったワケでして。
救急車っぽい見た目の「バス」。
本質的には、一作目の「救急車」のメリットを何一つ引き継ぐコトは無いなりに。
感覚的には、一作目の救急車の愛着とノリを「バス」に投影させるコトが出来ます。
何、その子供ダマシ。
…………、とか、思っていたら。
かたや、現実世界には。
『スーパーアンビュランス』とか云う、特殊大型救急車が存在する、とかで。
サクッと調べてみたら。
「救急車」の特性を持つ「バス」が、現実世界に、存在しているのです。
……そりゃ、大砲や機関砲を積んで『戦車』には出来ませんけれど。(笑)
……見た目だけでなく、中身も役割も「救急車」の「バス」。
二作目の、救急車のカラーに塗り替えた「バス」……って。
ただの子供ダマシ、……かと、思ったら。
ゲパルトやレオパルト2に匹敵する、実在車両だったッ!?
…………以上。
知ってるヒトは「おおっ!?」って感じで、ものすごい興味を示してくれるケド。
知らないヒトからして見れば「……で?」で、話が一瞬で終わる。
そんなこんなの、救急の日にまつわる、至極どーでも良い話。