おやこ…

   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


子もいつか
親と呼ばれて
慕われて


   ※   ※   ※   ※   ※   ※   


特に、何か、特別な日ってワケでも無い、六月の半ば。
強いて云えば。
桐生一馬加持リョウジ、など、背中で語る漢の誕生日。


あっ、あと。
モーニング娘。辻希美さんの誕生日。
加護亜衣さんと二人三脚で頑張ってたけど、諸事情で単騎と化した禍福波乱の人物。
小学生の頃にチヤホヤされた余熱に未だ酔い痴れる、痛いヒトなのですが。
……否、それ以上に。
子供が大人になる社会学的リアリティを、厳然粛々と、地で突き進む『強い』人間。
アイドル(ジャリタレ、ママドル)としては、痛々しいので目の毒だと思っていますけれど。
「人間の女性としては、尊敬している」と云う、強烈な二律背反を抱いています。
結論だけを云えば、未熟なボクにとっては人間として見習うべき点が多い、良妻賢母の鑑です。


ちなみに。
今年の6月17日は、太陽暦の都合によって、いわゆる父の日。
親の心、子は知らず。
逆も、また、真なり。
子の想い、親は聞く耳を持たず。


父は、背中で子供を育てる、……なんて言葉もありますが。
逆?
子は、父の背中を見て育つ、……でしたっけ?


ガンダムAGE〜キオ編。〜>


まぁ、どっちにしても。
親の「弱さ」と「強さ」に苛立つ、ある家族の、宿命的な確執。
父に限った話では無く、むしろ、この場合。
今件に関して、一切、何も口出ししなかった母の方が『強い』のかな、と。


そう云えば『無責任館長タイラー』も三代記だったなぁ、……とか。
三代目が主役の頃は、もはや、タイラーは完全に別人でしたケドね。
父になっても、爺ちゃんになっても、修羅場になると取り乱して我を忘れるフリット、は。
ある意味、人間としての芯が、しっかりと固定されているのかなぁ、と。
……悪い意味で。(笑)


そんな、パニック性の癇癪症候群を持病に持つフリット。キオの祖父
何かと優柔不断の情緒不安定、万年厨二病のアセム。キオの父。


どっちもダメだ。この父子。(笑)


そんな「どっちもダメな父子」の血を受け継いだ、孫のキオが拉致られた、とかで。
さらわれた子(孫)を助けに行くとか行かないとか、で、悶着を起こす祖父と父。


なんつーか。
自らの意で父親を見限って、自分の意思で海賊へと転身したんだろう。アセム
だったら。
爺ちゃん無視して、手前勝手に、自分のセオリーで息子を助けに行けば良いのに。
なんだって、一刻を争う急務の際に、爺ちゃんの御伺いを待つのか、……とか。
軍の子飼いの海賊集団(シーマ海兵隊、みたいな)にせよ、私団にせよ。
此処ぞって場面では、衆意は無視して、私意で動いてこその海賊だと思うぞ?


ソースが『モーレツ宇宙海賊』なのか『海賊戦隊ゴーカイジャー』なのか。
どっちが論旨の基軸なのか、それによって、説得力が180度ほど異なる気もしつつ。(笑)
つーか。
そもそも、宇宙海賊を何だと思ってるんだ。アセム


そして、フリット
祖父として、息子以上に、孫を溺愛したくなる気持ちは、世論総意で共感する。
しかし、だからこそ、院政まがいに軍を牛耳るゴッド・ファーザーなのであれば。
コレについても、世論総意の全員一致で、進言しますケド。


落ち着け。爺ちゃん。


……ホント、どっちもダメだ。この父子。