お願いランキング。(3)

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※ : 本日の 575 は、休憩しまス。


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方々で大問題の「テレビ朝日の声優ランキング」、第三談。
ヤング声優編。


まずは、ボクの能書きを素っ飛ばして、以下を見てもらいましょう。
箇条書なので、敬称略。


1位 朴ロミ(39)  鋼の錬金術師エドワード・エルリック
2位 沢城みゆき(26) HUNTER×HUNTER(クラピカ)
3位 関智一(39)  ドラえもん(骨川スネ夫
4位 宮野真守(28)  DEATH NOTE夜神月
5位 平野綾(24)  涼宮ハルヒの憂鬱涼宮ハルヒ
6位 入野自由(23)  遊☆戯☆王ZEXAL(アストラル)
7位 竹内順子(39)  NARUTOうずまきナルト
8位 水田わさび(37) ドラえもんドラえもん
9位 豊崎愛生(25)  けいおん!平沢唯
10位 木村昴(21)  ドラえもんジャイアン


……ええ、もう、なんつーか。
方々での物議が各所炎上するのは、至極、当然の道理ですよね。(笑)
この順位の根拠に、社会学的な信憑性が、カケラも無いもの。


前談、再三に渡り「アンケートに投票した全員の名簿が見たい」と吠えたのも、コレが理由。


事務所の権力抗争。
先輩後輩、おともだち票、知名度への睥睨、仕事以外での距離、などなど。
そうした力関係が、神の見えざる手が、どう作用して、上記の結果に至ったのか。
それが、まったく、一切合財、不透明。


なんつーか。
いわゆる、政治に対する世論調査みたいに。
無作為に選出した国民1000人に電話でアンケートを集計した方が、マシです。(笑)


ネットの反響の中で、特に、多かった意見が。
やはり、露骨な、ドラえもん贔屓。
関智一さんが認められるのは、まだ、分かります。
……が、少なくとも、確実に言えるのは。
能登麻美子さんや川澄綾子さんより、木村昴さんが認められるなんて、絶対に、無い。


水橋かおりさん、後藤邑子さん、伊藤静さん、などなど。
釘宮理恵さん、田村ゆかりさん、堀江由依さん、などなど。
戸松遥さん、花澤香奈さん、阿澄佳奈さん、などなど。
杉田智一さん、小野大輔さん、神谷浩史さん、福山潤さん、などなど。
そうした人々を差し置いて、木村昴さんが相応に認められるなんて、絶対に、無い。
同業者が選んだのであれば、尚更。


ただ、水田わさびさんに関しては。
個人的には、テレビ朝日の不自然な押し売りには、大反感ですが。
その余波で、否定的なコトばかりを書いていたのですが。
自分の暴論を自分で否定する、ものすごい矛盾の論旨から整理しますが。


声優の一人、……として、実直に見た場合。
あの経験の浅さ、で、ドラえもんの重圧を一人で背負う心意気は、尊敬に値すると思います。
懐古の盲信者とか、ネットの軽はずみな罵詈雑言とか、そうした物を一身に受けて。
逃げるに逃げられぬ悪意の矢面に、しかし、真っ向から受けて立つ、声優のプロとしての覚悟。
その一点をこそ、心から、尊敬したいと思います。
その一点をこそ、同業者から評価されたのであれば、上記の結果も正当だと受け捉えます。
(陰謀説や不透明を度外視して、誠心と善意だけを一徹して、純粋にランキングとして見た場合)


余談。
各所、ネットの意見の中には。
そりゃー、豊崎愛生さんや平野綾さんに関する難癖も多かったのですが。
その大半が、某2ちゃんねるの副次的集客を目論んだ、アフィリエイト詐欺サイトなので。
本家本元の総本山『2ちゃんねる』(含む、壺)の意見が、すべての意見の根幹となっているワケで。
似たり寄ったり、賛成も反対も、『2ちゃんねる』の意見に寄ってる部分が多いです。
……それか、自由奔放に、自分の意見を表記しているサイト、や、ブログ、は。
……ボクがやっている様な、いわゆる、チラシの裏。(笑)


まぁ、何にしても、
ネットの意見は、ネットの意見で、それはそれで信用できない事情を踏まえて頂いて。
話半分に、読み飛ばして頂ければ良い、与太話。
……ボクの自論より『2ちゃんねる』の派生サイトの方が、もっと面白い話が見られます。(笑)


ともあれ。
気になった、少数意見。(引用につき、敬称略)


宮野真守さんが「イケメン声優」と紹介された件。
……ぶっちゃけ、賛否ともども、どうでも良いと思いました。(笑)
……雛壇バラエティーに於ける『イケメン』の定義なんて、こんなモンだろう、と。



沢城みゆき女史の扱いが、第二位なのに、ものすごくオザナリ(1分未満)だった件。
……コレに関しては、何気に、難しい話なのではないかしら……、とか、感じました。
……テレビ製作者側が「名前しか知らん。テキトーに紹介しとけ」と切ったのか。
……あるいは。
……沢城さん側が、ランキングなどと云う沽券を冒涜する企画にボイコットを起こしたのか。
(名前と簡易職歴以外、その番組内で自分に関わる全ての肖像権の使用を禁止した、……のか)


※ : 沢城さんの実務的な社会的地位から、そこまでの権限は無いだろう。
→「だから、テレビ局が、オザナリに軽んじて扱った」派。
※ : 謎が多い声優さんだからこそテレビとしては好奇で晒したいのに、肩透かしを喰わされた感。
→「沢城みゆき、放送権力に対して底意地のクーデター!?」派。


……どっちなんでしょうね、実際は。
……それこそ、本人に直々にインタビューしてみたい、……と言うのが、ボクの本意です。


入野自由さんの扱いには、総意、ほぼ全員が納得の件。
……ただの一言も、賛成も、反対も、見ませんでした。
……と、言うか。
……「『ゆるゆり』の赤座あかりの中の人だろ」なんて意見も、ありました。(笑)
……現実世界にも、存在感を消す才覚に長けたステルス体質のヒトって、実存するんですね。


平野綾さんへの、前時代的で不自然なワッショイがひどい件。
豊崎愛生さんのゴリ押しが、どう考えても第三者圧力な件。
……ボクとしては、両者ともども、この件に関しては、ノーコメント。
(平野さんに関しては、日高のり子さんのコメントが例外的に気になった事は前日に表記)
……つーか。
……この番組のツッコミ所は、そんな、ミーハーしか見ない低レベルな着目点は、論外。(笑)


などなど。


輪るピングドラム』の高倉(兄)を見る限り。
木村昴さんが平均的に注目されるのは、少なくとも三年ほど後かな、とか。
どっちかと云うと、BL畑で育ててあげた方が伸びる気もする、とか。
ランキングそのものはインチキでも、ちゃんと声優仕事を考えて見ているヒトも、多く。


なんだかんだ言っても、声優ってジャンルは。
中途半端なメジャーに邪魔をされつつも、玄人志向のコアも集まるジャンルなのだなぁ、……と。
インターネットの感想を見ていて、捨てたもんじゃない、と、改めて実感。


色々なヒトが、様々な角度から、見てる。
その坩堝に、久々に、触れた実感。
……うっかり指先を火傷した、程度の、危険な刺激もありました。(笑)