あまはみう…

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甘い、キス
そして二人は
結ばれて


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みう「じゃあ、期末テストの勉強、私の家でする?」
新吾「みう先輩の家、……ですか?」
みう「そうだよー。みう先生だよー」
新吾「み、みう先生……」
みう「私のお母さん、その日は家にいないから……その……」
新吾「ええっ!?」
みう「だから、その……二人で、いっぱい、しようね♪」


ましろ色シンフォニー


前説。
みう先輩は、新吾に全裸を見られた過去もあったりしまス。
以上。(ぉぃ。)


……ィャ、まぁ。
……エロゲ原作のアニメだし、その辺のサジ加減は、察して。(笑)
……で、親が不在の勉強会の当日。


結子「私ねぇ。本当は、教師になりたかったのよねー♪」
新吾「そ、そうなんですか……」
みう「……って、お母さん!今日は居ないって言ってたのに、どうして居るの!?」
結子「(無視して)新吾クン、私の事は結子先生って呼んで♪」
新吾「ゆ、結子先生、……?」
結子「じゃあ、保健体育の勉強から始めましょうか♪」
新吾「えぇえぇー!?」
結子「そうねぇ……じゃあ、受精と妊娠について♪」
みう「ダメ!それは私が教えるの!!」
新吾「えぇえぇえぇーッ!?!?」


まぁ、こんなモンですよね。(笑)


……、と。
こんな感じの、王道と云うか、ワンパターンと云うか。
予定調和な寸止めエロスが、このまま、グデグデ続くのかと思っていたのですが。


冷静に考えてみたら。
愛理、アンジェ、紗凪、桜乃。
これまで、何度と無く嗾けられた、それっぽい色仕掛けを。
うりゅー君は、割りとサクサクと回避しながら。
みう先輩に対してだけは、割りと、ガチで、エロフラグを順当に展開して来たワケで。


病気の見舞いで家に上がったり。
親御さんに二人の恋仲を認められたり。(交尾まで薦められて照れたり)
風呂上りに、全裸を見たり。
二人きりの部室で『ラブプラス』的なスキンシップや、ミニキスなんかも。


すげぇな、うりゅー君。
ハーレムアニメの主人公のクセに、脇目も振らずに、みう先輩の一択かよ。(笑)





そんなワケで、物語も、いよいよ終盤戦。
エロゲ原典のアニメにしては、珍しく、割りと実直にアダルトシーン。
……っても、そこはテレビなので、超えてはいけない一線に対する配慮も踏まえつつ。





新吾「んっ……」
みう「んっ……はぁ……」
新吾「みう先輩……」
みう「ね、もう一回、キスして」


リフレイン・キスかよ!
ラブプラス』かよッ!?





新吾「んっ……先輩、みう先輩!」
みう「新吾クン……も、もう一回、キスして」
新吾「んっ……」
みう「んっ……」
新吾「……。」
みう「ねぇ、もっと。……もっと、キスして」


エンドレス・キスかよっ!?
ラブプラス+』かよっ!?!?


ええ、もう、時間にして、5分弱のキスシーンでしたけど。
そのまま、その後は(18禁)を想像させるほどの、甘い、甘い、キス。
……つーか。
……『ラブプラス』とは異なる作品で見ると、こんなに生々しいのな。
……エンドレス・キスって。(笑)





……で、こんな感じの1場面の間を置いて、エンディング。
……白猫のぬいぐるみが「ミウ」、黒猫のぬいぐるみが「シンゴ」。


なんつーか。
ここまで小気味良く、ストレートにエロゲをアニメ化できるってのも、珍しいと云うか。
そりゃ、「萌え」とか、そう云うのに興味の無いヒトが見れば、ドン引きなのでしょうけれど。
放送倫理と道徳の範疇で、上手に、夜伽(ラブシーン)を纏めたもんだ、……と。
しかも、限られた1クールの中で、一人だけに照準を絞って、真摯に、徹底的に。


うりゅー君、マジ、リア充
二回、死ね!!(違っ……)