ふいうち…

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終わらない『日常』の始まり、再度。


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発想の斜め上45度から、見事に、不意を突かれた話。
右か左か知りませんが、あの絶妙の間合いをこそ「斜め上45度」と呼ぶのだと思います。
あるいは、『しあわせの角度』。


……『しあわせの角度』って、斜め上45度だったっけか?
……まぁ、良いか。


チマチマと出揃いつつある、2011年の10月期アニメ。
耳でアニメを観賞するボクとしては、やはり。
個人的な前期待どおりのサウンドを魅せてくれた『P4』が良かった、でした。
……まぁ、サウンドスケープの観点に立って、アニメうんぬんの話をするのなら。
……サンテレビの早朝再放送の『名探偵ホームズ』を超える物は、無いですが。


なんつーか。
『P4』の、鋭角的で、デジタルポップな感じの、それでいてピリピリする雰囲気の音が好きです。
そうだよなぁ。
最近のアニメ、って、作中のBGMには、あんまり気ィ使ってない気がするよなぁ。
近期では唯一『神様ドォルズ』が、サウンドトラック的に素晴らしかったけど。


ともあれ。
声優的には『C3』より『ましろ色シンフォニー』が気になる不思議。
我等が小野涼子さんが主役、しかも時代遅れのツンデレを演じる、と云うのだから。(笑)
どんな大人の都合が作用したのか知りませんが。
この後に及んで「ツンデレ御願いします」と無茶振りされて、辟易の涼子たんは、一興。


視覚的には『マケン姫』かなぁ。
この御時世に気合いの入ったパンツ描写も然るコトながら、むしろ隠し方より見せ方が、味。
パンツを隠すとバトルの迫力の邪魔になる部分では、「見せる」。
日常パートでオタクのハァハァ期待値が高い部分では、「隠す」。
……こうした演出面での職人気質が、日本のアニメ産業に存在していたコトに、純粋に歓喜です。


なのですが。
今季、個人的に、もっとも気になった作品。


たぶん月曜日、夕方17:00、サンテレビ
(曜日がまちがってたら、後日、訂正します。)
ある意味、この時間帯に、アニメを放り込むと言うのも豪気ですが。
その枠に収まったのは、一頃、世間を座巻した、深夜アニメの話題作。


『日常』(再)


ええ、モノが『日常』なので。
それに関して云うコトがあれば、一語だけでしょう。





どゆコトっ!?




よもや、まさか。


アニメ第一期の本編、全終了後に、半年掛かりの壮大なオチを持って来るとわ。(笑)


「その発想は無かった」が売りの『日常』に相応しい、超絶規模の後日談。
なんとも、あらゐけいいち作品らしい、完全に死角からの突発サプライズ。


やるじゃん、サンテレビ
……もしKBS京都だったら、水上麻衣みたいに冷淡な口調でツッコんでスルーして下さい。(笑)