だいもんじ…
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束の間の
涼を求めて
お盆明け
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M.D.N.A、希代のアメリカンディーヴァ、マドンナ女史。
名前と顔は軟派なイケメン、しかしアメリカ球児を黙らせる豪腕、ダルビッシュ有選手。
取り敢えず名前が煌びやかな、高乃麗さん。(……待テ。 / 笑)
アニメキャラで言えば。
燃える拳の餓えた狼、テリー・ボガード。
FF史上、希代の女ったらし、エドガー公。
FF史上、希代のガチムチ、マッシュ(エドガーの弟)。
そんなこんなの女子大生の日。
京都では、いわゆる「五山の送り火」です。
燃える牙の餓えた竜、リザードンの超必殺技「だいもんじ」です。
……ィャ、まァ、ポケモンの大技「だいもんじ」は。
……グラードンとかギャロップとか、使える奴は地味に多い普通の技だけどな。(笑)
……DQで云えばメラゾーマ、FFで云えばファイガ。
どこまで話が広がるのか、……ってな話ですが。
要するに、盆の終わりの彼岸明けです。
暦の上では処暑と云いつつ、いよいよ残暑も佳境。
そんなワケで、ここらで盆明けにまつわる、涼しい話題を一つ。
期せずして、アッチの四コマ漫画でも。
小早川凛子の誕生日はガン無視して、怪談編が地味に続いていたりして。(笑)
<今日の料理>
夏休み特別企画。
怪談、と、料理、の、コラボ。
「おばけ食堂へ、ようこそ」。
メニュー。
・お稲荷さん。(御狐さま。)
・おにぎり。(双口女。)
・かっぱ巻き。(河童。)
特に面白かったのが、かっぱ巻き。
レシピ。
1 : キュウリは天(ヘタ)地(尻尾)を落とし、1mm幅の輪切り。
2 : 輪切りにしたキュウリを、海水と同比率の塩水に、5分ほど、さらす。
(キュウリに塩が染み込んで、へにゃっとするまで。)
……その後、ぎゅーっと絞って、水気を切っておく。
3 : 巻き簾(簾の子)に海苔を敷き、ご飯を敷いて、2 : を並べる。そして、巻く。
「はい、できましたー♪」
ええ。
輪切りにしたキュウリの塩漬けで、かっぱ巻き。
いわく。
「キュウリは水分が豊富で、でも夏は塩分も取らなきゃ駄目でしょう?」、と。
「コレなら、エネルギーもミネラルも水も塩分も一度に取れるのよ」、と。
「一口サイズだから、食欲が無い時でも手軽に食べられるのが良し」、と。
「醤油を付けるのさえ億劫な時も、そのまま食べられるのが、また良し」、と。
まぁ、レシピや道理の説明も、然るコトながら。
怪談と料理のコラボ、ってワケで、調理の前に、ちょっとした小噺が挿入されまして。
『河童悲恋歌』。
概要。
河童に恋をした少女マキ、が、種を超えた結婚を親に懇願するのですが。
無論、そんなモノを親が認めるワケも無く。
父「まだ相手が哺乳類ならともかく、両生類と人類の色恋なんざ聞いた事も無ェ」
娘「河童さんは両生類じゃないわ!妖怪よ!!」
父「なおさら話になりゃしねぇ。せめて、天狗に恋すりゃ良かったんだ」
娘「河童も天狗も妖怪じゃない!……何が違うのさっ!?」
父「娘婿が天狗なら、義父としても『鼻が高い』ってモンだ。」
……そんなこんな、で。
哀れ、少女と河童の悲恋は、当然ながら成就せず。
夜な夜な、河童と少女は、池のほとりで互いを呼び合う日々。
「河童さーん!」「おマキー!!」
「河童さーん!」「おマキー!!」
「河童さーん!」「おマキー!!」
……どうよ。
……少しは、お寒くなりましたか?
……つーか、怪談じゃ無くて漫談ですよね。それ。(笑)
ともあれ。
コレはコレで、一夏の涼としては、なかなか小粋な一時だったワケですが。
フッ、と、気が付いたコト。
今日のテーマは『怪談レストラン』では、ダメだったのかなぁ、……と。(笑)
……まぁ、レストランで「稲荷寿司」や「河童巻き」を頼むヒトは居ないですからね。
……ィャ、問題点は、そこじゃ無いですね。(笑)
……要するに、他局の番組タイトルなので、大人の都合の版権が、どうのこうの。
実(げ)に恐ろしきは、姿も見えず形も無き、魑魅魍魎の類に非ず。
即物と利欲に目が眩み、時として実害をもたらすに至る、人間の業にこそ在り。