たべろぐ…

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自分家で
食べるカレーが
世界一


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なんつーか。
そりゃ、多数決の原理ってのは、相応、説得力と信憑性のあるデータです。
例え、それが、第三者の意図によって捏造された偽造の数値であったにしても。
その数字を「真実」と誤認させる、と云うのは、ただのペテンとは道理が異なります。
……ィャ、まぁ、ペテンだけどな。(笑)


食べログ』のヤラセの話。
見向きもされない「いらない子」な店が、注視着目のためにウソの好評を依頼した話。
それを生業とする、『好評カキコミ屋』(ペテン集団)の話。


……と、言っても。


食道楽には、まったく興味が無いボクとしては。
「バカじゃん?」の一語以外に、感想の余地なんぞ、無いワケなのですが。(笑)
何としても、自分の店をネットで底上げしようと外法に走った料理屋が、バカ、では無く。
ペテンにカマけて、悪銭を稼ぐ『好評カキコミ屋』が、バカ、では無く。
食べログ』の存在そのものが、バカ。


食べログ』に限らず、『るるぶ』だか『ミシュラン』だか。
あんな感じの「ここの店、美味しいよ♪」的な情報商売は、総じて、バカ。
……それを実職業としている人々には、土下座で謝罪の意を、併せて明記しておきます。


ィャ、違うな。
その手の第三者情報が無いと、自力では食道楽も楽しめないミーハーが、バカ。
ペテンとか、ヤラセとか、それ以前の問題ですよ。
何が美味しいのか自力で判断ができないのなら、塩おにぎりでも食べてれば良い。
沢庵が良いのか、シバ漬けが良いのか、意外とキムチが合うのか。
まずは、そこから味覚を鍛えて、永い年月を掛けて、舌を鍛えて出直して来い。


何が美味しいか、何が不味いか、なんて。
自分の身体で判断しろよ。大人。
足で探して、目で見極めて、鼻で嗅ぎ分けて、耳で聞いて、舌で味わえよ。自分で。


情報誌に載ってる店を多数決で判断しても、さ。
その店で食べた料理を舌苔が感知した味なんて、さ。
「美味いモノを食べた気がする」ってだけの、幻想ですよ。
時間とカネの無駄、ですよ。


ィャ、でも。
料理が趣味のヒトは、こだわるんだろうなぁ。
『R-15』と『ロウきゅーぶ!』ぐらいの大差があるんだろうなぁ。


逆のモノサシで考えれば。
趣味が食道楽、アニメには完全に興味が無いヒトの目には。
『R-15』も『ロウきゅーぶ!』も、『そふてにっ!』と同じに見えるんだろうなぁ。(笑)


つまり。
食道楽に興味が無いなら、今件に対して、ボクには口を出す資格は、無い。
黙ってろ、俺。……ってな話に、落ち着くワケで。


食道楽、ってのは。
アニメと同じ感じで、また、それはそれで奥の深い領分なのかしら。


それを踏まえて。
今件、もう一つ、気になった点。


「いつも使ってますよ。信じてたけど、ちょっと残念ですよねー」みたいな。
食べログ』の信憑性ってのは、相応、意外と、高いらしいのですけれど。
その元締が、悪名と偉名を併せ持つ、彼の『価格.com』だそうで。


悪名。
価格.com』の情報は、どの分野であれ、こうしたヤラセの作為が横行している
偉名。
圧倒的多数の商品情報を、ものすごく合理的に可視評価できる画期的なシステム。


なんつーか。
価格.com』が管轄するネット情報を、真実として鵜呑みするのかよ、と。
「あのサイトには、真実よりも虚偽の方が多い」と前提して見るのがセオリーだぞ?
圧倒的多数のウワサの中から、確実情報を探すのが醍醐味の、クチコミサイトなんだぞ?


スマートフォン(i-Phone)の拡充に併せて。
「ネット情報の暗黙の真実神話」も、併せて、ネット初心者に蔓延しているのが。
何とも、物騒な世の中だと震撼した次第。


ネットの中に情報を書き込んでいるのは、人間なのだから。
性善説に則り、真実だけを書くヒトも、います。
性悪説に則り、情報の全てが虚偽だと糾弾するヒトも、います。
「真実だよ♪」と言いながら虚偽を撒き散らす、偽善者もいます。
「まっ、冗談かも知れないけど」と言いながら真実を穿つ、義悪者もいます。
何も考えないで、何の価値も無い与太話を書き殴るヒトも、います。


ネットに溢れる情報、ってのは。
日常、平素、人間が発する雑談程度の価値しか無いのです。
雑談の中には、真実も、有為も、無為も、虚偽も、色々なモノが含まれます。
……それと同じモノなんですよ。ネットの海の底に転がっている情報ってのは。


とか。
そんな、小学生レベルのインターネット・リテラシーを。
まったく、意識も自学もしていないヒトが。
スマートフォン(i-Phone)を介して、情報をヤリトリする電脳社会、ってのが。
なんつーか。
バカじゃん?、……と。


自分に価値のある情報を搾取する、目的と技術が無いヒトにとって。
スマートフォン(i-Phone)は、タブロイド紙と同レベルの安物でしか無いワケで。
それでも、人々は、執拗に。
高度な未来型情報端末に縋り付いて、アイデンティティを確立する必要があるのかねぇ。


「みんなが持ってるモノだから、私も持ってる」みたいな。
昭和の小学生のファミコンとかゲームボーイとか、その程度の価値しか無い気がする。
今、スマートフォン(i-Phone)を介して、人々がヤリトリしている情報の価値は。


人々よ。
そんなに、情報が、必要ですか?