るくぷる…

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コブクロ
レミオロメン
一区切り


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東京事変が、来る閏日(2月29日)に解散するとか、活動を休止するとか。
……と、こんな感じの話題を振っても。
当ブログの読者の、おおよそ半分ぐらいのヒトは。
「いきなり東京事変とか言われても……」って感じなのかしら。


ひょっとしたら、そもそも東京事変が何なのか、すら、知らないヒトも居たり。
気になるヒトは「椎名林檎」で検索して下さい。
音楽性の見地で云えば、ALI PROJECTが好きなヒトなら、食指が動くかも。
つーか、ほぼ、みんな、知ってる気もしつつ。(笑)
興味の有無はともかく、アーティストとしては有名ですし。


そんな感じで。
コブクロ
レミオロメン
アニメソングには直結しないけど「名前と代表曲ぐらいは知ってる」的な。


♪こなぁ〜ゆきぃ〜


……とか、ね。
そんな感じで、いきなり解散したり、休止したり、ってな話題が気になる自今。
アニメに限らず、一般的な音楽シーンに於いて。


別段、だからと云って、特別な思い入れがあるワケでも無く。
ラジオや何かで「えっ!?」って思って、三分後には忘れてしまう程度の話なのですが。
三分後に忘れてしまった後、三日後に、同じ話を耳にして「えっ!?」って思ったり。
……そんな感じの繰り返し。


折りしも立春、出会いと別れの季節ですからね。
活動を休止したり、解散したりするグループもあれば。
いきなり、完全復活や活動再開を表明したりするグループもあったりして。
真逆の意味で「えっ!?」ってな話も、チラホラ。


ジュンスカイウォーカーズ、とか。
まったく、ボクの日々の中で、彼らの音楽に意識が向くコトなぞ無かったのに。
ラジオで、完全復活のニュースを耳にした瞬間。


♪スタート〜スタート〜


数十年前の、彼らの代表曲の1フレーズが、即座に脳内再生された不思議。


なんつーか。
音楽、……って、不思議だなぁ、と。
今の今まで、まったく、記憶の奥底から完全消去されていた記憶が。
何かのキッカケで、ヒョイと思い出される不思議。
そりゃ、数十年の間に、ラジオやテレビで、何度か再生されていたりしたので。
断片的に、記憶の片隅に、ずっと残っていたりする都合もあるワケですけれど。


穿った考え方をすれば。
活動休止中も、折々、メディアを通じて彼らの音楽が流れるワケで。
その間、広告費や制作費は抑えつつ、知名度だけは無費で維持し続けるコトが侭なり。
ある程度、年月が経ってから「復活したよー!!」って大々的に発表すれば。
その爆発力は、小額の宣伝費でも、数倍の効果が見込まれるワケで。
……それを狙ったステルス・マーケティングの一環なのかなァ……なんて。(笑)


ステルス・マーケティング、ってのは、そもそも。
「一般客のフリして、企業関係者がこっそり好適な宣伝するコト」では無く。
「宣伝とは思われない事象を、上手に、宣伝として活かすコト」であり。
人目を引くために、敢えて、全盛期に動きを止めて注目を集める宣伝効果。
そして、休止中にも、コンスタントに知名度を維持し続ける宣伝効果。
……で、活動再開時の爆発的なインパクトによる宣伝効果。
そんなこんなの、総合的な『宣伝活動』全般ですから。


ネットで配信したり、テレビでCMを打ったり、雑誌のインタビューに応じたり。
普通のヤリ方では、まともに音楽シーンから注目されない自今。
行き詰まりを言い訳にした、間接的な逆宣伝なのか。
動きが止まっている間に、更なる飛躍に向けて、エネルギーを温存するのか。


ともあれ。
2月2日、夫婦の日。


考えてみれば。
Le Coupleだって、人知れず、離婚を期に活動休止していたりするワケでして。
ええ、もう。
「夫婦」って意味のフランス語を冠して、夫婦愛を謳っていたギターデュオが、ですよ。
正直、あの人たちは、もう二度と人間愛を謳う資格など無い、とも思いますけれど。
片や、何かの拍子に、恋愛とは毛色の異なる親愛が契機となって。
フッとしたキッカケに、また、再結成したりするのかな、……とか。


結び付くにしても、離れるにしても。
どちらにしても、一人では侭ならない、人間関係の機微であり。
結び付くにせよ、離れるにせよ、どちらの機微も『絆』ですから、……ね。


出会いと別れは、同等相応、掛け替えの無い大切な事象なのかしら。