なべ…
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熱々の
鍋を囲んで
ほっこりと
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愛妻の日。
愛菜(あいさい = まな)の日。
1、と、I、が、似てる……からって。
「愛妻」はともかく「愛菜」はどうかと。(笑)
芦田愛菜ちゃんの人気に、穿った難癖を付けるつもりは無いですが。
「人気がある時はチヤホヤと持ち上げてから、いきなり落とすのが、オトナ」って。
往年の名子役の一人、加藤清史郎クンも、世に苦言を呈しているワケで。(笑)
カッコワライ。
如何にもソフトバンクのCMらしい、風刺と毒と気の利いた、持ち前の時事ネタなのですが。
せっかくなので、野菜に関する話。
……と云うか、せっかくなので、「愛妻の日」とも絡めて。
……冬に野菜を美味しく食べる王道、鍋に纏わるエトセトラ。
<今日の料理ビギナーズ>
北海道の「石狩鍋」。
鮭とジャガイモをメインに味噌仕立ての出汁で煮る、冬の醍醐味の一つ。
秋田県の「きりたんぽ鍋」に匹敵する、日本のS級グルメです。
……S級とかA級とかB級とか、グルメにランク付けする意味も、良く分かりませんが。(笑)
……「知るヒトぞ知る」をB級と査定した場合、「誰もが知ってる」と云う意味でS級。
石狩鍋。
北海道の食材がフンダンに盛り込まれた、言わずと知れた鍋なのですが。
味の決め手は、実は。
鮭でも、ジャガイモでも、味噌でも、無く。
バター、……なんですよね。
文字通り、まさに、醍醐味。
「醍醐」、って、乳製品全般ですよね?
アレ、ヤギ限定だったかしら?
ともあれ。
そりゃ、鮭や、ジャガイモや、味噌や、食材の旨味の坩堝なのですが。
バターの有無に関しては、あんまり重要視されていない気がする石狩鍋。
酪農による乳製品も、また、北海道を代表する食材の一翼であり。
北海道の食材を、余す所無く堪能するのが、石狩鍋の本懐であり。
(とうもろこしの存在も、地味に、でかい)
だから。
どうして各種グルメ番組では、石狩鍋を語る折々、バターを無視してるのかなぁ、と。
ウチ(大阪府)で、石狩鍋っぽい鍋を作る時には、普通に入れてましたから。バター。
『今日の料理ビギナーズ』で改めて「ココが極意!」と、念を押されていたのを見て。
バターの重要性を、改めて、考えるべきだよなぁ、……と。(笑)
この辺に関しては、北海道に在住する知人が居るので。
いつぞ時間があれば、がっつり、御当地の意見を拝聴したい所存でも、ありますが。
「美味しく食べられれば、どっちでも良いです(w」って、はぐらかされそうな。(笑)
大らかな大地に育っただけあって、大らかな人間だからなぁ。
感謝、と、空腹。
どんな料理にしても、「美味しく食べるコツ」は、この二点が大きいと思いつつ。
「美味しく作るコツ」は、また、話が違って来ますケド。
余談。
キムチ鍋の、シメ。
誰が最初に言い出した事か知りませんが、いつの間にやら。
「王道は、中華麺ってコトになっている」っぽい話を、聞かされました。
ええ。
ボクは、と云うか、当家は、鍋のシメは白米の雑炊、一択なので。
うどんとか、中華麺とか、小麦粉でシメるって発想が無いワケで。
キムチ鍋にパスタ、とか、キムチ鍋チーズフォンデュ、とか。
エバラの『キムチ鍋のもと』のCMに見る、つるの家の食卓事情に関して。
ぶっちゃけ、個人的な反感が、ものすごく大きいのですが。(笑)
キムチ鍋の残り汁で、シメの、白米雑炊。
ボリュームとしては申し分ナシ、しかし、やはり、何かが違うらしく。
中華麺派の人々には、些か、不評であったりするのですが。
それでも。
隠し味にチーズを入れる、と云う、一手間に関しては、好評でして。
『ピリカラ韓国風リゾット』と説明すれば、味の想像をして頂けるかしら?
補足。
白米雑炊でシメる場合、コクを出すために、普通は「溶き卵」を使うのですが。
ピザ用チーズをちりばめて、パルメザン(粉)チーズで仕上げて香ばしさを出す。
……けれど、料理上の存在意義は「溶き卵」と同等の効果です。
……キムチの辛味、と、チーズの塩気、が、旨い塩梅に融和するっぽい。
それを考えると。
キムチ鍋にパスタ、とか、キムチーズフォンデュ、とか。
つるの家の食卓でヤっている事も、アレはアレで、有りなのかなぁ、……と。
高木ハツ江さんも、キムチ鍋のシメは中華麺だそうですが。
それよりも、高木家の石狩鍋のシメ。
こちらも、やはり、ラーメン(残り汁で、味噌バターコーンラーメン)なのだそうで。
なるほど、鍋のシメに中華麺ってのは、やっぱり王道なのかしら。
そもそも、まず。
石狩鍋は、ビギナーじゃなくて、エキスパートの料理だと思うですケド。(笑)