♪謎の好きテン♪

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本日の575は、お休みします。


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毎度おなじみ、四季折々の風物詩。
六月、夏の好きテン。(春アニメの総括編。)
12年4月期は、予想外に当たり作が多かったので。
久しぶりに「多人数から10人に間引きする」と云う作業に追われました。
最近は「どうにか10人の体裁を維持するために追加する」作業に追われる事が多かった。


そんなワケで。
うにうに。が、今、好きなキャラを独断と偏見で10人列挙する恒例の企画。
社会学的な信憑性は何も無いので。
梅雨の雨音でも聞きながら、サックリと読み流して頂ければ幸いです。


♪第一位 : 高木ハツ江さん。(『今日の料理ビギナーズ』)♪


圧勝。
間違い無く、オブじイヤー第一位も、この人が獲るであろうイキオイ。
可愛いだけで無く、特筆した個性とスキルを持ち、たまーに毒を吐く、御茶目さん。
日本の年寄りは、斯く、こうであれと願う、トレンドリーダー。


♪第二位 : 小早川凛子。(『ラブプラス』)♪


期待していた『NEW』が、いささか、残念な出来だったので。
どうなるコトかと不安も禁じえない今日この頃、だったのですが。
同志同朋の長倉さんと佐々木さんのサポートもあり、どうにか、殿堂候補の面目を維持。
ィャ、NEWのリンコはMEWのリンコで、過去作とは異なる味があるのも事実です。


♪第三位 : ココ・ヘクマティアル。(『ヨルムンガルド』)♪


実際、このヒトに関しては、只の一度も言及したコトが無いのですが。(笑)
『カウボーイ・ビバップ』のスパイクと両天秤に掛けて釣り合うサイドワインダー。
他人の都合を黙殺する傍若無人と見せ掛けて、実は、むしろ、振り回され系のツンへタレ。
(間に間に、ヨナに甘えて癒されれば満足してるあたり、デレへタレと言っても良いかも。)
なんつーか、久しぶりに、伊藤静産の真骨頂を見た気がしまス。


♪第四位 : 加藤茉莉香。(『モーレツ宇宙海賊』)♪


ええ。
ラノベ界に何人も存在する、突っ走り系の美少女キャラのステレオタイプです。
別段、海賊として、魅力も、カリスマも、信念も、感じません。
なのですが、なんつーか。
スペースオペラ小説のヒロイン」としては、非の打ち所が無い、磐石のバランス感。
作品を壊すワケでも無く、作品に呑まれるでも無く、大黒柱として機能している安定感。
ジャスティ・ウエキ・タイラーに匹敵する、徹底したキャラ性の不動感が好き。


♪第五位 : ニャルラトホテプ。(『這いよれ!ニャル子さん』)♪


「最近はツンデレじゃ客が釣れないから、いっそ、デレデレにしてみました。以上。」
…………、的な。
もっと、こう、拾い所のコア度を活かして料理の幅も広がろうとも思うのですが。
一重に、原作者の、小説家としての無能ってコトで、結論が落ち着く不遇。
ただ。
コイツの醸し出す混沌(カオス)を阿澄佳奈さんに一存したコトで。
全ての中途半端の曖昧模糊を『混沌(カオス)』の一語で片付ける事が侭なるゴリ押し感。
その、一本気と云うか、一本槍が、なんか、好きです。


♪第六位 : シロクマ。(『しろくまカフェ』)♪


なんか。
小林幸子さんがどうのこうの、みたいな、御家騒動で大変っぽいですが。
人徳者っぽい涼しい顔して、サラッと周囲の雰囲気を打ち壊す、パワーキャラ。
それでも愛され信頼される、やっぱり、聖人君子の人徳者。
この人(熊)、絶対『アニマル横町』の住人に違いない。(笑)
ヤマナミさんは、シロクマさんの爪の垢を煎じて呑めば良い、とまでは言いませんが
ヤマナミさんは、シロクマさんの詰めの手練を見習えば良い、とは思います。


♪第七位 : ユー。(『これはゾンビですか?』)♪


鎧少女。以上。……って、ぉぃ。
ネクロマンシズム(死屍の娯楽化)の観点から見て。
たぶん、リビングメイル的なキャラにしようと思って失敗したのかなー、的な。
必然性も特筆個性も無く、ちまっと追加されただけの、在り来たりの萌え要因の追加。
ただ。
妄想の度合いに関しては、かなり、ぶっ飛んでます。
多重人格の密度の深さは、『まほらば』の青葉梢を超えるかも知れない。
歴々の萌え声優を大量に投与して、ようやっと、具現化が侭なるほどの贅沢な妄想熱度。


♪第八位 : ヴァンテ。(『クイーンズブレイドリベリオン』)♪


がおーん!(吠)
……おっと、失敬失敬。
シギィにしても、ミリムにしても、リリアナにしても。
クイーンズブレイド』のブランドバリューに甘えて、エロスも萌えも中途半端なのですが。
そんな中で、唯一。
絵師として、ネームバリューを超える創作屋の底意地を見せたキャラだと思います。
……ィャ、まぁ、ただ単に「機械少女が好きだから贔屓」ってだけの話ですケドね。(笑)
……ユィットに関しては、上記と同等の難癖を抱いて見ています。
クイーンズブレイド知名度に胡坐を掻いてテキトーに片付けました、的な。)


♪第九位 : メロエッタ。(『ポケットモンスターBW』)♪


誰っ!?
ホミカさん、カミツレさん、シロナさん、アザミさん。
メイン以外の女性キャラ層も、地味に、味の深い美女揃いのポケットモンスターなのですが。
何だかんだ云っても、やっぱり、モンスターに萌えてこそ、ポケモン
メロエッタは、ジラーチマナフィに類する「伝説のポケモン」の一人なのですが。
「女の子モンスター」としての魅力だけを評すれば。
ラルトスキルリア)、クチート、に並んで、ボクを虜にしてしまいました。
ミジュマルポッチャマが心を奪われて喧嘩するのも分かる気がするなァ。


♪第十位 : 龍亞。(『遊戯王5D's』)♪


ジャキーン!(叫)
……おっと、失敬失敬。
最終的には、強いのか弱いのか分からない、お子ちゃまスタンス、で。
終盤の架橋の熱気を地味に妨害する邪魔者で、嫌われていたりもするのですが。
(べつに龍亞の成長に関するエピソードなど無くても、ストーリーは成立する。)
最初の頃は、なんつーか、もう、最弱どころの騒ぎじゃない御邪魔虫なのですが。
不思議と、その頃の龍亞は、逆に、好かれていたりもしました。
一生懸命の押し売りがウザイ、……って、アンチの声も在るには在るのですが。
なんつーか、最初の頃は素直だったのかなー、と。
「勝ちたい」「負けて悔しい」だけが行動原理だったから、分かり易かったのかも。
ボクも、パワーツールドラゴンに溺れる前の、弱いなりに頑張る龍亞が好きです。
……え?
……龍可?
……誰それ???
ィャ、無論、龍亞(兄)より龍可(妹)の方が好きですよ。ええ。(笑)
ただ、精霊界編の頃の龍可は、龍可であって龍可では無いので、黙殺。
龍可が龍可として真価を発揮するのは、ダグナー編からだと思います。


<総評。>
龍亞の話が、無駄に、長い。(笑)
何かしら、相応の思い入れがあるのなら、別の日に改めて書けよ。俺。


連載の無期限休載の一騒動もあった『しろくまカフェ』。
おかげで、シロクマさんの毒と含みに、もっと深いモノを勘繰ったりもしてしまうワケで。
隠し味はニンニクだけじゃなくてミョウガも入ってます、程度の。
ともあれ、こうも奥底が深いキャラに見えてしまうのが、何とも不思議な錯覚。
どちらかと云うと、ヤマナミさんぐらい、サラッと話を持って行く系だと思ってた。


基本、大人の女性キャラには、まったく食指が動かないボクですが。
ココ(ヨルムンガルド)にしても、シロナ(ポケモン)にしても。
場合によっては、芯の強い大人の女性にドキドキしてしまうコトもあるもんだ、と。
卜部(『謎の彼女X』)とか黒雪姫(『アクセルワールド』)みたいなのは、ノーサンキュー。
「こう云うの好きでしょ?」って作り手の押し売り系は、どうにも、性に合いません。
黒雪姫はともかく、卜部は、何かしらポテンシャルを感じるんですケドね。
夏の終わりの好きテンで、ひょっこり、謎のランクインを果たす可能性もアリ。(笑)
一回見ただけでは、どうにも、あのシュールで下劣な「ヨダレ美学」は腑に落ちません。


そんな感じ。
さんかれあ』とか『氷菓』とか『夏色キセキ』とか。
むしろ、季節を跨いで七月ごろから見直してみたら。
九月の好きテンで、リバイバルで、ランクが浮上するキャラも居るかも。
特に。
『あっちこっち』は、何となく、冬に見たら評価が大きく好転する気がする。