さいばーてろ…

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そのメール…
本当に開けて
大丈夫?


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国家の存亡を左右する程の重大機密では無いにせよ。
国政に纏わる資料や情報が、サクッと盗まれたかも知れない、……とかで。
永田町が、今、右往左往の驚天動地です。


つーか、国会議員の人々が、何よりも気にしているのは。
「この一件が、次回の選挙で悪印象になって票が割れる」、とか。
しょーもない目先の不安ばっかり、気にしていらっしゃるみたいなのですが。(笑)


自分が預かっている情報が、どんなに重要なモノなのか、自覚していない。
だから、軽々しく扱って、サクッと盗まれる。
……ですよねぇ。
……だって、ウィルスメールを迂闊に開示したコトによって感染したって事は。
……それだけ、セキュリティに対して無頓着でも構わない意思の表出でしょう。


油断と怠慢による、うっかりミスなのか。
「国会のパソコンは、電子セキュリティは万全って事になってる」的な、安全神話か。
どちらにしても。
ウィルスに感染した議員は実名報道して、社会的制裁を受けるべきだと思う次第。
減俸とか、停職とか、厳重注意とか訓告とか、実制裁でも良いのですが。
今後、二度と、公務員職に就けないぐらいのペナルティを枷せば良い。


でないと。
また、おなじ轍のミスを踏み、おなじ事態が繰り返されますよ。


一般常識を知らなかった、バカなんだから。
普通会社の一版会社員なら、下手すりゃ、解雇どころか、警察から事情聴取ですよ。
守秘義務違反、または、個人情報保護条例違反)
(今回は盗まれた情報の質が重大なので、書類送検まで発展する可能性もアリ)
……つーか。
……そんな人間を多数決で国家公務員にする、議会制民主主義が諸悪の根源ですが。(笑)


だって、アレでしょ?
例えば、今回の事件を、もう少しだけ、スケールダウンして仮想すると。
教師が、児童の個人情報を、盗まれたってのと、同類の事件でしょ?
そして、その場合。
盗まれた教師は、実名で報道されて、罪に問われて社会的制裁を受けるでしょ?


教師か、国会議員か。
児童の個人情報か、国政に関する重大情報か。
……その、違い。
……むしろ、国会議員が国政情報を盗まれた案件の方が、質が重大なので。
……情報の重質に比例して、重質に合う重大な社会的制裁を枷せ、って話。


総理大臣だか、経済産業大臣だか、どっちか知りませんが。
……エダノさん、と、ノダさん、って、見目と声質が似てるから、ややっこしいよ。(笑)


「この事件を受けて、速やかに、官民一体となって対応を急ぐ所存」とか。


それを聞いて。
ああ、もう、絶対に日本はダメだと確信しました。


つーか。
少なくとも、サイバー外交戦略だけを限定して見ても。
根本的な部分の認識を、まったく理解する気が無い。


電磁空間の情報戦争の場合。
相手より先に、コチラから手を打つ「先手必勝」が最低限の常識なのに。
コレを現実の戦争論に置き換えて考えると。


「国土に爆弾を落とされたから、反撃準備の検討を急ぐ所存」、と。


それぐらい、ナンセンス。
でも。
それぐらい、危機。


政治アナリストでも無いクセに、御大層だな。俺。
一介の市民のモノサシに批准して、現実目線の話をしましょうか。


この手のサイバーテロの場合。
情報を盗もうとしているのは、往々にして、異国の人々でして。
筆記内容が現代日本語だろうが、一瞬で、その国の言葉に翻訳されてしまいます。


ここで一人のネチズンが考えた、画期的な、暗号戦略。


「機密文書は『旧かなづかひ』で書けば良いんじゃね?」


二葉亭四迷の『浮雲』以前の近代言語構成で。
可能であれば、原典『源氏物語』とか原典『平家物語』ぐらいの古語構成で。


……一見、バカ丸出しの素っ頓狂な発想なのですが。


・諸外国の他言語圏が、日本語から自国語へ翻訳するのが格段に難しくなる。
→現在の最新鋭の翻訳ソフトの設定では、古語を「的確な現代語」に変換できない。
(俗に『わびさび』と呼ばれる核心部分を、相手に読み解かせない情報防衛)

・日本語圏の人々は、迅速かつ簡単な教育で、古語を習得できる。
→いざ実行の段となった際、具体的、現実的、早急に対策を遂行できる。


ィャ、まぁ。
実際に「古語による情報防衛」を推奨する気は無いですが。(笑)


なんて云うか、今後の情報戦争に於いて、日本にとって必要なのは。
こうした「『バカ』な事を迅速に考えて実現できるヒト」なのかなぁ、と。


それこそ。
「音楽情報も電磁分解して、高速インターネットでマーケットにしてしまおう」、とか。
とてつもない『バカ』を、次々と、実現可能に遂行させた、稀代の情報戦略家。
スティーブ・ジョブズ氏、……みたいな。


それぐらいの天才でないと、日本の情報戦争は、どうしようも無いよね。
物理的なセキュリティの問題点の対応よりも、何よりも。
まず、それを動かす人間の意識改革をしない事には、どうしようも無いって意味で。


電子産業の申し子、と云うより、一会社の最高責任者のマネジメント能力、として。
スティーブ・ジョブズ氏に匹敵する、経営力が必要なのかなぁ、と。
……株式会社『日本』(仮)を民事再生させるためには。