がらすのくつ…
※ ※ ※ ※ ※ ※
三億で
「金(gold)の草鞋」を
買ってみる?
※ ※ ※ ※ ※ ※
ハマーンが摂政についたザビ家の秘蔵っ子、ミネバ様の誕生日。
『GOSICK』のヴィクトリカ様のイヌ、久城一弥の誕生日。
マハリクマハリタヤンパラヤンヤンヤン、サリーちゃんの誕生日。
『ミルキィホームズ』の銭形次子の誕生日、っても、誰だか分からない。(笑)
(取り敢えず、ピンクで馬鹿のシャーロックだけは識別できる。)
そんな感じの話題。
……どんな話題だ。
……ィャ、幼女だのロリだのって俗物っぽい話では無いですよ?
傍から見れば無謀な野望を無心に妄信する、純粋な心意気の話。(ミネバ。)
科学や物理学などの実学唯物論は、オカルトなどの思想観念論を凌駕する話。(久城。)
でも、頑なに夢を信じるのは悪くないよ、……ってな感じの話。(サリー。)
銭の話。(銭形。……って、待テ。)
9月2日、くつの日、クジの日。
ジャンボ宝クジが近付く度に話題に挙げる、ボクの一世一代の野心の話。
……ィャ。
……それも充分、幼女だのロリだのに匹敵する俗物っぽい話だと思いまス。(笑)
9月24日、オータムジャンボが発売される、……とかで。
いったい何をトチ狂ったのか、今回の宝クジのテーマは「感謝」だそうで。
サンキューにちなんで「39」と云う語呂に、やたらとこだわってるっぽいです。
オマケ的なサブ賞が「サンキュー賞」とかで、3万9000円。
……今までのハズレをチャラにできるぐらいの大金ですが。
……当たっても、当たった気がしない、小さな数字にも見える。
……ゼイタク者には、宝クジじゃなくて、バチが当たりますよ。俺。
まぁ、それはともかく。
一等前後賞、3億9000万円。
一等、3億3000万円。前賞3000万円、後賞3000万円。
組違いだと何円なのか、そんな瑣末なコトは知らん。(笑)
何度も言及している通り、言霊の存在を狂信するボクは。
「ジャンボ宝クジ、バラで、三億円を当たる」とする大願を賭けており。
それが現実化する、その日まで、言霊だか妖精さんだかの御利益を待っているワケで。
野心を抱くだけなら、自由ですから。
云うだけなら、自由ですから。
『信じれば夢は叶う』とか云う都市伝説に対する、果敢な挑戦です。
唯物論者で無神論者のボクの、オカルトに対する、人生をチップに張った大勝負。
宝クジで三億円が当たった時。
それは「言霊の存在が、具現化した」と云う実証であり。
『人生の勝利者』となった代償として『自分の信念に大敗した敗北者』でもあります。
……バッド、と、グッド、を、足して 0 にする、言霊との接し方。
まぁ、所詮。
三億円を夢に見る三十路の中年の、白昼夢の、寝言なので。(笑)
鼻で笑い飛ばすなり、指を指して笑うなり、無視するなり。
ボクの戯言は、話半分で読み捨てて頂ければ良いのですけれど。
話を、オータムジャンボに戻します。
一等、3億3000万円。
『…バラで…』と云う補足条項を架している故に、前後賞は期待できません。
つーか。
前賞、または、後賞、あるいは、組違いが当たったら、それはそれで大勝利ですが。
……ネタ人生の観点から見れば、勝利者。
……純粋に見ても人生の勝利者なのか、地味に大願を掴み損ねた敗者なのか。
……金銭と人生の機微の妙、ってのは、ボクには分かりませんけれど。(笑)
もし、当たったとしたら。
さんおく、さんぜんまんえん。
三億円が当たる分には、言霊との盟約の契りがあるので、迷いも無く受け取るとして。
3000万円のオマケ、……は、どう認識したら良いのかなぁ、と。
現実的に考えれば、マンションを一室、買うでしょう。
三億円については、何だかんだと大口を叩きつつ、現実問題として。
親の老後の面倒だの、親の死後の工面だの、自分の将来だの、アレコレと考えつつ。
貯金してチビチビと切り崩しながら、私費では一億円ぐらいしか使わない気がします。
一億円は、親や妹やボク自身の、いざと云う時のための社会保障費の自己保険。
(借金の保証人でどうのこうの、とか、親族身内の経済的逼迫の臨時救済なども含める。)
一億円は、貯金したまま死亡して、持ち主の所在不明ってコトで処理されるっぽい。
「どこかに寄付」とか、そうした角度の使い道については、ノーコメント。
金額の大きさの現実味に恐れ慄いて、善行によって運気の厄払いをするかも知れない。
ひょっとしたら、家族や身内のためにすら一銭も出さない守銭奴と化す可能性もアリ。
シビアな本心。
実際に当たってみないと、実際にどう使うのか、知れたモノでは無いです。
皮算用の笑い話で済まされる範囲、と、冗談のサジ加減が掴めない無謀の果て、と。
その辺の機微を器用に行き来して道化に耽るにせよ、三億円は、やはり、でかい。
……そんなこんなの困惑も、踏まえた上で。
……さらに、3000万円が追加される、今回のオータムジャンボ宝クジ。
三億円を、然も、当然の如く手中に収める未来を前提として、書いておきながら。
今さら、改めて、こんな結論に辿り着くのも「けったい」な話ですが。
なんつーか。
3000万円でも、でかいよね。
……と、云うか。
小心者のボクだと、300万円でさえ人生を振り回されると思います。
以下、余談。
クジの話は置いといて、靴の話。
「姉さん女房は、金の草鞋を履いてでも探せ」ってなコトワザがあるそうで。
金の草鞋。
どんな女性もメロメロにするガラスの靴、みたいな、ロマンアイテムかと思ったら。
要するに「鉄ゲタ」に類する、強化靴のコトなのだそうな。
純金(gold)の草鞋を履いて、セレブを気取れ、……って意味では無く。
金属(iron)の草鞋をも履きつぶすつもりで、全力で探せ、……って意味。
ウチの父親は、姉さん女房の母を、サクッと娶ったそうなのですが。
涼しい顔しつつ、鉄芯の仕込まれた安全靴を履いて、身体を張った仕事をしていたので。
それだけ誠心誠意、人生に尽力してこそ、姉さん女房との良縁に恵まれたのかなぁ、と。
三億円を当てるとか、ボクの幼稚な野心は、置いといて。
金(iron)の草鞋なり、鉄ゲタなり、安全靴なり。
そうした物を装備して尽力する漢の生き様は、プライスレスだなぁ、とか思いつつ。
ウチの親父なら、三億円でも人生を振り回されるコト無く使い切れるだろうかしら。
もっとも。
久城を超える現実主義者の父は、宝クジなんぞ、一枚も買ったコトは無いですが。
その人生の傍らには、得体の知れない「美しき魔物」が傅いていたりして。
三億円、……ってのは、実は、意外とちっぽけな数字なのかなー、とも思ったり。