ばすぴえ…

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止め処無く
トロイメライ』の
繰り返し


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基本、著名人には「〜〜さん」付けを強いている当ブログなのですが。
本日は、グループ名だったり、芸名の兼ね合いだったり、サジ加減がややこしいので。
敬称の有無に関しては、語感だけを寄り代に、ファジーに徹します。
ファジー
文脈や段落によって、「〜〜さん」を付けたり付けなかったり、テキトーに。


そう云えば。
きゅりーぱみゅぱみゅの「歌唱力」に最初に注目したのも。
もしかしたら、ラジオメディアだった気がする。
♪ぽーいぽーいぽぽぽーい、……の、頃。


……ィャ、まぁ。
昔っから、モデル界では神位のスペシャリストだったですが。
モデル界の外の芸能界では「ただの痛い人」扱いの、事実上、無視でして。
時折、(芸人扱いで)チラッとCMに出るか、出ないか、ぐらい。
♪つーけまつーげまつげまつげー、……あたりですか?
♪あんアンあアンあん、……あたりですか?
「この痛キャラ、只者じゃ無ぇ!?」って、テレビメディアが注目しだしたのは。


ぶっちゃけ。
ボク個人としては、未だに「只の痛キャラ」だと思うですが。(笑)
モデルとしても、そのセンスには多大な疑問視を抱いているですが。
「歌唱力」に関しては、ラジオメディアに通用するディーヴァだとも思います。
いっそ、モデル業や芸人仕事を捨てて、歌手に一徹すれば良いのに、とか。
……でも。
……歌手一本に絞ったら、即効、芸能界から消えるだろうなー、と。
……仕事を選ばない貪欲な売名欲こそ、あの人のトリガーだと思う。


そう云えば。
ももいろクローバーZも、随分と、テレビに出て来る様になりましたね。
そもそも、何の意味も無い、語尾のZの一文字は。
マジンガーZ』人気に肖ってアニメファンを釣るためのレトリック、で。
ある意味、AKB48よりも。
よほど「オタクを相手とする商売」に徹しているですが。


どうなんですかね、実際。
AKB48(含、姉妹集団)にしても、ももクロZにしても。
音程、リズム感、発声量、発音活舌、……に関しては、平均以上に上手です。
昭和のアイドルとは比較にならないぐらい、上手です。
沖縄アクターズ関係、や、初期のモーニング娘。ぐらい、上手です。
なのですが。
なのですが。
なぜか、これだけ、大量に歌い手が集まってるのに。
ハーモニーや和声には、まったく、無頓着な集団でして。
だから。
音楽的に一辺倒のワンパターンで、固定ファンからしか相手にされない。
……百歩、譲って。
……ももクロZは、スタンスの自由度が功を奏してアニメの仕事が増えてます。
……ポケモンみたいな国民的アニメにも抜擢されるほどの、躍進。


でも。
無関心層は、やっぱり「ふーん。…で?」って感じ、で。
ミーハーか信者ぐらいしか、その存在を重視していません。
(ミーハーと信者に喧嘩を売って反応を乞い、楽しむ、アンチも含める。)
(たた、アンチ層は、存在そのものに関しては、本質的には無関心。)
(AKB系も、ももクロZも、話題にしても反応が乏しくなったら捨てる。)


前説が長くなりましたが、本題は、ここから。


最近。
頻繁に、ラジオで、パスピエの『トロイメライ』を耳にします。
ヘビーローテーション、って奴ですか。
一ヶ月かけて、ラジオ局が総がかりで一つの楽曲商品を押し売りする企画。(笑)


中考介さん、秦基博さん、馬場俊英さん、などなど。
ヘビーローテーションから掬い上げられて大成した歌い手は、多いワケで。
コブクロaiko、……なんかも、そのカテゴリに入れて良いと思います。
それぐらい、幸先に絶大な期待を寄せられている、パスピエ


まぁ、多くは語りませんが。
気になるヒトは、一度、検索を掛けてみれば。
相応、面白いモノが見られるかも知れません。
殊、初音ミクの音楽文化に精通しているヒトが、見れば。
「あー、ボーカロイドに毒されたニコ厨の類か」ってのが一発バレで。(笑)
……そう云う意味で『面白いモノ』。
……隠しても、誤魔化しても、にじみ出てしまう、センスの本質。


たぶん、この七月あたり。
テレビメディアを介して、皆さんも、頻繁に触れる機が増えると思います。
パスピエの『トロイメライ』。
厳密には。
トロイメライ』だけは、やたらと、聴く、……と云うか。
二年後、存在と楽曲を忘れる程度の捨てキャラ、……と云うか。
そんな感じの、ニューカマー。
初見のインパクトが強いけど、そこから奥まで届かない。


……、で。
一昔前の「ビジュアル系」が、そんな感じで売ろうとして、頓挫したワケですが。
(音楽よりも、まず、見た目で記憶に焼き付けようとするアプローチ。)
…………、で。
世の中に「見た目が素っ頓狂なヒト」が増えたので。
最近は、視覚的にアプローチするのは難しい、ってんで。
………………、で。
パスピエが選んだ商業的アプローチ方法は、「謎」の押し売り。
えーと。
『Automatic』の頃の宇多田ヒカルさん、みたいな。


メンバーの顔や実態を伏せ、セールスプロモートは仮想に一任して。
「何コレ、誰が歌ってるの???」って感じで、食指をそそる芸風。


無論。
それが罷り通るぐらい、音楽性は、やたらとスゴイのですが。


反面。
「謎」の押し売りのせいでイロモノ視されて、音楽が無視されているのが。
なんだかなー、って感じにも、思えます。


機会があれば、記憶の片隅に留めて置いて下さい。


パスピエ


ひょっとしたら、あるいは、いつか。
アニメソング界にも踏み込んで来るであろう、電脳世界の、謎のディーヴァ。
どうなんですかね。
よもや、チャットモンチー、中考介さん、秦基博さん、などなど。
ジオメディアで高評価の歌い手が、続々、乱入して来ている音楽産業ですし。
一般音楽じゃ相手にされないからアニメに逃げる、ってのも、考えられますが。
……まぁ、贔屓目は置いといて、素直な感想として。
……アニメソングに映える、初音ミク関係っぽいデジタルテクノだと思います。