あるこーるふりー…

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アルコール
入ってなくても
酒は、酒

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世間では、あんまり話題にされてないけどよぉ。
実は、スギちゃんの誕生日なんだぜぇ〜？
ワイルドだろぉ〜？
……2012年の流行語対象は。
……「ワイルドだろ？」と「不退転」が選ばれるのかしら。

この後に及んで、領土問題で「不退転の姿勢で…（以下略）…」とか云われても。
それって「八方万事、もはや打ち手は無し」って意味ですよね。（笑）
『背水の陣』とか、別の言い方もできそうな気もしまスけど。
背水どころか、日本列島は前も後ろも右も左も水に囲まれてますからね。
ワイルドだろぉ〜？（関係ない。）

えーと、世間であんまり話題にされない誕生日、と、云えば。
柊さん家の四姉妹（かがみ、つかさ、まつり、いのり）の、いのりの誕生日。
柊さん家の四姉妹を育てた母の名前が、みき……ってワケで。
ワイルド、かつ、御神酒にまつわる、至極どーでも良い話。

ちなみに、8月24日は「愛酒の日」だそうで。
だから今日の本旨は、ネタもヒネリも無く、ずばり「酒」です。
下戸のオレが、高々と「酒」について何を語るつもりなのか、と。（笑）

ああ、それと。
領土問題とか「不退転」については、無視します。（笑）

さて、想像してみて下さい。

アナタは、今、電車に乗ってます。
アナタの隣の人が、いきなり「禁煙パイポ」を吹かし始めました。
（「禁煙パイポ」を知らない世代のヒトは「電子タバコ」を想像して下さい。）
（「無煙タバコ」なんてのも存在しますが、それについては別物としてスルーして下さい。）
……さて、アナタは、どう思いますか？

まぁ、大抵のヒトは。
「なんだコイツ、場を弁えろよ」みたいな反感を抱くだろうと思います。
例外的に、読者の中には、数人ほど。
「煙も出ないし、ヤニもニコチンも無いから良いじゃん」って心が広いヒトも、居ますか？

要は、ボクが問いたいのは。
『喫煙が禁止された空間』での、類似喫煙行為の、是非。
禁止されている理由が「ヤニとニコチンが第三者に及ぼす害」ならば。
ヤニとニコチンを 0 にして第三者に無害とすれば、可能か、不可か。
マナーとか、常識とか。
道徳とか、モラルとか。
そんな感じのニュアンスから、アナタの考え方の指針を、問うてます。

それを踏まえて。

最近、ノンアルコール飲料ってのが、世間で流行しています。
「アルコールが第三者に及ぼす害」を無害化させた、禁煙パイポや電子タバコっぽい何か。
自動車運転中も、勤務時間枠内の休憩時間中も、平然と飲める「酒っぽい清涼飲料水」。
未成年でも、天下の公道で、堂々と飲める「酒っぽい清涼飲料水」。
『飲酒が禁止された空間』での、類似飲酒行為の謳歌、と、公認。

なんつーか。
狂ってますよね、感覚が。

アルコールの有無に関わらず。
『飲酒』を彷彿とさせる行為が厳禁とされるシチュエーションもある、と、思います。
『喫煙』を彷彿とさせる行為が厳禁とされるシチュエーションと、同格同等に。
……なのですが、テレビのCMやら、何やら、世間の総意として。
……「アルコールが入ってないから、どこで飲んでも無問題」みたいな。

だったら。
ヤニとニコチンが入ってないなら、どこで吹かしても無問題なんですか？
ボクが上記で問うたのは、その（ヤニとニコチン 0 のタバコの自由度の）是非です。

飲酒を彷彿とさせるけど、アルコールが入ってないから大丈夫。
その、油断と怠慢は。
多少の飲酒でもバレなきゃ良い、みたいな、道徳の横道のトリガーとなり。
飲酒運転の増加と悪質化の原因の火種になっている可能性があるワケで。
…………つまり。
タバコと同じぐらい、全世間レベルで、高圧的な暗黙の規制の眼を向ければ。
タバコと同じぐらい、飲酒が原因の悲劇も減る、……と、思うのですけれど。

車両を運転しながら携帯危機を操作するヒト、についても、そうですが。
（自転車や自動車に乗りながらスマホ操作、ってな連中。）
それって、すげー危険です。
それって、第三者や当事者に、危害を及ぼす可能性がある、粗野乱暴な悪意です。
それって、死人や怪我人が出なくても、マナーや常識や道徳やモラルの問題です。
……なのに。
……タバコほど、強圧的で無言の規制って、世間では見られませんよね。

なんか。
なんで、タバコにだけ、理不尽に、高度な理性と我慢を強いられるのか、みたいな。
愛煙家の自己正当化のヘリクツ、みたいな話が続いていますケド。（笑）
別談、タバコを大目に見て下さい、なんて寝言を訴えるつもりはサラサラ無いです。
一利に見合わぬ百害を併せ持つ、面倒な嗜好品であるコトは、事実だし。

ただ、ね。
ノンアルコール飲料なら、酒っぽいけど、どこで飲んでも気にしない、とか。
事故を起こしたコトが無いから、運転中にスマホも良いじゃん、とか。

諸々の問題と、それを巡る世間の平均的な倫理や道徳のサジ加減、……って。
どうなってるんだろうなー、と。

タバコの是非については「非」の方向で、全世界的に動いてるのに。
スマホの非常識かつ危険な操作については「是」の方向で容認されていて。

「ノンアルコール清涼飲料」が認められるのであれば。
「無ヤニ、無ニコチンの煙草」が認められない理由が分からない。

「無ヤニ、無ニコチンの煙草」が認められないであれば。
「ノンアルコール清涼飲料」が認められる理由が分からない。

七面倒に話が広がりまくると、論点が、曖昧になるので。
結論は、一つに集約します。

とりあえず。
「アルコール 0 だから、ドライブの合間に飲んでも大丈夫♪」、……的な。
そうした論旨の宣伝行為は、完全に、禁止するべき、だと断言します。

旅館や自宅など、その後にハンドルを握る必要が無くなる状況に落ち着くまでは。
アルコール 0 だろうが『酒』に手を伸ばしてはダメだろう、と。
それだけは、ハッキリと、言い切ります。

交通安全上の問題、では無く。
マナー、常識、倫理、道徳、モラル、など、人間の心の土台の観点から考えて。