つうてんかく…

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『新世界』
通天閣
お膝元


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ある一人の男の、一芸一生に纏わる、数奇な天運の話。


……の前に、ちょっとした与太話。
……本日の結論は、最後の最後に集約しますので。
……以下、読む必要の無い、雑多な戯言が冗長に続きます。
……ィャ、いつものコトですけれど。(笑)


7月3日、波の日、七味の日。
ONE PIECE』の気象予報士、兼、航海士、ナミの誕生日。
そして。
エドワード・ウォン・ハゥペペル…(中略)…4世、の、中の人。
リコーダーとランドセル』で地味に暗躍していたオーガニック・ヒーリング・ミュージシャン。
多田葵さんの誕生日。


あと。
学情報誌の世界的権威『サイエンス』の創刊記念日、とか。
FMラジオでは比類無き長寿番組『ジェット・ストリーム』の放送開始記念日、とか。


『ジェット・ストリーム』と云えば。
いわゆる格安航空会社『ジェットスター』が、いよいよ就航したそうで。
『ピーチなんとか』を始め、日本の空の低価格競争が激化の一途。
……ってのは、結構なコトなのですけれど。
……なんつーか。
高速バスの二の轍を踏まないか、心配です。


ええ。
低価格化で無理を重ねたが故に発生する、ヒューマンエラーによる惨事の懸念。
縁起の悪い話、ってのは、口外しない方が吉なのですけれど。
逆に。
「考え得る悲劇のシナリオ」ってのは、事前に検証して予防するのが、義務でも有り。
死人が出る前に「『想定』される最悪のシナリオ」回避のために、尽力して欲しい所存。


夏も直前の、梅雨の只中に、辛気臭い話ってのはするモンじゃ無いですね。
では。
此処らで気持ちを切り替えて、明るい話題。


自今、世間では『東京スカイツリー』の話題で一色なのですが。
大阪府を代表するランドマーク的なタワーの一塔『通天閣』、が。
今年で、開業100年目だそうです。
……で、7月3日。
本日が『通天閣』開業記念日、ちょうど100年目の節目の日、なのだそうです。


1000円で、お膝元の新世界で、串カツ食べ放題フェア、とか。
(無論、ソースの二度漬けは、禁止っ! / 笑)
本日は「100周年を記念して、入塔料から100円キャッシュバック♪」、とか。
通天閣』の地縛神、もとい、土地神様のビリケンさんも、三代目にリニューアル、とか。
浪花名物「くいだおれ太郎」や「蟹道楽」が、節電に協力して機動停止、とか。
東京スカイツリー』と比較したら、小市民的で、みみっちいけれど。
逆に、大阪府民のアグレッシブな商魂と人情味の溢れるイベントが、目白押し。


元気が欲しいってヒトは、一度、物見遊山で来て頂ければ楽しい街かなぁ、とか。
アニメオタクのヒトも大丈夫。
通天閣』から北へ10分も歩けば、関西の秋葉原でんでんタウン」です。(笑)
ええ、いわゆる「難波オタロード」へも徒歩で行けます。
(気分的には「でんでんタウン」の一角だけど、地理的には微妙に別の空間らしい。)


で。
冒頭の話に戻ります。
ある一人の男の、一芸一生に纏わる、数奇な天運の話。


通天閣の膝元、と、云えば。
何気に、距離的には「難波オタロード」よりも遠いのですが。
云わずと知れた芸能(お笑い)の聖地、吉本新喜劇の殿堂、難波グランド花月
現在は『通天閣』100周年を記念して。
吉本新喜劇の100年間の歩みの歴史を、オムニバス超長期の続編舞台劇として。
毎月一本、合計十二本、次から次へと手を変え品を変え、絶賛公演中なのですが。


そんな、吉本新喜劇を代表する、大看板の一人。
池野めだか師匠、も、通天閣と同じ7月3日が誕生日なのだそうです。
なんつーか。
芸人、……ってのは、ここまで天運を味方に付ける数奇に恵まれているのなー、と。
コレで御年100才だったら、キレイに話がオチるのですけれど。
さすがに、そこまで、人生とは上手くは行かないモンでして。(笑)
けれど、まぁ、その辺の微妙な間のズレのサジ加減も、また、人生なのかなー、と。


諸姉諸兄が期待する抱腹絶倒を約束できるほどの大芸では無いにせよ。
日々の憂さを払拭する程度の呵呵大笑、一時ながらの愉悦と楽興は、大切だと思います。