ふろしき…

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いつの間に
福山潤
パワーキャラ?


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死の直視。
だからと云って、性格や価値観が急変する訳でも無く。
でも、やっぱり、心の奥底には今までとは異なる疼きが残り。
何とも寝覚めの複雑な、今日この頃。


……とか何とか云ってる間に間にも、世間では、いつも通りの時間が流れて。


そうですよ。
ロンドン五輪ですよ。
また、深夜アニメのタイムシフトが、デタラメに狂わされる時期ですよ。


ィャ、それはそれで、別に良いのですけれど。
テレビアニメ、っても、その活動の本質は商売ですから。
顧客のニーズが異なるだけで、オリンピックと似たり寄ったりですし。
スポーツにもアニメにも興味が無いヒトだって、世の中には、多いですから。(笑)


取り敢えず。
ザッ、と、週間番組表を眺めていて。
2012年の夏は、やたらと、深夜アニメの数が多い気がしつつ。
体感、通常にくらべて 1.3 倍ぐらい。
今まで何をやってたのか知らない時間帯にも、ひょっこりアニメが入ったり。
これまでは実写のB級ドラマ枠だった所に、ひっそりアニメが入ったり。


なんつーか。
特に、大阪MBS毎日放送)が、やたらと張り切ってる気がするのですけれど。
サンテレビKBS京都シノギを削る激戦区の時間帯に、がっつり、ぶつけて来て。
なのに、サンテレビKBS京都の閑散期には、MBSも深夜アニメ無かったりして。


アニメアニメな客層を視聴者層として取り込みたいのなら。
他所のテレビ局でアニメをやってない時間帯のスキマを狙えば良いのに、と。
MBSの番組時間枠を考えてるヒトは、バカじゃないかと思うのですが。
競合して顧客を奪おうとして、共倒れで、どっちも低迷して。
その成れの果ての一例が『まどかマギカ』ですよ。
他の局でアニメやってない時間帯に差し挟めば、圧倒的に一人勝ちだっただろうに。


終わったアニメの難癖を付けていても、しょーがないですね。
では、今季のアニメについて、改めて。
なんつーか。
確かに、数は、多い。
……てゆーか、粗製濫造?


「数さえ多ければ、それで良い」ってモンでも無いダロ。


ソードアートオンライン』や『トータルイクリプス』など。
生命の使い捨ての風潮に、今まで以上に嫌悪を抱きつつ。
その点については、気持ちが落ち着いてから、追々、ケチを付けるとして。


現時点での、それぞれの導入編を見ていて。
一番、気になったポイントを、一つだけ言及。
まだ始まっていないモノも多いので、あくまで、2012年7月9日の段階での、つぶやき。


境界線上のホライゾン、二期>


うん。
一期の頃から、ずっと、そうだったのですが。
「でっかい大風呂敷です」ってコトだけは、良く、分かりました。
…、が。
やっぱり、大筋で何が伝えたいのか、……が、まったく分からない。


例えば『まどかマギカ』の場合。
「事情や都合はどうであれ、誰かのためになるのなら、私は戦う。」


例えば『Fate(含、Zero)』の場合。
「そっちの事情や都合は知らん。私は、ただ、聖杯が欲しいだけだ。」


例えば『けいおん』の場合。
「音楽って楽しいよね!!」


例えば『化物語(含、偽)』の場合。
「君が正しいと感じている、その概念は、本当に『正しい』か?」


灼眼のシャナ』にしても『とある何々の四字熟語』にしても。
アクセルワールド』にしても『モーレツ宇宙海賊』にしても。
説得力の温度差こそあれ、何であれ「大筋」ってモノが見えるのですけれど。
(作品の本質的解釈では無く、あくまで、自分が楽しむ上での土台の指針。)
……ですけれど。
境界線上のホライゾン』には、まったく、それが無い。
どこに軸足を置いて、どっちを向いて見れば良いのか、分からない。
そんな感じ。
なまじ、中途半端に風呂敷(設定のバックヤード)が巨大なだけに、余計。
無駄が、多い。
無視しても良いファクターが、余りにも、多過ぎる。
だから。
決して看過してはならない作品の本質主軸が、どこに隠れているのかが、まったく分からない。


そんな感じ。


でも、まぁ、2012年の夏アニメ。
九割は「至極どーでも良い」作品ですが、一割は期待できるアニメも有ります。
殊、『うぽって』が期待どおりのノリだったので、これ一つでも満足です。
そして。
ちはやふる』の流れを受けて始まった『超訳百人一首』が、地味に面白いので。
(……ィャ。「百人一首」のカテゴリ以外に、まったく互換性も関連性も無いケドな。 / 笑)


しろくまカフェ』や『もやしもんリターンズ』などなど。
むしろ、萌えとバイオレンスの王道を突き進む典型的な深夜アニメ、よりも。
萌えもバイオレンスも何も無い、ナンセンスかつシュールな系統にハマりそうな、夏。