しがつごう…

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コツ、一つ。
楽しく、美味しく、
作るだけ。


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『レタスと海苔のシャキシャキシーザーサラダ』(うにうに。流)。
レシピ。
1 : 板ベーコン 2〜3枚 を 2〜4cm 幅の短冊切りにする。
(予算に余裕があれば、厚めのベーコンやハムや叉焼をサイコロ切りしても良い。)
2 : フライパンで、サッと炒める。
(油は、お好みのモノを小サジ 1 程度。何も無しに肉の脂で素焼きにしても大丈夫。)
3 : 皿にベーコンを上げて冷ましてる間に、レタスと海苔をちぎってサラダボールへ。
4 : 醤油、ミリン、酢(ゴマ油 or オリーブオイル or ラー油)、好みの薬味を別の小鉢に敢える。
(市販のドレッシングでも良い。好き好きで、青紫蘇でも、ゴマでも、イタリアンでも。)
→ サッパリ系が好きなヒト向け。
※ : マヨネーズ、シーザードレッシング、サウザンドアイランド、は、もったりする。
→ 舌に重量級のコクが欲しいヒト向け。ただし水気で味が濁るので、量の見極めがシビア。


5 : 調味料を和えつつ、パルメザン(粉)チーズやクルトンを散らせる。
(この肯定は、無視しても良い。)
※ : ベーコンや叉焼やハムも、別に、無くても良い。桜海老やシラスを代用しても良い。


「はい、できましたー♪」


<今日の料理>
平素、ボクは、人様に「この本がオススメ♪」みたいなコトはしないのですが。
珍しく、今日は、読者各位にオススメの本を紹介。


・自炊で一人飯の機会が多いヒト。
・弁当男子(もちろん、女子も)を目指してるヒト。
・いつも、肉や野菜の「火の通り」、調味料のバランス、などで困ってるヒト。


……こんなヒトに、オススメの一冊。


NHK出版『今日の料理』2012年4月号。(税込み530円。)
特集「ひとりごはん60選(仮)」。


ボクが、常々、厨房で考えてるコトを。
ゴタク抜き、純然たる技術論だけに徹してレクチャーされてる、究極のハウツー本です。
この一冊があれば、一生、食べて行ける気がしまス。(笑)
……ああ、それと。
……先日、紹介した「猫耳」についても掲載されてまス。


気になったレシピを、いくつか、抜粋。
……以下の3品は、全部、有元葉子さんの紹介によるモノ。


『ヒジキのピリ辛炒め』。
1 : フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクの香りを立たせる。
2 : さらに唐辛子を投入して、辛味を染み込ませる。
3 : 水で戻したヒジキを投入して、サックリと炒める。


『ワカメの塩炒め』。
1 : フライパンにオリーブオイルを敷き、熱する。
2 : オリーブオイルの香りが立ったら、水で戻しておいたワカメを投入。
3 : 味が弱い様なら塩を足しつつ、一分間ほどサッと炒めて、すぐ上げる。


『レタスと海苔のシャキシャキサラダ』(有元流)。
1 : ボウルに、レタスを食べ良くちぎる。
2 : さらに海苔を散らせて、オリーブオイルを、ふんだんに塗す。
3 : 味が弱い様なら、醤油などで整える。
※ : 「2 : 」「3 : 」は、オリーブオイルや醤油で無くても、市販のドレッシングで良い。


……。
……おい『Moco'sキッチン』。(笑)
……有元センセは、速水もこみち氏の熱狂的なファンですか?(笑)


一説によれば『Moco'sキッチン』が始まるより、ずっと昔から。
有元女史のオリーブオイル使用量は、ハンパ無かった、……とかで。
むしろ、速水もこみち氏が、有元葉子センセの熱狂的なファンなのか、と。(笑)


ともあれ。
他にも、別の先生が紹介している料理の中に。
しらすのオリーブオイル漬け』、……なんてモノも有ったり。


なんつーか。
オリーブオイル、って、調味料の一翼として。
日本の国営放送局も公然と存在意義を認めて重視する程の社会権があるんですか?(笑)
……食材として、ゴマ油に匹敵する程の。


ともあれ。
ボクが普段から作っている料理が、うっかり、紹介されていたり。
試しに作ってみたら、美味しさ以上に、その手軽さに驚愕したり。
(『電子レンジ豚丼』、とか。)


なかなかにして、興味深い料理方法が、満載されてまス。
……『今日の料理ビギナーズ』とは別冊扱いなのが、腑に落ちないケドな。
つーか。
『今日の料理ビギナーズ』は、図書館で借りればコト足りるケドな。(笑)
別段、ハツ江さんの漫画が読めるワケでも無いし。
半分は番組レシピだったけど、半分は、雑多なコラムだったし。


ちなみに、有元葉子センセによる『オリーブオイル3品祭』だった日。
『今日の料理ビギナーズ』では。
鶏のムネ肉のオリーブオイル炒め、アルミホイル巻き蒸し、……でした。
……さすが、見目は昭和でも、中身は今時のおばあちゃんな高木ハツ江さん。
……流行にも、敏感なのね。(笑)