とんぼ…
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秋の気に
舞う大量の
アカトンボ
ギンヤンマとか
オニヤンマとか
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防災対策の大前提は、「もしも……」の徹底的な解析であり。
考え得る限り、最悪の状況を想定した上で。
そこから逆算して、何をどうすれば、どうなるのか。
それを具現化する緻密な作業の繰り返し、なのですが。
否、東日本大震災では。
『最悪の状況』の目測を誤り、それを上回る大災害が発生した訳で。
過去の経験と、知識を軸に。
「現代建築の二階建て以上の家屋が、津波で沈む事は無い」、と。
「過去の津波の教訓を礎として築かれた防潮堤が、街を守ってくれる」、と。
その前提の盲信と油断を、自然の猛威は、容赦も無く、穿ち。
五階建ての鉄筋高層建築をも飲み込んだ大海嘯に、多くの生命が奪われました。
逆も、また、真なり。
知識と経験の浅い子供たち、は。
幼いなりに身に付けた防災教育と避難訓練を、頑なに厳守して。
「津波てんでんこ」の先達の叡智を、無意識的に、各個が実践して。
無我夢中で生存本能に従った結果、多くの子供たちが助かった事実もあります。
(無論。冷辣な視点で考えれば、幼少の非力が故に避難途中に失われた生命も多いです。)
……と、この様な類の話は。
……メディアを介して、種々様々、言われて来た事であり。
……今さら、当ブログが取り上げる手合いの話題では無いです。
南海トラフの超震災の危惧、懸念、不安。
首都に忍び迫る、平成関東大震災の恐怖。
それに対する『防災』の備えは、住む人々のそれぞれであり。
改めて、一介の個人ブログが警鐘を打ち鳴らす問題でも無いです。
ボクが何を訴えるまでも無く、人々は『防災』のために尽力している。
自然の猛威は、それを易々と超えるかも知れぬ、言い知れぬ絶望と向き合いながら。
で。
だからと言って「じゃあ、いつも通りにアニメな話題を……」と云う気にもならず。
さて、どうした物かと考えている間に間に。
生活圏を観察していてフッと気になった、小さな「災害」の予兆。
ゲリラ豪雨、落雷、火災、交通事故、刃傷事件、突風、食中毒、などなど。
世の中には「災害」の予兆と云う物は点在しているワケで。
関東大震災の日、……だからと言って。
地震の事ばかりを考えても、いられません。
ボクが最近、ちょっとだけ気になった、災害の予兆。
この秋口、やたらと、大量のトンボの乱舞に遭遇します。
……ええ、トンボです。
……刺しもしない、噛みもしない、毒も無い。
……秋の風情を彩る風物詩の、典型的な、トンボです。
……それが、そこかしこで、ものすごい大量に大発生しているのです。
特定生物の大発生、……は、別段、カタストロフィ的な意味も無く。
見る人が見れば、大災害の予告じみた異常現象なのかも知れませんが。
少なくとも、ボクは。
トンボの大発生を理由として、オカルト的な災害の警告なんてコトは、しません。
後日、何がしかの災害が発生したとしても。
それと『トンボの大量発生』を結び付けるのは、専門家の領分であって。
少なくとも、ボクは、その両事がイコールで結び付くとは考えません。
ただ。
それは、それとして。
トンボの大量発生から逆算して、考えられる、身近な「災害」の危機。
今回のトンボの大量発生の理由が、この夏の独特の季候による物だ、として。
トンボと類似の生態系に在る昆虫類が、知らない所で大量発生している、としたら。
無害なレベルだと。
例えば、ゴキブリに類する生活害虫の大発生が懸念されるのですが。
「災害」と呼ぶに匹敵する、実危険や実害が伴うレベルだと。
イナゴやバッタなどの農業害虫が、農家に甚大な被害を与える、とか。
蜂が大発生して、都市の人々を見境も無く強襲する、とか。
……そうした『虫害』が。
……カタストロフィと呼べる大規模で、発生するのでは無いか、と。
現時点で、こうした虫害を想定して警戒しているヒトは、希です。
このままの流れを延長して考えた場合。
各種の情報メディア、は。
どこかで甚大な被害が出た後で「虫に気を付けろ!」と騒ぐのかなぁ、と。
諸姉諸兄、各位。
特筆「虫には細心の注意を払え」と云う、単純な話では無いです。
イヤな予感、と云うモノは、様々なカタチで直感的に察知してしまうもので。
その時。
何が起こる可能性があるのか、それに備えて何をすれば良いのか。
…………それが、つまり、『防災』です。
言霊の存在を信心するボクは。
だから、ネガティブな発言にも、自分なりに気を揉むワケで。
「イヤな予感を相殺するには、冗談で笑い飛ばして忌み気を払う」とか。
バッド、と、グッド、を、足して 0 にしてバランスを取るコトを信条とします。
だから、敢えて。
今回の結論は、失笑を誘う悪辣なジョークによって、締めます。
件のトンボの大発生が、今後の虫害を警告する自然のメッセージだとしたら。
なるほど、文字通り『虫の知らせ』ってヤツですね。(笑)
カッコワライ。
上記の、ボクの、大虫害に対する杞憂が。
ただの、心配性の考え過ぎで無事に終わる事を切と願います。