ぼんくれー…

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軸足を
踏み締めて、蹴る
「猫」と「龍」


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難波(浪花、浪速)の日。
『さくら大戦』では何気に最も影が薄い、真行寺さくらの誕生日。
キャプテン翼』の主人公、大空翼の誕生日。


まだ予選すら終わっていないのに。
もう、既にメダルを獲った気で大騒ぎのロンドン五輪のサッカー。
……の、旬な話は、完全にスルーして。
……大阪日本橋オタロード的なニュアンスで、足技を介して戦う女性の話。


連日酷暑の続く、この夏の某日。
とある近所の玩具屋さんのディスプレイで、面白いモノを見付けました。


小早川凛子 vs 里中千枝。


……とか、そうとしか表現しようがない、構図で。
……二体の『(たぶん)figma』が設置されてました。


互いの底意地と意固地を足先に籠めて交錯する、渾身のハイキック・バトル。
サンジ vs ボン・クレー、ぐらい、激戦っぽい雰囲気。


ええ、もう。
どこの同人の格ゲーか、と、思うぐらい迫真にして絶妙な配置で。
二者、向き合って、蹴足を交えて戦ってたんです。
小早川凛子ラブプラス)、と、里中千枝(P4)、が。


ィャ。
小早川凛子が足技で攻める、ってのは、リンカレだから分かるけど、さ。
(ただし。リンコの十八番は、ハイキックじゃなくてローキックだけどな。)
「……何故、リンコの対戦相手が、里中千枝?」とか思ったら。


知らない間に間に、世間では『P4』の格闘ゲームが出ているそうで。
それぞれのキャラクターが、一文、肩書きみたいな宣伝文句を背負っています。
「全身凶器の心無き戦闘兵器」。(アイギス)、みたいな。


……、で、『P4』の面々の肩書き、一例。
……一応、アニメで活躍していた面子の場合。


「鋼のシスコン番長」。(鳴上悠)
「難攻不落の『黒』雪姫」。(天城雪子)
「戦慄のガチムチ皇帝」。(巽完二)
「色欲の猛獣(ビースト・オブ・リビドー)」。(クマ)


どうよ、この説得力。(笑)
個人的には『アクセルワールド』なんかよりも格段に「黒雪姫」って単語に惹かれたですが。
それよりも何よりも、クマの説明文の説得力に吹いた。


そして。
「男勝りの足技系ドラゴン」。(里中千枝)


なるほど。
リンコとタメを貼れるほどの足技キャラだったノカ。(笑)


でも、足技系でドラゴンだったら。
『虎兎』の黄宝鈴(ドラゴンキッド)でも良かったんじゃなイカ
……とか思ったら、黄宝鈴の『figma』は存在してないっぽい。
ドラゴンどーこーは無視して、足技キャラだったら。
ファイアボールドロッセル御嬢様は、カポエイラの使い手だったケドな。


とか、そんなこんなを考えつつ。


小早川凛子 vs 里中千枝。


世の中には、面白いコトを考えて実行するヒトってのが、たくさん居るもんだ、と。


もし。
飾られていたのがアイギス vs ヴァンテ、とか、だったら。
そのヒトを屋上駐車場に呼び出して握手してたね、きっと。(笑)
……ィャ、ヤらないけどな。