わんちぇく…

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幸福の
地へと還った
いい夫婦


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いい夫婦の日
国民的な良妻賢母の金字塔、フグ田サザエさんの誕生日。
慈愛のヨガマスター、ダルシムの誕生日。
音楽界の第六天魔王、高らかに博愛を謳歌するキング・オブ・プロデューサー。
シャイニング早乙女(CV : 若本則夫さん)の誕生日。(誰?)


……とは、言うモノの。


たぶん、二年後か三年後には「結婚生活五年前後の節目に、破局」、的な。
芸能界にて、爆発的に、離婚が増加する気もしまスけどね。
グラビアアイドルとか、芸人とか、婚期を焦って最近に結婚した人々の破局、が。


見てて分かるじゃないですか。
落ち目の女性芸能人が、売名のために結婚した、って。
……で、結婚の話題にも売名効果が無くなったら、今度は離婚で再売名、って。
願わくば、離婚じゃなくて、出産などの明るい話題で売名に勤しんで欲しいモノですが。
子供が生まれた後の離婚、なんて、もっと悲惨な事例も多数あるワケで。


無論。
正等清廉な夫婦関係を形成して、家族を尊重して、絆を大切にする。
芸能人であれ、そうした真面目な人々の方が、圧倒的に多数派ですから。
そこの部分は、読み違えないで頂きたい所存。
一方で。
結婚を、売名として使う芸能人も意外と多いのも、また、事実。


いい夫婦の日に、なんて話題を振てんだ。俺。
あんまり縁起の悪い話ばかりもアレなので、縁起の良い話題も。


東京都の、神田だか、蒲田だか。
いわゆる「お一人さま」用の、個室カラオケ、ってのが。
自今、ちょっとした注目を集めています。


……ィャ、「お一人さま」て。
……だから、いい夫婦の日だってばよ。(笑)


ええ。
いい夫婦の日、に、ちなんだ話題です。


さて、昭和のラブソングの一つに『神田川』なる名曲がありまして。
あなたは、もう、忘れたかしら?
「覚えてる」「忘れた」以前に、そもそも知らないってヒトも多いかしら。(笑)


簡単に説明すると。
一人暮らしの生活空間に二人で身を寄せ合う、ある、清貧ステディのラブソングです。
一歩、間違えば『昭和枯れすすき』的な、かなり、経済的に逼迫したカップルです。
それでも、二人は、幸せです。
……「幸せでした」、なのかな?
旋律が悲哀で、歌詞が意味深なシチュエーションで終わるので。
「深読みすれば、歪曲的な失恋ソングだ」と解釈するヒトも、いますケド。
多くの人は、清貧の中で苦楽を分かち合う、若い恋人たちの健気だと認識しています。


さて。
東京の神田で開業した「お一人さま」用の個室カラオケボックス
具体的な設備が、どうなのか、仔細は知りませんが。
二人で一室に籠もり、二人の世界に浸り、楚々と愛を育む、……的な。
そうした別目的の新規ニーズが、近い内に、開拓されるのかなー、とか。


一人で楽しむ目的の空間を、二人で共有するカップル。
カップルなのに一人分の経費しか工面できない、その理由は。
清貧。
昭和の「貧しさ」とは質が異なりますが、平成の「貧しさ」に起因する、貧乏。


大量の金銭は、むしろ、人間の心と生活を不幸に貶める、と云う人生の機微を。
大王製紙の三代目が、見事に、実例として顕示してくれたワケですが。


男女の幸福は、決して、金銭による物では無い、と云う人生の機微を。
幸福の地ブータンの国王夫妻が、真摯に、日本国民に訓辞して下さいました。


本日の結論。


愛だろ、愛。


夫婦よ、幸福であれ、……なんて、カッコ付ける気は無いですが。
家族よ、幸福であれ、……とは、切に思います。