ぶたたま…

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歯に付いた青海苔
気にしたら負け


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(5+5)+(5+2)=17文字、変則定数自由律。
季語は「青海苔」。季節は、夏。 
……ィャ。ホントか、ウソか、知らんけど。(笑)


もとい。
お好み焼きには、大別して『関西風』と『広島風』があるそうです。
ソースは、ウィキペディア
モノが、お好み焼きだけに、ソースがどうのこうの。


……。
……ゴメン、何でもない。(笑)


で。
第三説によると「関東風」とか云う派生もある、らしいのですが。
ウィキペディアでは、カテゴリとしては認められていない、らしく。
地域による特性誤差、……として、サクッと無視されています。
(『関西風』基軸の東京アレンジ。)


一説によれば。
・箸で食うのが、「関東(東京)風」。
・ヘラで食うのが、「関西(大阪)風」。
……とか、デタラメな知ったかぶりが横行している、ネット情報網なのですが。


ヘラで食うのは「もんじゃ」の派生で、むしろ、関東(東京界隈)の作法だっつーの。
(成型が緩いので、箸で取ろうとしても、摘まめない。)


箸で食うのは『広島風』の亜流で、むしろ、関西(大阪以西)の作法だっつーの。
(「焼きそばと同時に食う」のが前提で、ヘラでは、焼きそばが一緒に食べられない。)


……、と、こんな感じの諸説紛々。
何が真実で、何が「オレ情報」なのか、まったく事実が分からない、カオス。


そんな中で、万民が納得している、絶対的な事実。


『関西風』。
生地(タネ)と具を、一緒に混ぜて、一緒に焼く。
(豚玉、など、肉の順序が前後する例外もアリ。)


『広島風』。
生地(タネ)を敷き、具を積み重ねて、生地(つなぎ)を上乗せする。
焼きそばの有無は、作法とは別の問題。
(『関西風』の場合、焼きそばが入ると「モダン焼き」と名称が変わる。)


つまり。
・生地と一緒に焼く。(関西風)
・生地を焼いて、具を乗せる。(広島風
……この、二派。


ウィキペディアが「関東(東京界隈)風」を、カテゴリとして認めていないのは。
生地と一緒に焼く『関西風』として「もんじゃ」が類するから、なのかなァ、と。
(ボウルに、生地と具を予め混ぜてから、鉄板に流し込んで、焼く。)
(コレが、ボウルに生地だけ入ってて、生地を焼いた上から具を流し込むと『広島風』。)


つまり。
箸で食おうが、ヘラで食おうが、どっちがどちらでも構わない、らしい。(笑)


つーか。
コンビニやスーパーの惣菜、や、縁日のテキ屋、では、何だろうが箸で食うからね。
「ヘラで食う」ってのは、鉄板を目の前にして焼けたと同時に喰う、専門店志向の流儀。


スマイルプリキュア


キュア大阪さんキュアサニー、赤)、お好み焼きについて、斯く、語りき。


……なのですが。


焼き上がったお好み焼きを、十文字に、斬る、とか。


……キャア大阪さんお好み焼きが、父親の一子相伝だと仮定した、として。
(厳密には、見様見真似による独学で、弟も手解きがあるっぽいので「一子相伝」では無い。)
……ともあれ、キュア大阪さんの「お好み焼きの作り方」の模範たる、父親は。
……一体、どこで、お好み焼きの修行を積んだのだろう、と。(笑)


鉄板の出来合いの専門店志向であるコトを踏まえて『関西風』をヘラで食う場合。
ちなみに、作中では、然も当然の如く、全員が箸で食べてましたケド。(笑)
「物語の舞台が関東なので、箸で食っていたのは自然の流れ」とか、諸説が考えられるので。
食べる側の「箸」と「ヘラ」の東西の作法差については、今は、無視。


ともあれ、鉄板を眼前に、『関西風』を食う場合。(ヘラ、箸、含めて)
満月が欠けるかの如く、端(円周のフチ)から、削って、食うのが、大前提であり。
「十文字に斬る」ってのは、まったく、別の地方の作法です。


つまり、逆に考えれば。
キュア大阪さんお好み焼きの作法は、大阪で磨き上げられたモノでは無いのです。
箸で食おうが、ヘラで食おうが。
「十文字に、斬った」、から。
「円形を、端から、食べなかった」、から。


……とか、ね。
……ボクも大阪人のハシクレだから、お好み焼きについて、斯く、語ってみましたが。


実は。
既に、放送終了直後から、各所で。
キュア大阪さんの「ピザ切り(十文字斬り)」は、水面下で、問題視されていたらしく。


結論としての、ボク自身の自論の押し付けのダメ押しの追撃は、自重しますけれど。
それは、それとして。
ボク自身の小理屈を度外視して、今件を総合的に鑑みて、改めて思ったコト。


『関西風』であれ『広島風』であれ。
お好み焼き、ってのは、国民的な料理なんだなァ、……と。
それを踏まえて、今一度。
たまゆら〜ひととせ〜』を、今一度、改めて見てみるのも楽しいかも知れない。
……あの作品のお好み焼き、は、本当に『広島風』なのか、とか。(笑)